ウルトラマンダイナの登場怪獣
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ウルトラマンダイナの登場怪獣（ウルトラマンダイナのとうじょうかいじゅう）は、特撮テレビ番組『ウルトラマンダイナ』に登場した架空の怪獣、宇宙人、ロボット、その他の生物の一覧である。 なお、並び順は登場話数順。
劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』およびビデオ版『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』の登場怪獣についてはそれぞれの項目を参照。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 宇宙球体 スフィア
第1話「新たなる光（前編）」、第2話「新たなる光（後編）」に登場。
- 全長・体重：不明
火星に突如飛来した謎の生命体。人類の宇宙進出を快く思わず度々妨害をしてくる。他の生物や物質と融合する事で怪獣化する。火星の岩石と融合してダランビア、ネオダランビアになりTPC火星基地を襲撃した。これらが倒されると今度は地球に飛来し、溶岩と融合してグラレーンとなった。
[編集] 2回目
第35話「滅びの微笑（前編）」に登場。
冥王星でTPCの宇宙船ロムルス三世号に取り付いて地球に飛来し、スーパーGUTSの移動基地クラーコフNF3000のネオマキシマエンジンと六甲山中の岩石に融合しジオモスとなった。第1話に登場したものとは形状が異なる。
[編集] 3回目
第44話「金星の雪」に登場。
金星に出現。TPCが大気改造用に投下した人工バクテリアをグライキスに改造し、自らも融合する。これまでに登場したものと違い双胴型になっており、さらに人間の言葉を発する。
[編集] 4回目
第49話「最終章I 新たなる影」に登場。
再び火星に大群で出現し、うち一体がネオダランビアIIになり、さらに残りのものはテラノイドと融合しゼルガノイドとなった。第1話に登場したものと同型である。
[編集] 合成獣 ダランビア
第1話「新たなる光（前編）」 に登場。
- 身長：30メートル
- 体重：2万7000トン
- 能力：口から吐く光線
スフィアが火星の岩石や砂を取り込んで作り出した怪獣。姿は蜘蛛のようで、目は複数あり足は6本ある。口からは光線を吐き、TPC火星基地をスフィアと共に破壊していった。スーパーGUTSのガッツイーグルの攻撃を亜空間バリアを張り巡らせ攻撃を無力化した。しかし、ウルトラマンダイナ出現時の強烈な光によってバラバラにされ、火星の地に消えていった。しかし、吹き飛んだ残骸は地上でネオダランビアになり、再度ウルトラマンダイナと戦った。
[編集] 超合成獣 ネオダランビア
第1話「新たなる光（前編）」、第2話「新たなる光（後編）」に登場。
- 身長：65メートル
- 体重：6万5千トン
ダランビアの破片が再結集した怪獣。頭部から光線を放ち、また右腕を伸ばし相手に巻き付けて放電する。ウルトラマンダイナと戦い、ビームスライサー、フラッシュサイクラーの連続攻撃で亜空間バリアを破壊され、ソルジェント光線を受け敗れた。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 溶岩合成獣 グラレーン
第2話「新たなる光 （後編）」に登場。
- 身長：58メートル
- 体重：5万4千トン
火星から逃亡したスフィアの生き残りが高純度エネルギー基地付近のマグマと融合した怪獣。体がマグマで出来ているため全身から高熱を発しており、また口から火炎を吐くこともできる。ミラクルタイプのレボリウムウェーブで火炎を撃ち返され粉々になった。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 再生怪獣 グロッシーナ
第3話「めざめよアスカ!」に登場。
- 身長：57メートル
- 体重：5万トン
10年前に駿河湾に出現した怪獣。当時のGUTSに倒され、地中で仮死状態になっていたがサイクロメトラに寄生され甦った。サイクロメトラの能力によって体を傷つけられても再生できるようになった。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 宇宙寄生獣 サイクロメトラ
第3話「めざめよアスカ!」に登場。
- 全長：9メートル
- 体重：7千トン
隕石とともに地球に飛来した怪獣。他の生物に寄生して操り、反物質爆発を起こして卵を宇宙に飛ばす。劇中では3体登場し、そのうち2体はガッツイーグルα号により倒され、残りの1体がグロッシーナに寄生した。
[編集] 肉食地底怪獣 ダイゲルン
第4話「決戦! 地中都市」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：8万トン
ジオシティ建設に使われていた岩石を波動で粉砕するPWウェーブに反応して現れた怪獣。肉食であり、避難する人間を見て市街地へ向かった。あごの筋肉がかなり発達しており、噛み付きでウルトラマンダイナを持ち上げるほどのパワーを持つ。口から火炎を吐く。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 変異昆虫 シルドロン
第5話「ウイニングショット」に登場。
- 身長：63メートル
- 体重：4万6千トン
昆虫が変異したと思われる怪獣。高純度エネルギーを食糧にしており、高純度エネルギーパイプライン付近に出現した。額の緑の水晶体で敵の攻撃を予知することができ、両腕の盾で攻撃を防ぐ。ハサミ状の両腕はかなりの硬度を誇る。腹が弱点。その防御力の高さでスーパーGUTSやダイナを苦戦させたが、ヒムロ・ユウサクに教わったダイナのウルトラフォークを受けて敗れた。鋭敏な反射神経の持ち主で、S-GUTSによる前後からの両面攻撃やダイナのパンチまでもを軽く見切ってしまった。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 菌糸怪獣 フォーガス
第6話「地上最大の怪獣」に登場。
