よつばと!
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よつばと! | |
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ジャンル | コメディ |
漫画 | |
作者 | あずまきよひこ |
出版社 | メディアワークス |
掲載誌 | 月刊コミック電撃大王 |
連載期間 | 2002年3月 - (連載中) |
巻数 | 6冊 |
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『よつばと!』は、あずまきよひこによる少年漫画作品。「月刊コミック電撃大王」(メディアワークス)において2003年3月から連載されている。英語表記は『YOTSUBA&!』。キャッチコピーは「いつでも今日が、いちばん楽しい日」。単行本は2006年12月現在6巻まで刊行されており、累計330万部を突破している。
目次 |
[編集] 概要
短編『Try! Try! Try!』(後述)を前身とし連載化されている。前作『あずまんが大王』で人気を博した著者・あずまきよひこの新作として注目を集めた。前作の4コマ漫画の形式とは異なる(4巻で一話だけ4コマ形式のものがある)が、著者の描くキャラクターの魅力やとぼけた間の感覚は、前作と同様、十分に発揮されている。
「何気ない日常描写」においては、前作よりさらに磨きがかかっている。その優れた日常描写や絵の質の良さのため、癒し系あるいはファミリー向けの漫画として、『電撃大王』で連載されている漫画の中で最も幅広い読者層を得ている。また『電撃大王』に掲載される作品としては珍しく漢字に振り仮名(ルビ)が付けられていることも、低年齢層を意識した漫画であることを示している。さらに時間軸の設定(後述)や夏の星空を忠実に描いてあることなど、各所で作者のこだわりが見られ、リアリティを出す試みが為されている。なお、「この漫画は、読者によつばを客観的に見て欲しい」と対談で明かしたように、よつばの視点ではなく、よつばを見る視点で描かれている。
この作品は文化庁が2006年に発表した日本のメディア芸術100選で『あずまんが大王』と共に選出され、同年12月15日には、文化庁メディア芸術祭マンガ部門においても優秀賞を受賞した。
アニメやドラマ化を望む声も多いが、作者は現在のTVアニメのクオリティだとアニメ化しても満足出来る物にはならないと考えており、現時点でアニメ化の依頼を全て断っている。(ファンの間でも評価が高かった『あずまんが大王』のテレビアニメ版ですら、作者は不満点が多く、納得いかない部分もあったらしい)
舞台となる町(県立高校があるのでどこかの県らしい)は実在はしないが、モデルとなった場所や建物の多くが練馬区にあり、雰囲気も練馬区に近い。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
夏休みの前日、とある町に強烈に元気な女の子よつばととーちゃんの親子が引っ越してきた。その日から始まる、よつばに振り回される周りの人達の日常を描いたコメディ。
[編集] キャラクター
[編集] 小岩井家
- よつば(小岩井 よつば【こいわい よつば】 身長107cm)
