エリザベート王妃国際音楽コンクール
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エリザベート王妃国際音楽コンクールは、ベルギーのブリュッセルで開催されるピアニスト、ヴァイオリニスト、声楽家及び作曲家のためのコンクールである。
[編集] 概要
1951年、ベルギー青少年音楽院の創設者ルネ・ニコリが提唱し、ベルギー王妃エリザベート(故アルベール1世の王妃で、同年に即位したボードゥアン1世の祖母)の名を冠して創設された。前身は、ウジェーヌ・イザイの名を冠したイザイ国際コンクールである。第1位の賞金については、2006年の作曲部門が10,000ユーロ、2007年のピアノ部門、2008年の声楽部門、2009年のヴァイオリン部門がそれぞれ20,000ユーロである。
[編集] 開催年と入賞者
- 1937年(ウジェーヌ・イザイ国際コンクール)
-
- ヴァイオリン部門(12位まで)
- 第1位 ダヴィッド・オイストラフ(旧ソ連)
- ヴァイオリン部門(12位まで)
- 1938年(ウジェーヌ・イザイ国際コンクール)
-
- ピアノ部門(12位まで)
- 第1位 エミール・ギレリス(旧ソ連)
- ピアノ部門(12位まで)
- 1951年
-
- ヴァイオリン部門
- 第1位 レオニード・コーガン(旧ソ連)
- ヴァイオリン部門
- 1952年
-
- ピアノ部門
- 第1位 レオン・フライシャー (アメリカ)
- ピアノ部門
- 1953年
-
- 作曲部門
- 第1位 ミハウ・スピサック(ポーランド)
- 第7位 諸井誠
- 作曲部門
- 1955年
-
- ヴァイオリン部門
- 第1位 バール・セノフスキー (アメリカ)
- ヴァイオリン部門
- 1956年
-
- ピアノ部門
- 第1位 ウラディミール・アシュケナージ(旧ソ連)
- 第10位 賀集裕子
- ピアノ部門
- 1957年
-
- 作曲部門
- 交響団部門(3位まで)
- 第1位 オラツィオ・フィウメ(イタリア)
- 室内楽団部門(3位まで)
- 第1位 ミハウ・スピサック(ポーランド)
- 交響団部門(3位まで)
- 作曲部門
- 1960年
-
- ピアノ部門
- 第1位 マルコム・フレージャー (アメリカ)
- ピアノ部門
- 1961年
-
- 作曲部門
- 交響楽団部門(3位まで)
- 第1位 アルベール・デルヴォー(ベルギー)
- 室内楽団部門(3位まで)
- 第1位 ジョルジオ・カンビッサ(イタリア)
- 交響楽団部門(3位まで)
- 作曲部門
- 1964年
-
- ピアノ部門
- 第1位 エフゲニー・モギレフスキー(旧ソ連)
- ピアノ部門
- 1965年
-
- 作曲部門
- 交響楽団部門(6位まで)
- 第1位 ルドルフ・ブルーチ(ユーゴスラビア)
- ヴァイオリン協奏曲部門(3位まで)
- 第1位 ヴィルヘルム・ゲオルク・ベルガー(ルーマニア)
- 交響楽団部門(6位まで)
- 作曲部門
- 1967年
-
- ヴァイオリン部門
- 第1位 フィリップ・ヒルシュホルン(旧ソ連)
- 第5位 鈴木秀太郎
- ヴァイオリン部門
- 1968年
-
- ピアノ部門
- 第1位 エカテリーナ・ノヴィツカヤ(旧ソ連)
- 第10位 内田光子
- ピアノ部門
- 1969年
-
- 作曲部門
- 交響楽団部門(6位まで)
- 第1位 ニコラ・ベルイユ(ルーマニア)
- ピアノ協奏曲部門(3位まで)
- 第1位 レイ・ルーク(アメリカ合衆国)
- 交響楽団部門(6位まで)
- 作曲部門
- 1971年
-
- ヴァイオリン部門
- 第1位 ミリアム・フリード (イスラエル)
- 第3位 藤原浜雄
- ヴァイオリン部門
- 1972年
-
- ピアノ部門
