イオー・ジマ級強襲揚陸艦
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| イオー・ジマ級強襲揚陸艦 | |
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| 艦級概観 | |
| 艦種 | 強襲揚陸艦 |
| 艦名 | 古戦場。一番艦は硫黄島の戦いに因む。 |
| 前級 | |
| 次級 | |
| 性能諸元 | |
| 排水量 | 軽荷：10,700t、満載：18,300t |
| 全長 | 592 ft (180 m) |
| 全幅 | 84 ft (25.6 m) |
| 吃水 | 27 ft (8.2 m) |
| 機関 | 蒸気タービン、1軸 |
| 最大速力 | 23.5ノット |
| 航続距離 | |
| 乗員 | 685名 |
| 武装 | 新造時には50口径76mm連装砲4基。 後に内2基は撤去され、20mmCIWS （ファランクス ）2基とシースパロー 短SAM8連装発射機1基を搭載 （ただしこれと異なる艦もある） |
| 搭載機 | ヘリコプター11機（CH-53）～20機 |
イオー・ジマ級強襲揚陸艦（－きゅうきょうしゅうようりくかん、Iwo Jima class amphibious assault ship）は、アメリカ海軍の強襲揚陸艦（LPH）。同型艦7隻。硫黄島の戦いにちなんで名付けられた。現在はすべて退役している。
第二次世界大戦後揚陸作戦においてヘリコプターの実用性が高まり、アメリカ海軍は1958年から1961年にエセックス級航空母艦ボクサー(USS Boxer, CVS-21)、プリンストン(USS Princeton, CVS-37)、ヴァリー・フォージ(USS Valley Forge, CVS-45)の3隻をLPHに艦種変更（CVS-21→LPH-4、CVS-37→LPH-5、CVS-45→LPH-8）した。しかし、これらはもともと空母であるため兵員や物資の搭載能力の面で問題がありLPHの新造が計画された。そうして建造されたのがイオー・ジマ級であり1961年から1970年にかけて7隻が就役した。
艦は空母型をしており、飛行甲板は長さ183.6m、幅32.9mである。格納庫にはヘリコプターをCH-46では19機、CH-53では11機格納可能である。加えて279m2の車両搭載用スペースと1120m3の貨物搭載用の空間を持つ。また、医療設備も充実している。兵員は約2,000名を収容。
1992年から1998年にかけて機雷戦指揮艦(MCS-12)に改造されたインチョンを除く6隻が退役し、インチョンも2002年に退役した。
[編集] 同型艦
- イオー・ジマ (USS Iwo Jima, LPH-2) 1961年8月26日就役 1993年7月14日退役
- オキナワ (USS Okinawa, LPH-3) 1962年4月14日就役 1992年12月17日退役
- ガダルカナル (USS Guadalcanal, LPH-7) 1963年7月20日就役 1994年8月31日退役
- グアム (USS Guam, LPH-9) 1965年1月16日就役 1998年8月25日退役
- トリポリ (USS Toripoli, LPH-10) 1966年8月6日就役 1995年9月8日退役
- ニューオーリンズ (USS New Orleans, LPH-11) 1968年11月16日就役 1997年10月1日退役
- インチョン (USS Inchon, LPH-12) 1970年6月20日就役 2002年6月20日退役
[編集] 登場作品
- アポロ13 - 1995年。アポロ13号回収艦隊の旗艦だったイオー・ジマが登場。ただし、イオー・ジマはすでに退役していたため、ニューオーリンズを使用して撮影。
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