- （怪獣体）
- 身長：55メートル
- 体重：4万2千トン
- （怪人体）
- 身長：185センチメートル
- 体重：60キログラム
異常進化して知能をもった菌類。本体は巨大なキノコで怪人体や怪獣体などの分身を生み出し、これらは本体を破壊しない限り再生する事ができる。フルイズミ市を中心に10キロメートル四方に菌糸を張り巡らせ、地球規模で広がっているコンピューターネットワークアースネットを支配した。キノコの中心部に膨らんだスルメのような形をしたコアがあり、ダイナの攻撃を受け宇宙に逃げようとしたが追いつかれて撃墜される。
- 声：河島順子
- スーツアクター：石井浩（怪人体）、三村幸司（怪獣体）
- 怪人体はムザン星人の改造。
[編集] 凶悪怪獣 ギャビッシュ
第7話「箱の中のともだち」に登場。
- 身長：8センチ～70メートル
- 体重：70グラム～7万トン
小型の状態でカプセルに入っていた怪獣。実は凶悪な宇宙生物でダイス星人によってブラックホールに移送中に逃亡して地球にやってきた。吉村由香という少女に拾われるが、カプセルがなくなると巨大化し、由香を人質にとった。しかし由香はダイス星人がギャビッシュの目の中にテレポートして助け出した。口から放つ光の針、尻尾から放つ破壊光線、鋭い牙、眼からの光線でビームスライサーを吸収、強化して口から撃ち返すなど、多彩な技でダイナを苦しめるが最後はソルジェント光線を受けて敗れた。
- スーツアクター：三村幸司、北岡久貴（中間体）
[編集] 特別捜査官 ダイス星人
第7話「箱の中のともだち」に登場。
- 身長：180センチメートル
- 体重：80キログラム
バース星雲ダイス星の捜査官。ダイス星を壊滅させたギャビッシュを移送中に逃亡され、それを追って地球にやってきた。由香にそっくりな娘をギャビッシュに殺害されている。憎き仇であるギャビッシュを見つけ、いきなり攻撃しようとした事が災いしてあらぬ疑いをかけられるはめに。テレポーテーションの能力を持つ。
- 出演：森聖二
[編集] 催眠怪獣 バオーン
第8話「遥かなるバオーン」に登場。
- 身長：53メートル
- 体重：6万トン
隕石とともにふるべ村に落下した怪獣。ホルンのような鳴き声を発し、その鳴き声を聞いたものは眠ってしまう。ウルトラマンダイナも眠りかけた。のんびり屋で赤い色を見ると興奮する。ダイナとドタバタ劇を繰り広げた後、ダイナの手により宇宙へと返された。全く悪意はなく、可愛い怪獣だった。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 吸電怪獣 ギアクーダ
第9話「二千匹の襲撃」に登場。
- 身長：67メートル
- 体重：5万6千トン
- （分身体）
- 身長：220センチメートル
- 体重：200キログラム
電気を好物とする怪獣。電気を求めて太陽発電基地を襲撃し、一度ウルトラマンダイナとスーパーGUTSに倒されるが、その破片が小型の分身体となり、二千匹の分身体が電気を求めて東京中をさまよった。人間に闇を忘れさせない為に、地球の意思が送り込んだらしいが定かではない。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 念力種族 ゼネキンダール人
第9話「禁断の地上絵」に登場。
- 身長：190センチメートル
- 体重：100キログラム
太古の地球を支配していたといわれる種族。考古学者のアキヅキ博士が、アンデス地方で発見された彼らのクローン製造機を使用して復活させた。再び地球を自らのものにすべく、念力によって地上絵からデキサドルを出現させた。デキサドルのほかに2体の怪獣を復活させようとしていたが、スーパーGUTSの攻撃によって復活を阻止された。
- スーツアクター：角秀一（A）、北原裕次（B）、松栄隆（C）
[編集] 高速怪獣 デキサドル
第10話「禁断の地上絵」に登場。
- 身長：62メートル
- 体重：4万9千トン
ゼネキンダール人の念力によって地上絵から出現した怪獣。ガッツイーグル以上の高速で飛行し、ゼネキンダール人同様念波攻撃を行う。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 迷子珍獣 ハネジロー
第11話「幻の遊星」～第47話「さらばハネジロー」およびビデオ版『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』に登場。
- 身長：33センチメートル
- 体重：5キログラム
メラニー遊星に取り残されていた小型の怪獣。スーパーGUTSに助けられてその後マスコット的存在としてスーパーGUTS指令室に居着く。実はファビラス星出身で、ファビラス星人に守り神として崇められているムーキットという生物である。
- 声：河島順子
- 操演：原田克彦
[編集] 破壊獣 モンスアーガー
第11話「幻の遊星」に登場。
- 身長：65メートル
- 体重：6万8千トン
何者かによって造られた生物兵器。メラニー遊星にやってきたものを襲うようプログラムされている。頭頂部の青い皿のような部分が弱点。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 怪宇宙人 ヒマラ
第12話「怪盗ヒマラ」に登場。
- 身長：2～57メートル
- 体重：100キログラム～4万3千トン
独特の美意識をもち、自身の美しいと思ったものを盗んでいく宇宙人。基本的に侵略の意志はないが、美しいと思った町をまるごと盗んでしまう事もある。赤いセロハンの様なものを使い「夕焼けの町」をワンブロックごっそりと盗んでしまった。異空間「ヒマラワールド」を作り出し、テレポーテーションを駆使するが盗み専門のため戦闘能力はないに等しい。給水塔に偽装した宇宙船を使用する。盗んだ町は縮小し、ジオラマのようにして引き出しの付いた箱に保管していた。「ヒマラワールド」には『80日間世界一周の気球』や『信楽焼の狸』、果ては『モアイ像』などなんだか良く分からないものが乱立していた。
- 声：青野武
- スーツアクター：金塚裕（人間大）、三村幸司（巨大）
