むかわ町
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むかわ町(むかわちょう)は2006年3月27日、勇払郡鵡川町と穂別町の新設合併によって、北海道胆振支庁東部に設置された町である。
キャッチフレーズは、「人と自然が輝く清流と健康のまち」である。
町役場は「総合支所方式」とし合併前の鵡川町役場を事務所(本庁舎)、穂別町役場を総合支所とする。
- 本庁 〒054-8680 勇払郡むかわ町美幸2丁目88番地
- 穂別総合支所 〒054-0211 勇払郡むかわ町穂別2番地
目次 |
[編集] 地理
- 山:なし
- 河川:鵡川、穂別川、入鹿別川、湯の沢川、イクベツ沢川、モイベツ川、珍川
- 湖沼:なし
[編集] 隣接している自治体
[編集] 沿革
[編集] 廃置分合の経緯
- 2003年1月15日 穂別町は日高町,平取町,門別町と4町で任意協議会設置。
- 2003年2月18日 鵡川町が加入
- 2003年10月29日 鵡川町が離脱
- 2003年12月8日 厚真町,早来町,追分町と5町で任意協議会「胆振東部5町合併問題・広域行政問題協議会」設置
- 2004年3月17日 日高町,平取町,門別町との任意協議会から穂別町が離脱
- 2004年5月6日 2町で法定協議会設置
- 2004年5月27日 合併重点支援地域に指定される。
- 2004年6月11日 任意協議会「胆振東部5町合併問題・広域行政問題協議会」を解散
- 2005年3月20日 穂別町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(63%)」「反対(37%)」
新町名公募上位5点:東いぶり,清流,東胆振,森海,鵡別
新町名候補4点:東いぶり,穂別,むかわ,鵡川
新町名:むかわ町(むかわちょう)
新町役場:現・鵡川町役場 - 2005年3月23日 合併協定調印式
- 2005年3月25日 廃置分合関連議案を2町が可決
- 2005年3月30日 北海道知事に廃置分合申請書を提出。
- 2005年3月31日 合併協議完了に伴ない,協議会を解散
- 2005年7月1日 北海道議会において鵡川町と穂別町の廃置分合(合体)議案可決。
- 2005年7月8日 北海道知事が廃置分合を決定し、2町に廃置分合決定書を交付する。同日付で総務大臣に届け出。
- 2005年8月19日 穂別町との廃置分合について総務大臣告示。
- 2006年3月27日 勇払郡鵡川町と穂別町の廃置分合(合体)にて設置される。
[編集] 行政
- 町長:山口 憲造(やまぐち けんぞう)57歳。旧鵡川町長[職歴]旧鵡川町建設課長▽苫小牧工高卒
[編集] 産業
一次産業: 農業 穂別メロンは美味。
- 農業は米・野菜・花卉・乳牛・肉牛・軽種馬と多様。
- 鵡川下流域ではシシャモが漁獲され、むかわ町は「シシャモの町」として知られる。
[編集] むかわ町に本社を置く企業
- ワーカム北海道(自動車関連)
- もともとはいすゞ自動車のテストコースだったが、いすゞから独立した。現在はいすゞの新型車の開発やイベント等に使用されている。
- ちなみに社名の由来は町の名前である「むかわ」を逆さ読みにしたもの。
- フラワーヒルズ(食品製造・システム開発)
- むかわ町花岡地区に本社を置く会社。むかわ町産ななつぼしを使用した発芽玄米を製造・販売。
- 経営者が東京にてシステム会社を経営している経緯もあり、東京・札幌ではシステム開発も行っている。
- 社名の由来は本社所在地である「花岡」を英直訳したもの。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 海外
なし
[編集] 地域
- 穂別地区では化石が豊富に産出し、一部は町立博物館で展示されている。
[編集] 教育
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- かつては旧国鉄富内線が町内を経由し、豊城・春日・旭岡・栄・豊田・穂別・富内の各駅があった。1986年11月1日廃止。旧富内駅は駅舎・線路が保存されており、駅構内の備品は映画「鉄道員(ぽっぽや)」に使われている。なお旧富内駅舎とホーム・構内線路は2001年、登録有形文化財に登録された。
[編集] バス
[編集] 道路
- 都道府県道
- 北海道道10号千歳鵡川線
- 北海道道59号平取厚真線
- 北海道道74号穂別鵡川線
- 北海道道131号平取穂別線
- 北海道道575号鵡川停車場線
- 北海道道610号占冠穂別線
- 北海道道933号北進平取線
- 北海道道983号米原田浦線
- 北海道道1046号鵡川厚真線
- 北海道道1165号穂別インター線