ウィークエンドスペシャル 松任谷由実はじめました
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ウィークエンドスペシャル 松任谷由実はじめました(うぃーくえんどすぺしゃるまつとうやゆみはじめました)は、2001年7月6日から放送中の松任谷由実がパーソナリティを務めるインターネットラジオ番組。放送形態はストリーミング形式のオンデマンド放送で、放送時間は毎週金曜11:00~月曜3:00(JST)。番組自体の長さはおよそ30~50分。フォーマットはRealPlayerとWindows Media Playerの2種が用意されている。収録場所は主にニッポン放送。通称「うそラジオ」(#番組中に登場する言葉を参照)。
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[編集] 概要
2001年3月に、苗場での松任谷由実のコンサートをインターネット中継する「NET PARTY in Naeba」のチャットコーナーにおいて、「チャットが得意でない松任谷由実は話をするほうがよい」と、松任谷正隆がインターネットラジオによる番組を模索しはじめたのが放送開始のきっかけ。その後、「松任谷由実のオールナイトニッポン」の放送時から親交のある、ニッポン放送のスタッフからアドバイスをもらい放送を開始した。通常の電波によるラジオ番組と異なり、番組の長さをはじめ、自由なフォーマットでの放送が特徴。CMは放送されない。また、著作権上の問題から松任谷由実以外の楽曲も放送されない。(インディーズ発売の楽曲は、過去に放送されたことがある) もとは2001年7月~10月に行われた松任谷由実のコンサートツアー「acacia tour」のインターネット連動サイト「web acacia tour 2001」のコンテンツの一つとしてスタートしたが、好評につきツアー終了後も現在までに200回以上の放送が行われている。なお、番組へのメールは番組公式サイトのメール投稿フォームより、送信することができる。
[編集] 主なコーナー
[編集] 現在放送中の主なコーナー
- ユーミンのビックビックな取扱説明所 (2004年11月5日~) - ビックカメラの提供により、おもしろ家電、おすすめ家電などを紹介するコーナー。このコーナー部分のみビックカメラのホームページでいつでも聞くことが出来る。なお、2004年春に松任谷由実が新居へ引っ越しをする際、新たに準備した家電はすべてビックカメラで購入したという。
- グルメ・バラバラ川柳 (2005年12月2日~) - 毎週異なるグルメのテーマのもとで五七五にこだわらず、17字をいくつかのパートにバラバラにしてリスナーが作った川柳を紹介。
- 記憶のでんぐりがえし (2005年9月30日~) - 毎週異なるキーワードについて、それにちなんだリスナーの思い出を紹介。
- 私のねっこりワード - リスナーのお気に入りの言葉や、妙にはまった言葉を紹介。なお、「ねっこり」とは松任谷由実のお気に入りの言葉で、2005年に書き初めした言葉でもある。
- ユーミンに聞け! (2004年11月~) - リスナーからの質問・疑問に松任谷由実が答えるコーナー。
- あなたも海外特派員! (2005年6月~) - 海外のリスナーから、その土地ならではのトピックスを紹介。番組からテーマが指定されることもある。
[編集] 過去に放送された主なコーナー
- 松任谷由実選集六八六 (2001年7月~) - フジテレビ系列「めざましテレビ」内で当時放送されていた、「松任谷由実選集五七五」をアレンジしたコーナー。このコーナーの話を松任谷由実が「めざましテレビ」のスタッフに話したところ、あまり喜ばれなかったという。
- 明石家由実の実験く~ん! (2001年7月~) - とんでもない噂、聞いたこともない話を身をもって実験してみるコーナー。コーナー名は松任谷由実のアルバム「acacia」にひっかけた。
- インディー・ジョーンズ (2001年7月~) - インディーズ発売の楽曲を放送するコーナー。メジャー発売の楽曲をインターネットラジオで放送するのは手続きが複雑なことからコーナーがスタート。
- 松任谷由実の全世界アンケート!! (2002年4月12日~) - 松任谷由実が今聞いてみたいことを全世界で答えてもらいたいというグローバルな企画。
- 俺が加茂啓太郎だ!! (2002年4月12日~) - 東芝EMIの開発部に勤務する加茂さんの、今気になる音楽とサブカルチャーの話。
- AHONDERERS(アホンダラーズ) (2002年9月6日~) - リスナーの1週間に起こったまねけな話を紹介。BGMは松任谷由実の楽曲「WANDERERS」のイントロ部分。
- ザ・ウラ事情 (2002年9月~) - 毎週異なる業種の裏事情を、リスナーから募集して紹介するコーナー。
- くままろのユーミンNOW! (2002年9月~) - 松任谷由実のマネージャー・小熊さんによる最新情報のお知らせ。番組のエンディングにて放送。
- ユーミンのビックビックな家電相談室 (2004年4月16日~2004年10月) - 身近な家電の悩みをビックカメラ社員・堀越さん(通称:ホリゴン)とともに解決するコーナー。このコーナー部分のみビックカメラのホームページでいつでも聞くことが出来た。
- 猿顔 顔面 進化図 (2004年6月~) - 有名人(男性限定)の顔を辿ることで、猿から人への顔面の進化を図に表すというコンセプトのコーナー。