[編集] ウルトラマンボーイのウルころに登場した怪宇宙人ヒマラ
砂時計を使って異空間（ヒマラワールドとは無関係）を作り出しダイナを圧倒した。砂が尽きるとなぜか退散していった。
[編集] 知略宇宙人 ミジー星人
第13話「怪獣工場」、第30話「侵略の脚本」およびビデオ版『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』に登場。
- 身長：180センチメートル
- 体重：80キログラム
地球侵略の為ミジー星からやってきた工作員。ミジー・ドルチェンコ、ミジー・カマチェンコ、ミジー・ウドチェンコの三人組で、それぞれ地球人に変身している。ピコポン玩具工場を隠れ蓑に、侵略兵器ガラオンを製作していた。かなり間抜け。くしゃみをしたときなど、油断すると宇宙人の顔になる。
- 出演：桜金造（ドルチェンコ）、中嶋修（カマチェンコ）、佐藤信一（ウドチェンコ）
- 着ぐるみは『ブースカ! ブースカ!!』第37話「さよなら夢町」の宇宙武器商会の異星人に流用された。
[編集] 三面ロボ頭獣 ガラオン
第13話「怪獣工場」、第30話「侵略の脚本」に登場。
- 身長：56メートル
- 体重：6万5千トン
ミジー星人の侵略用ロボット兵器。ミジー星人三人が乗り込んで操縦している。本来は全長400メートルのロボットとしてピコポン玩具工場で製造されていたが、工場をスーパーGUTSに発見されたため頭部しか完成してない状態で出撃した。怒り顔・泣き顔・笑い顔の三つの顔をもち、怒り顔からは赤い光線、泣き顔からは青い光線、笑い顔からは黄色い光線と笑いガスを発射する。特に笑い顔の笑いガスは強力で、ダイナすら笑い転げてしまった。一度目はミラクルタイプのウルトラマジックで翻弄された末、ビームスライサーでダメージを受けて逃走する。二度目は破壊光線の連続使用でダイナをノックダウンするも、とどめを刺そうとした寸前に故障し、ソルジェント光線で完全に破壊されてしまった。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 特殊戦闘用メカニックモンスター コガラオン
第30話「侵略の脚本」に登場。
- 身長：55.5センチメートル
- 体重：96キログラム
ウルトラマンダイナに敗北したミジー星人たちが新たに開発した侵略ロボット兵器。しかし予算が少ないためサイズが小さくなってしまい、しかもすぐに壊れてしまった。
- ビデオ版『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』ではさらに小型のぽちガラオンが登場している。
[編集] 宇宙帝王 ヌアザ星人イシリス
第14話「月に眠る覇王」に登場。
- 身長：59メートル
- 体重：5万2千トン
12億年前に爆発したヌアザ星の王。月の古代遺跡・王家の谷に埋葬されてミイラ化していたが、魂が石像に宿り復活した。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 謀報宇宙人 クレア星雲人シオン
第15話「優しい標的」に登場。
- 身長：180センチメートル
- 体重：75キログラム
宇宙船が墜落しTPCに救出された宇宙人。実は地球侵略を目論む工作員で、TPCに潜入するために遭難者のフリをしていた。自分に好意をもったマイ隊員を利用して機密データを入手しようとしたが失敗し、ギャンザーでTPC本部を攻撃した。
- 出演：宍戸勝
[編集] 尖兵怪獣 ギャンザー
第15話「優しい標的」に登場。
- 身長：62メートル
- 体重：6万3千トン
クレア星雲人シオンが放つ電磁波で操られる怪獣。腕から触手を伸ばし、目からは光弾を放つ。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] ハイパークローン怪獣 ネオザルス
第16話「激闘! 怪獣島」に登場。
- 身長：73メートル
- 体重：7万5千トン
ザリーナ地帯の無人島に眠っていた怪獣を、TPC生物工学研究所のオオトモ博士が様々な怪獣の遺伝子を組み込んで改造したもの。人間のいう事を聞くようにハネジローの遺伝子を組み込む予定だったが、その前に暴れだしたクローンシルバゴンを押さえるために出撃させられ暴走を始めた。胸から体温感知で敵を追尾するホーミングビームを出す。クローンシルバゴンを圧倒的なパワーで倒して暴れ出すが、ウルトラマンダイナに倒された。
- スーツアクター：三宅敏夫
- 着ぐるみはデキサドルの改造。
[編集] 剛力怪獣 クローンシルバゴン
第16話「激闘! 怪獣島」に登場。
- 身長：67メートル
- 体重：7万6千トン
オオトモ博士が人間に役立つように作ったクローン怪獣の一体で、『ウルトラマンティガ』に登場したシルバゴンのクローン。初代は動いているものしか見ることが出来なかったが、動いていないものでもはっきり見えるよう改良されており、敵を倒すとドラミングする性質も受け継いでいる。また角と体の溝が青くなり、体が一回り大きくなっている。しかし、初代はゼペリオン光線にも耐えられたのに対し、クローンはスーパーGUTSの速射銃ブレイクシューターで傷ついている事から、防御力は初代に劣ると思われる。クローンシルドロンと戦い倒すが暴れ出した。ネオザルスによってぶっ飛ばされ、ホーミングビームで倒された。ウルトラマンダイナとは戦わなかった。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 変異昆虫 クローンシルドロン
第16話「激闘! 怪獣島」に登場。
- 身長：64メートル
- 体重：4万7千トン
クローンシルバゴン同様オオトモ博士に作られたクローン怪獣の一体で、前に出現したシルドロンのクローン。体色が赤紫色になり、体が一回り大きくなっている。クローンシルバゴンと戦うが負けてしまった。ウルトラマンダイナとは戦わなかった。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 幽霊船怪獣 ゾンバイユ
第17話「幽霊宇宙船」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：12万トン