- この作品の主人公。いつも元気で自由奔放な5才の女の子(本人は自分を6才だと勘違いしていた)。どんなことにでも全力で接し、様々な出来事に面白さや感動を見出す。外国でとーちゃんに拾われた、とのことだが詳細は不明。少なくともキャラクターの台詞から、日本人離れした容姿で外国人の様な印象を受けるらしいが、具体的な人種は不明。綾瀬家が暮らす町に引っ越す前はばーちゃんとじーちゃんの家に暮らし、その前はある島(本人曰く「ずーっと左、最後ちょっと右…?」)に住んでいたらしい。そのためか町の常識はあまり知らない。この様に謎めいた経歴を持っているが、作者はよつばの詳しい経歴などにについて明らかにするつもりはないとしている。本人は自分の過去については気にしていない様である。緑色の髪をしており、髪型のクローバーの様に4方向に飛び出ている部分は、『あずまんが2 あずまきよひこ作品集』のCD-ROMに収載されている絵によれば黄色のリボンで結んでいる。『よつばと!』ではリボンが無く、寝る時もそのままで、濡れた時などでも乱れない。年齢の割に運動神経がよく、水泳が非常に得意。目玉模様の物(カラス避けなど)が大の苦手。好物は牛乳、カレー、アイスクリーム。名前の由来は、乳業メーカーである小岩井乳業とよつ葉乳業からと連想されがちだが、作者曰く「たまたま(似ただけ)」とのこと。作者が所属するデザイン会社・兼作者のマネジメント事務所である「よつばスタジオ」の名は彼女から付けられている。台詞に漢字がほとんど使われないのも特徴。しかし意外とボキャブラリーは幅広く、時折やけに大人びた事を言うことがある(ばーちゃんの影響が大きいらしい)。幼児らしく信じ込みやすい性格で自転車には免許が必要だと思っていたりする。絵を描くのも好きだが下手である。(自身は上手いと思い込んでいる。)幼稚園には通っていない。
- とーちゃん(小岩井【こいわい】 名前不明 身長175cm)
- よつばの父。ただしよつばのことは海外で拾ったと言っており、本当の血縁関係は不明。職業は翻訳家(何語を翻訳しているかは謎である。作者曰く、マイナーな言語らしい。また、作中に英語で書かれていると思われる動物の百科事典が出てきたり、横書きだと思われる本をよく読んでいる。)で、昔は世界各地を旅していたようである。仕事柄いつも家におり、仕事が終わるとよつばと遊んであげる良い父親。パンツマンの正体でもある。ジャンボ、ヤンダとは友達。夏の暑い間は家の中ではいつもランニングシャツにトランクス一丁(外出時はもっぱら無地のTシャツにジーンズ姿)でいるなど性格は非常にルーズであるが、よつばへの躾はちゃんと行うなど父親としての行動も見て取れる。毎日のように隣の綾瀬家に遊びに行く(アイスをもらう)ことを迷惑ではないかと気にかけており、田舎から送られて来たブドウをおすそ分けした事がある。泳ぎは苦手。
[編集] 綾瀬家
小岩井家の隣に住んでいる家族で小岩井家が引っ越してきた日から両家は家族ぐるみの付き合いをしている。よつばはほぼ毎日の様に綾瀬家に遊びに行っている。
- 綾瀬あさぎ(あやせ あさぎ 身長165cm)
- 綾瀬三姉妹の長女。大学生。栗色のストレート・ロングヘアーの美女。長身で顔が小さめ、痩せ型のスタイルはモデルとしても通用しそうである。飄々とした性格だが、よつばのことをいつも気にかけているのと同時に、余裕を持ってよつばをからかっている。頭の回転は速く、面倒事を好まず、物事を最小限の力で片付けてしまう。母と何度か子供レベルの喧嘩もしている。風香もそうだがアルバイトをしている場面は今のところ出て来てはいない。「あさぎ」は色の浅葱に由来している。なお、3巻の時点で彼氏がいる事を風香がジャンボに話している。
- 綾瀬風香(あやせ ふうか 身長158cm)
- 綾瀬三姉妹の次女。16歳。県立紫陽花高校(だと思われる)の高校生。学校内では「副会長」とも呼ばれているが、生徒会の副会長かどうかは不明。隣家に引っ越してきたとーちゃんにゴミ捨ての曜日や場所を教えたり、回覧板を回すついでに家事を手伝ったり、御近所の方々にきちんと挨拶したり、綾瀬家の晩御飯の献立を決めていたりと、歳の割に非常にしっかりした娘っ子である。しかし、とーちゃんの職業を「こんにゃく屋」と未だに勘違いし続けるなど、天然ボケな面もあり、痛い行動や発言で周りが呆れてしまうことが多い。よつばにとっては、面倒見のいいお姉さん。綾瀬家で最初に登場したのも彼女である。