イエローキャブ
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イエローキャブ(yellow cab)
- イエローキャブ (タクシー) - アメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタンを走るタクシーの通称。車体が黄色く塗られるところから。
- 日本のタクシー会社のひとつ「東京イエローキャブ」。1.に由来して車体が黄色で統一されている。北港梅田グループでEM自交無線に加入。
- 日本人(またはアジア人女性)(の振る舞い)を指す蔑称。外国人(特に白人)男性に対して強い憧れを持つ黄色人種(イエロー)である日本人女性は、タクシー(キャブ)のように気軽に乗れる(性交ができる)と思われているところから。ハリウッド映画の描写を現実と錯覚し、海外では性に対してオープンだとする誤解や、下心があって優しくしてくる外国人男性にだまされてしまうことなどが原因にあげられる。近年オーストラリアなどでは「スクール・バス(school bus)」(児童でも安全に乗れる)とも呼ばれている。殊に旅行や留学中の女性は誰とでも安易に性交するとされ、性に関するモラルの低さを揶揄される。このような蔑称を付けられてしまったのは、それに値する振る舞いの女性がいるからに他ならないが、こうした一部の女性のために、身に覚えがないにも関わらず日本人であるだけでイエローキャブと見なされて不快な思いをする女子留学生も多く、本人のモラルだけにはとどまらない問題となっている。
- イエローキャブ (芸能プロダクション)。3.に由来する。
- ノンフィクション作家・家田荘子の作品のタイトル。アメリカに渡った女性を描いたルポルタージュ。
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