生物のプラズマエネルギーを食糧にしている怪獣。シルバック星人の宇宙船に取りついており、普段は幽霊船状態で飛行している。粒子状に姿を変えて瞬間移動、分身能力、目から放つ金縛り光線でダイナを苦戦させたが、最後はソルジェントエネルギーを叩き込まれ、爆発した。
- スーツアクター：三村幸司、三宅敏夫
[編集] ゾンビ怪人 シルバック星人
第17話「幽霊宇宙船」に登場。
- 身長：190センチメートル
- 体重：80キログラム
外宇宙にあるシルバック星からジャナルンバ星に向かって旅をしていた宇宙人。ゾンバイユに宇宙船を乗っ取られ、自身もゾンビ状態になってゾンバイユに操られた。
- スーツアクター：森英二
[編集] 大魔獣 ビシュメル
第18話「闇を呼ぶ少女たち」に登場。
- 身長：57メートル
- 体重：4万3千トン
聖南女子学園の生徒が呼出した生命エネルギー体。彼女らからはシジルさんと呼ばれる。普段は聖南女子学園の学園長の姿を隠れ蓑にしている。ウルトラマンダイナミラクルタイプと超能力合戦を繰り広げるが最後はレボリウムウェーブを受けて消滅した。
- 出演
- 人間体：津島令子
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 凶獣 姑獲鳥
第19話「夢幻の鳥」に登場。
- 身長：62メートル
- 体重：5万2千トン
コカクチョウと読む。中国で不吉の象徴とされる妖怪。その正体は電離層にすむプラズマ生物。『ウルトラマンティガ』でガゾートIIも現れた宇宙発電所の超電導リングを襲撃する。ビーム攻撃を無効化できる。
妖怪の姑獲鳥（うぶめ）についてはこちらを参照。
- スーツアクター：三宅敏夫
- 声：河島順子
[編集] 瑠璃色宇宙人 ラセスタ星人
第20話「少年宇宙人」に登場。
- 身長：145センチメートル～54メートル
- 体重：43キログラム～3万8千トン
ラセスタ周期で5歳の少年。母星であるケリガン星系の惑星ラセスタが惑星ビビドラに吸収されて消滅したため幼い頃に家族とともに地球に移住し、地球周期で10歳の少年岸悟として自分が異星人であると知らずに生活していた。しかし変身能力を持つラセスタ星人は5歳をすぎると元の姿に戻れなくなるため、仲間の待つトナカイ座イリスへと向かう事になり母親から真実を告げられた。
- 悟：崎本大海
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 超高熱怪獣 ソドム
第21話「発熱怪獣3000度」に登場。
- 体長：59メートル
- 体重：7万7千トン
ニューギニアの火山地帯に住んでいる超高温の体熱を持つ怪獣。現地の伝説では火山の噴火から人々を救う火の神の使いと言われている。TPC本部地下に出現、地下シャフトに取り付いて本部内に酷暑をもたらした。火山地帯の変成岩を好物としており、火山国・日本の地層を夢中になって食べているうちに地表付近まで出てきてしまいTPC本部に突っ込んでしまったようだ。その際風邪を引き、体温が上昇、通常2500度ほどだが、スーパーGUTSの冷却作戦により風邪を悪化させ3000度まで上がってしまった。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 妖獣 モズイ
第22話「ツクヨの兵士」に登場。
- 身長：61メートル
- 体重：6万2千トン
人の恐れを喰らう魔物。4世紀前半に存在した「ツクヨの兵士」の守護神だと信じられていた。兵士たちは、モズイの住むツクヨの泉に石を落として恐怖心を喰らわせることで、恐怖する事なく戦で勝ちつづけていたのである。しかし、恐怖を捨て去るという事は、人間らしい感情を捨て、破壊の権化となることを意味しており、またモズイは月がツクヨの泉に映ると巨大な魔物になってあらわれるため、やがてツクヨの兵士たちによって青銅鏡に封印された。そして現代になり、鏡が発掘されその鏡面に月が写った事で復活。さらにツクヨの泉自体は埋め立てられていたが、その上に建てられたビルの窓ガラスに月が映ったことで実体化した。口からかつて供えられた石を機関銃のように連続発射して攻撃する。月が出ている間だけしか行動する事が出来ず、月が消えると鏡面に逃げ込んでしまう。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 深海竜 ディプラス
第23話「夢のとりで」に登場。
- 全長：155メートル
- 体重：5万2千トン
深海に生息する海蛇に似た怪獣。海底研究基地トライトンJ2やガッツマリンの発生させる耐圧シールドに反応し、これらに攻撃を仕掛けてくる。武器はフラッシュ光弾などの攻撃を吸収して頭部の触角からビームや電撃状にして放つ攻撃と、長い胴体での締め付け。水中戦に慣れないダイナをノックダウンするが、ガッツマリンに止めを刺そうとした時、ソルジェント光線で倒された。
[編集] 吸血生命体 マリキュラ
第24話「湖の吸血鬼」に登場。
- 身長：64メートル
- 体重：4万4千トン
束良湖に降り注いだ宇宙線の影響で突然変異した、マリモの特性をもった球状動物。ヒトデのような姿をしており、丸まってマリモのような型になって移動する。マリモ状態の時は動物の血を好み、束良湖周辺で人間を襲っていた。S-GUTSに発見されて一箇所に集まり、巨大な姿に変貌した。体の中央部にある口から強酸性のブレスや火の玉を発射する。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 水棲生命体 スヒューム
第25話「移動要塞浮上せず! （前編）」、第26話「移動要塞浮上せず! （後編）」に登場。
- 全長：193メートル
- 体重：7万9千トン
南極の海底基地アイスキャッスルを襲撃した、高い知性を持つ宇宙生命体。人類の宇宙進出を快く思わず、人工太陽試験機NSPカンパネラを南極に誘導し、地球全土を水没させようとした。
- シナリオ段階では登場するのはスヒュームではなくスフィアだった。
[編集] 半魚人兵士 ディゴン
第25話「移動要塞浮上せず! （前編）」、第26話「移動要塞浮上せず! （後編）」に登場。