いつも妙なプリントのTシャツを着ていたり、よつばにまで指摘されるほど絵が下手など、芸術的な才能はあまり持ち合わせていないらしい。片想いの相手がいたがあえなく失恋。しかし結構モテるらしく、ラブレターを貰ったりナンパをされたりすることもある。本人はポッチャリとした体型(特にウエスト周り)を気にしているらしく、それを指摘したジャンボはプールに蹴落とされた。しかし、水着姿をとーちゃんやジャンボが高評価しているように、実際は結構スタイルが良い。しかしカナヅチ。自分の名前は結構気に入っていると見えて、時々自慢げに他人に説明している。彼女は以上の様に子供的な側面と大人的な側面を持ち、「よつばと」の世界で「大人世界」と「子供世界」の両者に属する重要なキャラクターであり、作品中で最も遊ばれている。
- 「Try! Try! Try!」から引き継がれた登場人物中、唯一設定の殆どを継承しなかった。
- 綾瀬恵那(あやせ えな 身長130cm)
- 綾瀬三姉妹の三女。小学生で、よつばより少し年上。年齢が近いためかよつばとはしばしば一緒に遊んでいる。おしとやかそうな外見とは裏腹に度胸が座っており、物怖じしない性格である。虫や両生類(カエルなど)も平気。チャレンジ精神も旺盛で、作中ではジャンボから魚の捌き方を教わっていた。また、地球温暖化問題を初めとする環境問題に特別の関心を持っている変わった小学生でもあるが、本作中では年齢相応の一番の常識人といえる。熊のぬいぐるみに「アン」と「ジュリエッタ」という名前を付けて大事にしている。長女は明らかに母親似であり、次女と三女が似てないことから、こちらは父親似と思われ、実際父からそう指摘されたが、恵那は不満そうだった。よつばより年上であるが、よつばには「子供」と認識されている。
- 綾瀬家の母(本名不明 身長160cm)
- 三姉妹の母親。よつばを実の娘のように可愛がってくれている。そのためよつばもなついており、彼女の事を「かーちゃん」と呼ぶ。母の無いよつばにとって、精神的には母親のような存在らしい。本人もよつばを「4人目の娘」同然の扱いをしており、滅多なことでは怒らない。ぼーっとしている事が多いが、若い頃はあさぎと似て飄々とした性格だったらしい。テニスを習っている。
- 綾瀬家の父(本名、身長不明)
- 三姉妹の父親。日中は仕事に行っている事もあり、家にはあまりおらず存在感がないため、あさぎにしばしば存在を消される。綾瀬家の家の規模から考えて、かなり高収入の職業であるように思われる。大抵のことには動じない性格で、いつも笑顔を絶やさない優しい父親。娘たちのことを非常に大切に思っており、風香失恋の報せには大きく動揺した。恵那が父の日に贈った肩たたき券の最後の一枚を「恵那が結婚してこの家を出て行く時」に使おうと考えていた。外見とは裏腹にロマンチストな性格の持ち主。よつばには「おっちゃん」と呼ばれている。
[編集] その他
- 早坂みうら(はやさか みうら 身長121cm)
- 恵那の友達で、ボーイッシュな女の子。恵那の所へよく遊びに行き、そのついでによつばとも遊んでいる。いつもズボンを履いており、ジャンボに男の子扱いされ発奮してスカートを履くも一度きり。その時はジャンボに「ランボルギーニみうら」と呼ばれた。綾瀬家の人達はよつばを「よつばちゃん」と呼ぶが、彼女は「よつば」と呼び捨てにする。話し方も男の子のようだが、一人称は「私」である。虫や両生類などは大の苦手で、カエルなどが近寄るだけでいつもの冷静な仮面が剥がれる、生粋の都会っ子である。ぶっきらぼうなところがあるが、他人を思いやる心も持っている。頭の回転が速く、状況の飲み込みの速さは大人顔負け。そのためか、人をからかったり、ちょっぴりいじめたりと悪気の無い悪戯が好き。鋭いことをさらっと言えるが、うっかりした失言も多い。ちなみに目の玉花子の正体で、ダンボーの中の人である。