- 第1位 ワレリー・アファナシエフ(旧ソ連)
- 第6位 神谷郁代
- ピアノ部門
- 1975年
-
- ピアノ部門
- 第1位 ミハイル・フェールマン(旧ソ連)
- 第9位 花房晴美
- ピアノ部門
- 1976年
-
- ヴァイオリン部門
- 第1位 ミハイル・ベズヴェルフニー (旧ソ連)
- 第5位 石川静
- ヴァイオリン部門
- 1978年
-
- ピアノ部門
- 第1位 アブデル=ラーマン・エル=バシャ (レバノン)
- ピアノ部門
- 1982年
-
- 作曲部門(第1位のみ)
- 第1位 ジョン・ウィークス(イギリス)
- 作曲部門(第1位のみ)
- 1983年
-
- ピアノ部門
- 第1位 ピエール=アラン・ヴォロンダ(フランス)
- 第11位 梅根恵
- ピアノ部門
- 1987年
-
- ピアノ部門
- 第1位 アンドレイ・ニコルスキー(国籍なし)
- 第2位 若林顕
- 第5位 仲道郁代
- 第7位 三木香代
- ピアノ部門
- 1988年
-
- 声楽部門(12位まで)
- 第1位 アガ・ヴィンスカ(ポーランド)
- 声楽部門(12位まで)
- 1989年
-
- ヴァイオリン部門
- 第1位 ヴァディム・レーピン
- 第2位 諏訪内晶子
- 第7位 菅野美絵子
- 第8位 鈴木裕子
- 第9位 杉浦美知(アメリカ合衆国出身)
- ヴァイオリン部門
- 1991年
-
- 作曲部門
- 第1位 パトリス・シャルロー(フランス)
- ピアノ部門
- 第1位 フランク・ブラレイ(フランス)
- 第7位 坂井千春
- 作曲部門
- 1992年
-
- 声楽部門(12位まで)
- 第1位 ティエリー・フェリクス(フランス)
- 声楽部門(12位まで)
- 1995年
-
- 作曲部門
- 第1位 ジョン・ウィークス(イギリス)
- ピアノ部門(6位までとファイナリスト6人)
- 第1位 マルクス・グロー(ドイツ)
- ファイナリスト 佐野えりこ、塚本聖子
- 作曲部門
- 1996年
-
- 声楽部門(6位までとファイナリスト6人)
- 第1位 スティーヴン・ソルターズ (アメリカ合衆国)
- 声楽部門(6位までとファイナリスト6人)
- 1997年
- 1999年
-
- 作曲部門
- 第1位 ウルヤス・ヴォイット・プルッキス(フィンランド)
- ピアノ部門
- 第1位 ヴィタリー・サモシュコ(ウクライナ)
- ファイナリスト 永野 秀樹、高橋礼恵
- 作曲部門
- 2000年
-
- 声楽部門
- 第1位 マリー=ニコル・ルミュ(カナダ)
- 声楽部門
- 2001年
-
- 作曲部門
- 第1位 ソレン・ニルス・エイヒベルグ(デンマーク・ドイツ)
- ヴァイオリン部門
- 第1位 バイバ・スクリデ(ラトビア)
- 第6位 小野明子
- 作曲部門
- 2002年
-
- 作曲部門(第1位とファイナリスト4人)
- 第1位 イアン・ムンロー(オーストラリア)
- 作曲部門(第1位とファイナリスト4人)
- 2003年
-
- ピアノ部門
- 第1位 セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(ドイツ)
- 第5位 松本和将
- ファイナリスト 岡本麻子
- ピアノ部門
- 2004年
-
- 声楽部門
- 第1位 イウォナ・ソボトカ(ポーランド)
- 作曲部門
- 第1位 ジャヴィエル・トーレス・マルドナード(メキシコ)
- 声楽部門
- 2006年
-
- 作曲部門
- 2007年
-
- ピアノ部門
- 2008年
-
- 声楽部門
- 作曲部門
- 2009年
-
- ヴァイオリン部門
(明記のない場合、入賞者の数は前回同部門と同じ。但し開催予定のものを除く。)
(入賞者は第1位と日本人を記載している。)