- 身長：230センチメートル
- 体重：190キログラム
スヒュームに操られる小型の怪獣。知能はあまり高くなく特殊能力もないが、強靱な腕力を誇り集団で戦う。南極の海底基地アイスキャッスルやスーパーGUTSの母艦クラーコフNF3000に潜入して内部を破壊した。
- スーツアクター：金光大輔、秋草涼、福田和明
[編集] 宇宙海獣 レイキュバス
第25話「移動要塞浮上せず! （前編）」、第26話「移動要塞浮上せず! （後編）」に登場。
- 身長：65メートル
- 体重：7万2千トン
スヒュームに操られる甲殻類に似た怪獣。目が赤い時は氷山も溶かし、宇宙へ向かった戦闘機全てを撃墜する射程と命中率を誇る火炎弾を放ち、目が青い時は冷凍ガスを吐く。南極でウルトラマンダイナを迎え撃ちダイナを氷付けにしたが、攻撃してきたガッツイーグルβを撃墜しようとした火炎弾で氷を溶かし、ダイナを復活させてしまった。二度目の対決ではすでにエネルギーが底を突きかけているダイナを再び追い詰めたが、ミラクルタイプにタイプチェンジしたダイナが人工太陽NSPカンパネラのエネルギーを受けて回復。レボリウムウエーブ・アタックバージョンを受けて倒された。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 双体宇宙人 チェーン星人
[編集] チェーン星人レフト
第27話「怪獣ゲーム」に登場。
- 身長：240センチメートル
- 体重：180キログラム
- 明智：渡洋史
- スーツアクター：関貴之進
[編集] チェーン星人ライト
第27話「怪獣ゲーム」に登場。
- 身長：240センチメートル
- 体重：180キログラム
- 豪田：渡洋史
- スーツアクター：武安剛
[編集] スーパー必殺怪獣 デマゴーグ
第27話「怪獣ゲーム」に登場。
- 身長：68メートル
- 体重：7万2千トン
ゲーム「怪獣コロシアム」に参加する太一少年がプログラムした怪獣。「怪獣コロシアム」の怪獣トーナメントで優勝し、それを元にチェーン星人レフトが実体化させた。チェーン星人に操られた太一少年がゲームのコントローラーで操る。両手を巨大化させるデマハンドプロテクションでフラッシュサイクラーも防ぎ、鋭い牙で相手に噛付き空中に持ち上げ、怪力の腕で投げ飛ばす。尻尾の先にある針で連続突きを決めるデマゴーグスペシャルが得意技。長い尻尾は敵を投げ飛ばす事も可能。最後は相手を吸い込んで呑み込んでしまう。スーパーＧＵＴＳによって太一少年が解放されたため、暴走した。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 改造怪獣 グロッシーナII
第27話「怪獣ゲーム」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：5万7千トン
- ※ゲーム内の設定
ゲーム「怪獣コロシアム」の怪獣トーナメントでデマゴーグと対戦し、倒された怪獣。ゲーム内のみの存在である。口から光弾を吐く。頭部に巨大な角がつけられ、腹部もオレンジ色になった。カンガルーキックが得意。
- スーツアクター：三宅敏夫
- 着ぐるみはグロッシーナの改造。
[編集] 巨大猿人 ギガンテス
第28話「猿人の森」に登場。
100万年前に滅びたといわれている大型猿人。学名はアウストラロピテクス・ギガンテス。西アジアの森林に生息していた。
[編集] ギガンテス（オス）
第28話「猿人の森」に登場。
- 身長：56メートル
- 体重：5万8千トン
アウストラロピテクス・ギガンテスの雄。雌の気を引こうとしてウルトラマンダイナに戦いを挑んだ。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] ギガンテス（メス）
第28話「猿人の森」に登場。
- 身長：52メートル
- 体重：5万1千トン
アウストラロピテクス・ギガンテスの雌。自身はおとなしい性格だが、強い雄を好んでいる。
- スーツアクター：鈴木理香子
[編集] 彗星怪獣 ガイガレード
第29話「運命の光の中で」に登場。
- 身長：63メートル
- 体重：6万2千トン
太陽系に近づく彗星に住みついていた怪獣。アスカ隊員の乗るプラズマ百式によって彗星が破壊されたときに出現、付近の小惑星でウルトラマンダイナと対決した。
- スーツアクター：三宅敏夫
- 着ぐるみはギャビッシュ中間体の改造。
[編集] 宇宙格闘士 グレゴール人
第31話「死闘! ダイナVSダイナ」に登場。
- 身長：55メートル
- 体重：4万7千トン
宇宙一の格闘家を目指しヘラクレス座M-17惑星からウルトラマンダイナに挑戦してきた宇宙人。人間の姿でアスカの前に現われ宣戦布告し、侵略者であると誤解されないためにニセウルトラマンダイナに変身し、自ら連れてきたモンスアーガーIIを倒すというデモンストレーションを行った。
- 人間体：宮坂ひろし
- スーツアクター：西沢智治
[編集] ニセウルトラマンダイナ
第31話「死闘! ダイナVSダイナ」に登場。
- 身長：55メートル
- 体重：4万7千トン
グレゴール人が変身した姿。自ら連れてきたモンスアーガーIIを倒し、本物のウルトラマンダイナと戦った。本物同様タイプチェンジ能力を持つが、ミラクルタイプでは本物と違い金と黒の線がある。ソルジェント光線、ビームスライサー、ウルトラバリアーが使え、しかもダイナ以上の威力を持つ。ミラクルタイプになっても、能力はフラッシュタイプと変わらない。腕自慢だけあってダイナをノックダウンするも、人々の声援を受けたダイナのクロスカウンターを受けて正体を現し、負けを認めて宇宙へ帰っていった。
- スーツアクター：清水一彦
- 着ぐるみは新造形であり、その後ダイナ・ミラクルタイプに改造された。
[編集] 破壊獣 モンスアーガーII
第31話「死闘! ダイナVSダイナ」に登場。
- 身長：67メートル
- 体重：7万3千トン