- ジャンボ(本名・竹田隆【たけだ たかし】 身長210cm)
- とーちゃんの親友で、身長2mを越す巨漢。とーちゃんのことを「コイ」と呼ぶ。小岩井家に度々上がりこんではとーちゃんやよつばと遊んでおり、それが物語の発端となることがある。よつばの事は以前から知っている。実家は父親が店長をしている花屋「ジャンボ」で、本人も従業員として働いている。ざっくばらん、子供のような単純な性格である。よつばや恵那をセミ捕りや魚釣りに連れて行ったりと面倒見がよく、涙もろい人情家だが、早合点し過ぎることも。あさぎに惚れているが、恥ずかしがりのため一向に進展しないうえ、4巻以降あさぎの話を一切しなくなり、あさぎに惚れて以降見下し続けていた風香に対する態度も普通になっている。とーちゃんと同じく泳げない。愛車はルノー・カングー(作者によるとこの車はフランスでは花屋さんが良く使っている車とのこと)。また、おそらく店の車でもあろう、作中に出てくる軽トラックは、マツダ・スクラム(スズキ・キャリィのマツダ向けOEM車であり、キャリィとはエンブレムが違うだけである。つまりわざわざマツダのエンブレムとスクラムのロゴを描いている)と少々マニアックな設定。因みに作者の愛車もルノーであるらしい。
- ジャンボ父(本名不明)
- ジャンボの父。花屋「フラワージャンボ」を経営。性格はかなり大雑把。ひまわりをこよなく愛しており、本人曰く「ひまわりならよそには負けねー」。身長はジャンボとは違い、ごく一般的な身長である。
- 虎子(とらこ、名字不明)
- あさぎの友達。かなり痩身で、あさぎが(特に足の太さについて)対照的な風香と比較したことがある。いつもタバコを吸っており、煙で器用に「輪っか」を作れる。車を所有(フィアット・パンダ)。性格はかなりクール。自分の自動車に火のついた花火を載せられても、慌てるだけで怒らないところはかなりの人格者。
- やんだ(本名・安田、名前不明)
- 1話目からその存在は確認できたが、とーちゃんとジャンボの会話の中で名前と彼等の友人らしいということ以外は何も分からない謎キャラであった。30話目にしてようやく登場。とーちゃんとジャンボの後輩にあたる青年。普通の会社員らしい。小岩井家を訪ねた折、よつばと子供のような喧嘩をし「にどとくんな!!」と言われた。ちなみによつばとやんだは30話まで面識がなかったようである。暑いからとーちゃんの家に手伝いに行かなかったり、金が無いという理由で人の家でカップラーメンを食べたりと、図々しい面がある。カップラーメンは4分待つところを6分待ってデロデロにするのがこだわり。本人曰く「忍耐力が要る」。とーちゃん曰く「悪い奴」で「ダメだわ、あいつ」。愛車はスズキ・アルトラパンSS。第41話で2度目の登場
- ダンボー
- 恵那とみうらが夏休みの自由研究で作った、ダンボールでできたロボット型スーツ。目の部分に電球が仕掛けられており光る。中身はみうらで、お金で動きジャンボジェットより速く飛べるという設定。投入したお金はみうらのお小遣いとなってしまうらしい。解体して持ち運ぶ際は、頭部として使っている箱にすべての部品を収めることができる。因みに作者はダンボーの作画をする前に実際にダンボーをアシスタントと共に作っており、漫画と同様に収納できるという。
- ばーちゃん(本名不明)
- 会話の中でのみ存在が確認されている。よつばにいろいろ可愛らしい服を買ってあげたらしい。
- じーちゃん (本名不明)
- ばーちゃんと同じく会話の中でのみ存在を確認。クーラーが嫌いらしい。
[編集] 時間軸