- 朗読 (2004年6月~) - その名の通り松任谷由実が朗読を行うコーナー。テーマは毎回違う。
- Today's SE (2004年6月~) - 駅や海岸のSound Effectが放送されるコーナー。2004年7月16日からの放送では「Today's 生ピアノ」と題してマイカ・ミュージック・ラボトラリーから荒井由実の楽曲「やさしさに包まれたなら」を松任谷由実の弾き語りで披露した。
- あなたにとってのVIP食材 (2004年7月~) - リスナーにとって「これはたまらない」という食材を紹介。
- かまやつ伝説 (2004年8月~) - かまやつひろしにまつわる噂や伝説などを募集し紹介するコーナー。
- 帰ってきた6・7・42 (2004年11月~) - 松任谷由実のアルバム『VIVA! 6×7』の発売を記念して始まった、6・7・42形式の川柳コーナー。42の部分の字数はおおよそ。
- ○○させていただきます (2004年11月~) - ユーミンのビックビックな家電相談室コーナーに出演していた堀越さんの台詞にあやかって、「~させていただきます」で結ぶ台詞をリスナーから募集。
[編集] 放送されたのか不明のコーナー
- アカペラ・電話人生相談 (2002年6月頃) - リスナーが悩みごとをアカペラで歌にのせて、松任谷由実に相談するコーナー。
[編集] 番組中に登場する言葉
- うそラジオ - 2001年8月17日からの放送にて、ニッポン放送の番組宣伝をおこなった際に「本当のラジオ」と説明したのに対し、「じゃあこのインターネットラジオは何?」という疑問に「ウソのラジオ」と松任谷由実が発言したのがきっかけで定着。
- かにバーサリー - 松任谷由実が番組スタッフと上海蟹を食べるパーティーで、毎年晩秋に開催される。予算は松任谷由実のポケットマネーだという。由来は松任谷由実の楽曲「ANNIVERSARY」から。2002年より名前が定着。
- 職人菓子 - 番組収録前に松任谷由実と番組スタッフが食べる菓子のこと。また、職人とは「職人に出すような菓子」のことであり「職人が作る菓子」ではない。
- ホリゴン - ユーミンのビックビックな家電相談室に出演していた、ビックカメラ社員・堀越さんの愛称。2004年4月16日からの回で初登場した際に、構成作家の大川さんの手書きによる台本に「ホリコシ」と書かれていたものを、松任谷由実が誤って「ホリゴン」と呼んでしまったのがきっかけで定着。
[編集] 備考
- 放送時間は当初、金曜11:00~日曜3:00(終了時刻をかつての「松任谷由実のオールナイトニッポン」と同じにしていた)だったが、2002年春からは金曜11:00~月曜3:00に拡大された。
- 「web acacia tour 2001」はエキサイトから配信されていたが、インターネットラジオだけは番組開始当初から東芝EMIより配信されている。
- 毎年、正月の放送では、松任谷由実と番組スタッフによる書き初めが行われる。
- 2002年2月8日からの放送では、松任谷由実の未発売楽曲「紅雀~暁のシュプール」が放送された。
- 2002年10月に番組サイトがリニューアルし、「28(にわ)ちゃんねる」「YUMING語録沼」「ゆかいな仲間たち」などのコンテンツが新設された。
- 2002年11月には、リスナー7組14名を招いて「第1回うそラジオ・ファンの集い」が東芝EMIのリラクゼーションルームにて行われ、集会の模様は2002年11月22日からの回で放送された。なお、この企画は25年以上前にファンの集いとして行われた「代々木公園でのハンカチ落とし」を復活させようという話からはじまった。
- 2003年5月16日からの放送では、雑誌「横浜ウォーカー」5周年記念企画『あなたの夢叶えます!』にて一般公募された2人がディレクターを務めた。この模様は2003年6月10日発売の横浜ウォーカーにも掲載された。
- 第100回目となる2003年6月27日からの放送では、「100人に幸あれ!本名でダーッ」と題してリスナー100人の本名を松任谷由実が連呼した。また、番組サイトに「大川女史の「家では無口」」のコーナーが新設された。それに伴い「ゆかいな仲間たち」が終了。
- 2003年12月12日から、番組サイトに「うしろゆみすがた」のコーナーが新設された。それに伴い「YUMING語録沼」が終了。
- 2003年12月には番組公式サイトのトップページが「もうすぐX'masなので七面鳥 なにする予定?」となっていた
- 第200回目となる2005年6月24日からの放送では、番組リスナー200人のハンドルネームをトップページに掲載した。
- フィンガー5のメインボーカル・玉元晃も番組にメールを寄せたことがある。(2005年7月22日からの回にて放送)
- 松任谷由実がスケジュールの都合で通常の放送ができない場合は、10分程度のショートバージョンで放送されることがある。その場合、クイズが出題されることが多い。
[編集] 主なゲスト
[編集] 関連項目
- 松任谷由実 Sweet Discovery - 松任谷由実が現在パーソナリティを務める、もう1つの番組
[編集] 外部リンク
- ウィークエンドスペシャル 松任谷由実はじめました - 番組公式サイト。
- ユーミンのビックビックな取扱説明所 - 番組のうち「ユーミンのビックビックな取扱説明所」コーナーのみいつでも聞くことのできるサイト。