グレゴール人が第四メラニー遊星から連れて来たモンスアーガーと同型の怪獣。弱点であった頭部の皿のような部分が強化されている。口から火球を吐く。ダイナを挑発するために地球に送りつけられ、にせダイナの首折りを受けて消滅した。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] アイドル・ロボット ラブモス
第32話「歌う探査ロボット」に登場。
- 全高：97センチメートル
- 重量：215キログラム
正式名称TM-39。新発見された土星の衛星ソルビーノの探査に派遣されたTPCのロボット。その愛らしい姿形から劇中では人気キャラクターとなっている。ソルビーノで発見した謎の彫像の発する音によって暴走し、TPC本部のコンピューターを支配した。
- 声：高戸靖広
[編集] モンスターマシン サタンラブモス
第32話「歌う探査ロボット」に登場。
- 全長：73メートル
- 体重：8万3千トン
暴走したラブモスがTPCのすべてのメカを吸収・合体した姿。スーパーGUTSのもののみならず旧GUTSのメカの姿も見受けられる。左右のアームを伸ばし、先の手錠形ハサミで捕らえ、ガッツディグのドリルで相手の体を貫く。頭からレーザーを発射する。全身のビーム砲を収束すると、ソルジェント光線を相殺する威力になる。ミラクルタイプの高速移動も計算する。マイ隊員の吹く謎の彫像楽器が発する音で本来の心を取り戻し、ラブモスに戻った。取り込んだメカの量がどうみても全長及び重量を上回っているのだがどういう構造になっているのかは不明。
- スーツアクター：三村幸司、三宅敏夫、西沢智治
[編集] 超悪質宇宙人 ナルチス星人
第33話「平和の星」に登場。
- 身長：180センチメートル
- 体重：67キログラム
地球人の宇宙進出を恐れ妨害するために地球にやってきた異星人。生物兵器メノーファを成長させるため若者のマイナスエネルギーを奪い取っていた。自らはこのマイナスエネルギーを持っていないため平和の星に住んでいると称しているが、真相は不明である。
- 出演：梛野素子
[編集] 生物兵器 メノーファ
第33話「平和の星」に登場。
- 全長：164メートル
- 体重：18万トン
ナルチス星人が造り上げた生物兵器。ナルチス星人によって地球人のマイナスエネルギーを与えられ成長し、さらにナルチス星人が合体して活動を開始した。不定形な姿をしており、体の一部を触手状に伸ばして、相手を殴りつける。弾力性のある体は打撃が通用せず、ソルジェント光線も吸収する。体から光弾を連発し、物体を破壊する。ナルチス星人が合体する際に、ハスミ記者が鉄パイプを刺した部分が弱点。
- スーツアクター：三村幸司、三宅敏夫
- 触手はディプラスの流用。
[編集] 宇宙スパーク大怪獣 バゾブ
第34話「決断の時」に登場。
- 身長：65.5メートル
- 体重：7万2千400トン
好物の電気を求めて地球にやってきた怪獣。頭部の他に腹部にも口があり、触角からは強力な電磁波と電撃光線を発生する。宇宙発電所ヘリオを腹の口で呑み込み、そのまま地球へ襲来しTPC本部基地を目指した。頭部から発生している電磁波が、周囲に強力な磁界を形成しているため半径３キロメートル圏内にある全てのコンピューター機器がダウンし、ビーム攻撃もあらぬ方向に曲がってしまう。腹の中にヘリオの人員を人質に取ったような状態にあるため、ダイナすらもうかつに攻撃できなかったがS-GUTSとダイナの連携プレーによって大爆発。
- スーツアクター：三宅敏夫
- デザインはメノーファのNGデザイン。
[編集] 宇宙合成獣 ジオモス
第35話「滅びの微笑（前編）」、第36話「滅びの微笑（後編）」に登場。
- 身長：56メートル
- 体重：6万8千トン
冥王星で宇宙船ロムルス三世号に取り付いたスフィアが、スーパーGUTSの移動基地クラーコフNF3000の第三格納庫とともに地球に落下し、格納庫内のネオマキシマエンジンや付近の岩石と融合した怪獣。空間を歪めて防御する亜空間バリアーを使い、ウルトラマンダイナのソルジェント光線も防ぐ。レボリウムウェーブをも自力で振り払った。頭から放つビームと破壊電磁波は、収束させるとソルジェント光線よりも強力になる。その戦闘能力は高く、ダイナを完全に叩きのめした。大阪でTPC地上部隊の総攻撃にあい、倒されたかに見えたが本体は地下に逃げており、さらにネオジオモスに進化した。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 超宇宙合成獣 ネオジオモス
第36話「滅びの微笑（後編）」に登場。
- 身長：68メートル
- 体重：7万9千トン
ジオモスがTPCの攻撃にあった際に、殻から脱皮し進化した姿。殻をおとりにして地下に逃亡した後大阪城公園に出現した。コスモネット計画の破壊が目的。ジオモスよりも強力な亜空間バリアーを使えて、ジオモスの数倍の電磁波を発射する事ができる。額から光弾を放つ。また尻尾を敵に巻きつけて電気ショックを与える。ソルジェント光線も平気。なお、亜空間バリアーは反ネオマキシマエネルギーの照射によって破ることが出来る。ストロングタイプによってベイエリア上空に運ばれ、旧GUTSメンバーとスーパーGUTS、そしてダイナの一斉攻撃によって大爆発を起こして倒された。
[編集] ゴミ塊物 ユメノカタマリ
第37話「ユメノカタマリ」に登場。
- 最大時
- 全長：58メートル
- 体重：6万トン
アララギ市のゴミが集合した物体。ゴミ処分場のゴミを吸収して怪獣のような姿になった。全身からはダイオキシンが噴出し、さらに内部は高圧になっているため爆発の危険性がある。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] バロック怪獣 ブンダー
第38話「怪獣戯曲」に登場。
- 身長：65メートル
- 体重：5万6千トン
劇作家鳴海浩也が、錬金術で生み出した怪獣。塔の形で町のど真ん中に降臨し、その後怪獣に変身した。その姿はバベルの塔に怪獣の頭と足と尻尾、そして槍状の腕をを付けた様。「空間を捻じ曲げる能力」で相手を翻弄したり、腕の先端をワープさせて攻撃する。鳴海は現実世界を演劇空間に見立て、自作「怪獣戯曲」を完成させるために、劇中に登場するブンダーを生み出すことで人類滅亡の大団円を実現しようとしたのである。最期は「空間を捻じ曲げる能力」の使い方を誤り、自らの腕で自分自身を刺し貫いて自滅。計画が大失敗に終わった鳴海も「どこか」へと姿を消してしまう。ちなみに、鳴海が戯曲の結末を封印したのは、ウルトラマンダイナを登場させるという自分の書いた安易な結末が頭に来たから。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 超異形進化怪獣 ゾンボーグ