この作品はオムニバス的な形式をした漫画だが、他の漫画には見られない時間軸の設定がある。第1話の日付は夏休み前日ということになっており、基本的に1日1話の形で物語は進行している(時々、日付が数日間飛んでいたり、話が同じ日の午前と午後に分かれる事もある)。そのため、連載開始から3年以上たった今でも作中では夏休みが終わったばかりである。また、2006年7月号掲載の第36話でのカレンダーの曜日配置から、まだ2003年であるらしい。この様な形式をとっているため、伏線を張り後の話に繋げるパターンが多く、またキャラクター達の何気ない会話や行動も過去の出来事と関係したり伏線になる事が多い。これらを探して楽しむのもこの作品の特徴である。
例
- あさぎがアイスを食べる。→次の話に綾瀬家の母が自分のアイスを食べられたと文句を言う。
- 誰かがどこかへ遊びに行く計画をする。→次の話では出かける。
- よつばが描いた絵。→過去の出来事を元に描いている。また後の話の伏線になる事もある。
また、作中の夏休みが終わると同時に作品も終了すると考えた読者も多かったが、作者は『よつばと!』を描き始めた当時からゆっくり丁寧に描き続けると決めていたため、夏休みが終わっても続ける気でいるとホームページなどで明かしていた。現に夏休みがほぼ終わった(8月30日)5巻の最後のページには、しっかり「つづく」と書かれている。作者によれば、物語が夏から始まったことに特に深い意味は無いという。
[編集] 各巻の日付設定
第2巻の発売と同時に、公式の日付設定が書かれた冊子が店頭で配られていた。以下の日付設定のリストはそれを元にしている。なお、3巻以降の公式の日付設定はまだ明らかになっていない(4巻の日付設定については、作者HPにて「4巻に収録されているのは8月18日から24日までの1週間」とのコメントあり)。
[編集] 1巻の日付設定
- 第1話 「よつばとひっこし」 - 7月19日
- 第2話 「よつばとあいさつ」 - 7月20日(午前)
- 第3話 「よつばと地球温暖化」 - 7月20日(午後)
- 第4話 「よつばとテレビ」 - 7月21日
- 第5話 「よつばとかいもの」 - 7月22日
- 第6話 「よつばとせみとり」 - 7月24日
- 第7話 「よつばとおおあめ」 - 7月25日
[編集] 2巻の日付設定
- 第8話 「よつばとおえかき」 - 7月27日
- 第9話 「よつばと復讐」 - 7月30日
- 第10話 「よつばとケーキ」 - 7月31日
- 第11話 「よつばとどんまい」 - 8月4日
- 第12話 「よつばとプール」 - 8月7日
- 第13話 「よつばとかえる」 - 8月8日
- 第14話 「あさぎのおみやげ」 - 8月9日
[編集] 3巻の日付設定
- 第15話 「よつばとおみやげ」 - 8月10日(日中)
- 第16話 「よつばとあさぎ」 - 8月10日(夜)
- 第17話 「よつばとフラワー」 - 8月12日
- 第18話 「よつばとお盆」 - 8月13、14日のいずれか(迎火の13日と思われる)
- 第19話 「よつばとぞう」 - 8月14、15日のいずれか
- 第20話 「よつばと花火大会?」 - 8月16日
- 第21話 「よつばと花火大会!」 - 8月17日
[編集] 4巻の日付設定
- 第22話 「よつばと勝負」 - 8月18日
- 第23話 「よつばと釣り」 - 8月19日
- 第24話 「よつばとばんごはん」 - 8月20日
- 休 憩 「よつばと4コマ」 - 8月21日
- 第25話 「よつばとせいしゅん」 - 8月22日
- 第26話 「よつばとしんぶん」 - 8月23日
- 第27話 「よつばとつくつくぼうし」 - 8月24日
[編集] 5巻の日付設定
- 第28話 「よつばとダンボー」 - 8月25日
- 第29話 「よつばとてつだい」 - 8月26日
- 第30話 「よつばとやんだ」 - 8月27日
- 第31話 「よつばとほし」 - 8月28日
- 第32話 「よつばとあめ」 - 8月29日
- 第33話 「よつばとはれ」 - 8月30日(午前)
- 第34話 「よつばとうみ」 - 8月30日(午後)
