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ウァレリアヌス(200年 - 260年)は、ローマ帝国の皇帝。
ササン朝ペルシアのシャープール1世との戦争により、捕らえられ敵国で生涯を終える。
ローマ皇帝が敵国に捕らえられたのは歴史上初めて(この後にも9世紀の東ローマ皇帝ニケフォロス1世と、11世紀の東ローマ皇帝ロマノス4世ディオゲネスの2人しかいない)であり、この出来事がこの時代のローマ帝国の危機の深刻さを物語っているといえる。
[編集] 参考文献
- 塩野七生『ローマ人の物語12-迷走する帝国』新潮社、2003年、366頁。
- ローマ皇帝
- 253年 - 260年
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- 先代:
- トレボニアヌス
- 次代:
- ガリエヌス