第39話「青春の光と影」に登場。
- 身長：61メートル
- 体重：7万4千トン
かつてネオザルスを生み出したオオトモ博士の助手ヤマザキが、TPCから盗み出してさらに自ら改造した生物の身体を強化するエボリュウ細胞を自身の体に注入して怪獣化したもの。腕は伸縮自在で、口からは破壊光線を発射する。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] ゾンボーグ兵
第39話「青春の光と影」に登場。
- 身長：190センチメートル
- 体重：110キログラム
ヤマザキが隠れ家として使用している宇宙施設ロックランドを防衛している人造人間。
- スーツアクター：桑原史哲、山城豊、角秀一
- スーツはイベントショーで使用された戦闘員のものを流用している。
[編集] 肉食地底怪獣 クローンダイゲルン
第39話「青春の光と影」に登場。
- 身長：62メートル
- 体重：83キログラム
ヤマザキが製作したダイゲルンのクローン。ヤマザキが遺伝子工学研究所からエボリュウ細胞を盗み出す囮に使われた。口から炎を吐く。ガッツシャドーのレーザーで倒された。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] ジャギラ星人
第40話「ジャギラの樹」に登場。
- 身長・体重：不明
200年前に森野町にある森野神社に根付いた宇宙植物ジャギラの樹を追って地球にやってきた異星人。青木という地球人に変身し、ジャギラの樹を守る家系の神保紀子という女性に近づいた。
- 出演：新田純一
[編集] 宇宙魔樹 ゴッドジャギラ
第40話「ジャギラの樹」に登場。
- 身長：59メートル
- 体重：4万8千トン
宇宙植物ジャギラの樹にジャギラ星人と神保紀子が一体化した姿。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 宇宙大昆虫 ダイオリウス
第41話「ぼくたちの地球が見たい」に登場。
- （成虫）
- 全長：115メートル
- 体重：6万5千トン
3年前に建設中だった冥王星の宇宙ステーションを破壊した、宇宙空間に住む昆虫。肉食性で、幼虫は成虫に変態する際に猛毒の液体を分泌し、この液体は地球の気圧では数秒で気化する。自らは大気圏を突破できないので、木星の宇宙ステーションから地球に向かう途中だった宇宙船ガゼル号に卵を産みつけ、内部で幼虫が孵化した。
[編集] 悪質宇宙人 レギュラン星人ヅウォーカァ将軍
第42話「うたかたの空夢」に登場。
※レギュラン星人参照
[編集] マウンテンガリバー5号
第42話「うたかたの空夢」に登場。
- 全長：58メートル
- 重量：6万トン
正式名称はMG-005-RXマウンテンガリバー5号 へ-0001号、通称MG5。火星マリネリス基地でホリイが開発した巨大ロボット。人間が乗り込んで操縦するが、設計ミスでコクピットが小さく、小柄な人しか乗れない。そのため一番背の低かったマイが操縦する事になった。火星の物質スペシウムを含んだ試作品のスペシウム砲を装備しており、それが唯一の武器だが、射程が短く、3発しか撃てない。ヅウォーカァ将軍の攻撃に対して出撃し、ウルトラマンダイナと共闘する。ただしこれはアスカの夢の中の話であった。意図的なものかどうかは不明だが（恐らく意図的）、後姿が機動戦士ガンダムに登場したモビルスーツドムにそっくり（後部装甲がスカート状になっていてその内側にバーニアがあるところまで同じ）。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 超古代怪獣 ゴルザII
第43話「あしなが隊長」に登場。
- ゴルザ参照
[編集] 灼熱合成獣 グライキス
第44話「金星の雪」に登場。
- 身長：54メートル
- 体重：7万7千トン
TPCが金星の大気を改造するために送った人工バクテリア アイスビーナスが、双胴型のスフィアの手によって怪獣化したもの。スフィア自体も頭部に合体することができる。また金星の気圧の高い大気内でも自由に活動でき、レボリウムウエーブを飛び越えるほどの素早さを誇る。手足を引っ込めて飛行する事もできる。怪力で、口から火球を吐き、亜空間バリアーでダイナスラッシュも防ぐ。ダメージを受けてもスフィアの光線で回復する。頭頂部のスフィアを破壊されると元のバクテリアに戻る。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] ギガール星・女戦士 チュラサ
第45話「チュラサの涙」に登場。
- 身長：160センチメートル
- 体重：60キログラム
TPCのミヤタ参謀が、10年前にネオマキシマ航法の実験でギガール星に遭難した際に出逢った女性。ギガール星でトロンガーからミヤタを救い、さらに地球にトロンガーが出現した際にもミヤタの前に現れた。しかし実はミヤタがギガール星を去った後にトロンガーによって殺害されていた。
- 出演：ミッシェル・ガゼビス
- 声：山崎和佳奈
[編集] 宇宙超獣 トロンガー
第45話「チュラサの涙」に登場。
- 身長：190センチメートル～51メートル
- 体重：300キログラム～4万3千トン
宇宙を荒し回っている超獣。稲妻とともに現れ、また心臓を破壊しない限り体が傷ついても再生する。10年前にギガール星を襲った時に自らを攻撃したチュラサとTPCのミヤタ参謀に恨みを持ち、ミヤタを追って地球にやってきた。
- スーツアクター：岡野弘之（人間大）、三村幸司（巨大）
[編集] 恐怖エネルギー魔体 モルヴァイア
第46話「君を想う力」に登場。
- 身長：57メートル
- 体重：66メートル