[編集] 6巻の日付設定
- 第35話 「よつばとリサイクル」 - 8月31日(日)
- 第36話 「よつばとじてんしゃ」 - 9月1日(月)
- 第37話 「よつばとポタリング」 - 9月日()
- 第38話 「よつばときんようび」 - 9月5?日(金)
- 第39話 「よつばとぎゅうにゅう」 - 9月日、日
- 第40話 「よつばとはいたつ」 - 9月日
- 第41話 「よつばとほんだな」 - 9月11?日(木)
[編集] CD
- 「よつばと♪」 2005年4月2日発売。作曲:栗原正己。演奏:栗コーダーポップスオーケストラ。
- 作者もHPで発言しているが、他の作品のようにアニメ化を前提としたイメージアルバムやドラマCDではなく、「よつばと!」の世界観に合わせた、よつばの一日をテーマにした交響曲である。
- 「よつばと♪ 組曲 冬将軍」 2006年11月22日発売。作曲:栗原正己。演奏:栗コーダーポップスオーケストラ。
[編集] よつばとえほんシリーズ
- 「よつばとしろとくろのどうぶつ」 2006年12月16日発売。ISBN 484023714X
[編集] Try! Try! Try!
『よつばと!』のプロトタイプである漫画。1998年にデザイン会社・トライアスロンのサイト(閉鎖)上で掲載され、2001年に描きおろしを追加して『あずまんが2 あずまきよひこ作品集』に収録された。同書の目玉として企画されたが筆が進まず、わずか短編3本にとどまっている。略称は「ととと」。
[編集] キャラクター
- 四葉
- とーちゃん
- 綾瀬あさぎ
- 綾瀬恵那
- この4人は『よつばと!』に登場する現在の姿とさほど大きな差異は無い。
- 綾瀬風夏(あやせふうか)
- 綾瀬家の次女。『よつばと!』では風香が彼女のポジションに当たる。名の発音こそ同じだが外見・性格ともに全く面影を残していない。風香と異なり子供視点に立つことは無く、四葉のやんちゃをきつくしかる。ペットを欲しがる恵那にどこからかワニを連れてくる豪胆な少女。とーちゃんに片思いしているようだが、作品内に2人が出くわす場面は一切無く、01年に追加された短編に、素直でない彼女の描写が僅かにあるのみである。
[編集] 「ととと」と『よつばと!』の相違
- 四葉ととーちゃんの姓は「ととと」では不明。
- 涙をこらえるなど、四葉が『よつばと!』ほど幼くない。
- 『よつばと!』では、よつばの4つの束ねた後ろ髪は短く同じ長さであるが、「ととと」では上の二房が長く、少したれている。
- 四葉は、『よつばと!』ではもっぱらひらがなで書かれるが、「ととと」では漢字が主。
- あさぎは、「ととと」では大学2年。『よつばと!』では年齢不詳。大学生ではあるらしい。
- 恵那は、「ととと」では小学4年。『よつばと!』では年齢不詳。「ととと」の方が幼く表現されている。小学校高学年ではあるらしい。
[編集] 他作品との関連
この項目ではあずまきよひこの他作品の内容に関する記述があります。
- 『あずまんが大王』のマスコット的キャラクター「ちよ父」は、Tシャツの柄やぬいぐるみとして本作にも特別出演している。
- 『あずまんが大王』のマスコット的キャラクター「ねここねこ」が、テキ屋の景品などとして本作にも特別出演している。
- 『あずまんが大王』で登場した遊園地、「マジカルランド」が本作でも登場。ただしどちらの作品でも、名前は出てくるが、実物は描かれていない。
したがって『あずまんが大王』と同じ世界の物語と思われるが、これ以上に深い世界観の越境は行われていないし、『あずまんが大王』を経由して『わらびー』とも繋がっているはずだがこれにいたっては全く直接的な接続を見せていない。
[編集] 外部リンク
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