松本市に出現した黒い宇宙植物の放出する人々の恐怖を投影する素粒子が集中して実体化したもの。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 幻影怪獣軍団
第46話「君を想う力」に登場。
黒い宇宙植物の放出する素粒子が人々の恐怖を投影したもの。そのため人によって見える姿が異なる。目撃されたのは、フォーガス（怪人体）、ゼネキンダール人 (C) 、ディゴン、レイビーク星人、ビシュメル、モズイ、ギャンザー、姑獲鳥、イシリス、イーヴィルティガ、デスフェイサー。また画面には登場していないが、ナターン星人とマノン星人も確認されている。
[編集] 放浪宇宙人 ファビラス星人
第47話「さらばハネジロー」およびビデオ版『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』に登場。
- （A）
- 身長：200センチメートル
- 体重：140キログラム
- （B）
- 身長：190センチメートル
- 体重：120キログラム
母星をなくし、ミクロ化された80億人の同胞とともに宇宙を旅する異星人。二体が地球に現れ、それぞれ便宜上（A）、（B）と呼ばれる。本来は温厚な性格であったが、長い放浪生活で精神状態が荒んでしまい、地球人をミクロ化して自分達が地球を支配しようとした。(A) はムザン星で拾った魔石の力によって狂暴化し、デビルファビラスに変貌した。
- （A）
- 声：石井浩
- スーツアクター：三宅敏夫
- （B）
- 声：三宅敏夫
- スーツアクター：角秀一
[編集] 魔石超人 デビルファビラス
第47話「さらばハネジロー」に登場。
- 身長：54メートル
- 体重：4万トン
ファビラス星人（A）がムザン星で拾った魔石の力で狂暴化した姿。右手からの破壊光弾や魔石から放つ金縛り光線でダイナと戦うも、ハネジローに魔石の位置を教えられたダイナに魔石を取り除かれ、元に戻された。
- スーツアクター：三宅敏夫
[編集] 変心宇宙人 チャダビン星人
第48話「ンダモシテX」に登場。
- 身長：180センチメートル
- 体重：100キログラム
惑星破壊兵器ンダモシテXの実験を、生命が存在しないと思われた地球で行うためにやってきた異星人。しかし地球人ムサシ・ホウサクを事故で死なせてしまい、彼に成り変わって生活していた。ハヤテ隊長と共にンダモシテXの爆発を食い止めた。太陽系には他にも二人のチャダビン星人が来ていたが、ハヤテ隊長によって二人とも射殺されている。
- ムサシ：赤井英和
- スーツアクター：所博昭
[編集] 地底怪獣 モゲドン
第48話「ンダモシテX」に登場。
- 身長：55メートル
- 体重：5万トン
多摩丘陵の地下に住んでいた怪獣。本来はおとなしい性格だが、チャダビン星人の惑星破壊兵器ンダモシテXを飲み込んだため、興奮して暴れだした。地中を素早く掘り進むことができ、複数の穴を掘ってもぐら叩きのように移動するのが得意。猫だましに弱い。ハヤテ隊長とチャダビン星人によってンダモシテXを摘出され、ダイナによって宇宙へ運ばれた。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 超合成獣 ネオダランビアII
第49話「最終章I 新たなる影」に登場。
- 身長：65メートル
- 体重：6万3千トン
再び火星に現れたスフィアが岩石と合体した姿。顔も凶悪そうになっており，前とは比べて力も大幅にアップしている。今回はソルジェント光線も受け付けずダイナを苦しめた・
- スーツアクター：三村幸司
- 着ぐるみはネオダランビアの改造。
[編集] 人造ウルトラマン テラノイド
第49話「最終章I 新たなる影」に登場。
- 身長：55メートル
- 体重：4万3千トン
TPCが2012年に永久凍結した人造ウルトラマン計画をゴンドウ参謀が火星基地で再開したために復活した「正義」の巨人である。ウルトラマンダイナと外見はほとんどそっくりであってウルトラマンダイナのソルジェント光線とビームスライサーも使う事ができる。ダイナとの違いは人がその身体に宿ってない事である。そのためかエネルギーを消費するソルジェント光線ばかり使ってエネルギーがなくなり、スフィアに取り込まれ、ゼルガノイドに変異させられた。
- スーツアクター：中村浩二
- スーツはダイナ・ストロングタイプの改造。
[編集] 超合成獣人 ゼルガノイド
第49話「最終章I 新たなる影」に登場。
- 身長：57メートル
- 体重：4万9千トン
スフィアがエネルギーの切れたテラノイドを取り込んでできた怪獣。元がウルトラマンダイナと似たウルトラマンであるためダイナよりも強力な能力を持つ。ソルジェント光線、ビームスライサー、フラッシュサイクラーを撃つことができる。背中の突起物からバリアーを張る。ソルジェント光線を二発受けて倒された。
- スーツアクター：三村幸司
[編集] 超合成獣 ネオガイガレード
第50話「最終章II 太陽系消滅」、第51話「最終章III 明日へ・・・」に登場。
- 身長：69メートル
- 体重：8万トン
スフィアがかつて現れたガイガレードと同種の怪獣と融合した姿。グランスフィアを攻撃しようとしたスーパーGUTSの妨害を行う。
- スーツアクター：三村幸司
- 着ぐるみはガイガレードの改造。
[編集] 暗黒惑星 グランスフィア
第50話「最終章II 太陽系消滅」、第51話「最終章III 明日へ・・・」に登場。
- 全長：1万2756キロメートル
- 重量：不明
スフィアの本体。ある惑星が、惑星に住むすべての生命体と一体化した存在。周囲がブラックホールになっており、あらゆるものを飲み込みながら太陽系へ襲来、地球人に対し一体化する事を要求した。近づく者を雷で攻撃する他、ギアクーダ、ビシュメル、バゾブ、ゾンボーグ等の姿をした、スフィア合成獣達をばら撒いてくる。ネオマキシマ砲も防ぐバリアーを張るが、一方向にしか張れないのが弱点。ダイナとスーパーGUTSによって倒されたが、闇の破壊によって生じた重力崩壊がダイナを飲み込み、別次元に飛ばしてしまった。
[編集] スタッフ
- 怪獣デザイン：山口修、丸山浩 他
- 着ぐるみ製作：開米プロ 他
