まもなく夜明け 米朝事務所です
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まもなく夜明け米朝事務所です(まもなくよあけ べいちょうじむしょです)は、2006年(平成18年)5月28日より、日曜の早朝4時から5時までラジオ大阪にて放送されている60分番組。米朝事務所所属の落語家が出演する。パーソナリティーは桂こごろう、桂紅雀。そして毎週、米朝一門の噺家がゲストとして登場。およそ2カ月に一度の割合で松竹芸能や吉本興業、無所属からのゲストもある。(過去のゲスト一覧を参照)
目次 |
[編集] 歴史
元々、落語と噺家をこよなく愛する担当ディレクターが、桜橋時代のラジオ大阪で放送されていた「こんばんは米朝事務所です」を思い出し、「復活させたい!」という私利私欲から始まったと言われている。また「米朝事務所シリーズ」は、シリーズが終わらないように、空き枠あがれば何処にでも忍び込む流浪番組として知られている。
- 番組を企画
- 2005年(平成17年)夏に、企画を持ち込みプレゼン。ウリは「何が飛び出すかわからない台本のない番組」。実は番組担当者はこの企画を通したいために、以前放送されていた名物番組「こんばんは 米朝事務所です」を利用したという説もある。
- こんにちは 米朝事務所です
- 当初1クールの約束で、2005年9月10日(土)の昼の11時から「こんにちは 米朝事務所です」のタイトルで30分番組がスタート。ラジオ大阪の空き枠を利用しての放送だったため、4回放送したところで時間移動が決定。尚、第4回放送(10月1日)の最終回のゲストは桂南光、笑福亭鶴瓶。
- おはよう 米朝事務所です
- 2005年10月9日(日)に、午前8時から8時45分の45分番組として再スタート。ABCラジオの名物番組「日曜落語 なみはや亭」の裏番組になってしまい、一部の落語ファンからはひんしゅくを買った。この「おはよう 米朝事務所です」は、10月30日の放送をもって、わずか3回で終了。ゲストは桂雀松、桂雀三郎。最終回のゲストは桂九雀。
- こんばんは 米朝事務所です(「OBC日曜演芸館」番組内)
- 2006年11月13日(日)午後7時から「OBC日曜演芸館」という番組がスタート。内容は、漫才と落語の現在・過去・未来の三部構成の60分番組。基本構成は、前半15分は「これが漫才だ」の公開録音。中盤は「こんばんは 米朝事務所です」、後半は過去に放送された「上方漫才大賞授賞式」や「オンワード落語百選」の音源を利用したアーカイブス放送。この時は独立した番組ではなかった。
- こんばんは 米朝事務所です
- 2006年5月、「こんばんは 米朝事務所です」として独立した形で木曜日の午後8時半から9時の30分枠で放送するが、3回のみで放送終了。最終回のゲストは桂吉の丞。
- まもなく夜明け 米朝事務所です
- 2006年5月28日(日)から、早朝4時から5時までの60分番組として、タイトルも現在の「まもなく夜明け 米朝事務所です」で再スタート。60分番組になった為、これを機にコーナーを設けようと打ち合わせをするが、今までの「男のウダ話路線」を継承し現在に至る。
[編集] 放送内容
- オープニングから「すべらないウダ話」(約30分)
- ゲストコーナー(約20分)
- 主に落語会の告知を兼ねて落語家が出演する。ベテランクラスの落語家の出演は珍しい。
- 「米朝一門落語会情報」(5分)
- 米朝事務所マネージャーの「吉川くん」が、次週に開催される一門の各落語会の告知を行う。
[編集] 過去のゲスト
(出演順、重複省く、「*印」は非米朝事務所 所属芸人)
- 桂ちょうば
- 桂雀五郎
- 桂ひろば
- 桂南光
- 笑福亭鶴瓶*
- 桂雀松
- 桂雀三郎
- 桂九雀
- 桂吉弥
- 桂都んぼ
- 桂宗助
- 桂歌々志
- 桂まん我
- 桂吉坊
- 桂雀太
- リピート山中
- 桂わかば、
- 笑福亭三喬*
- 笑福亭右喬*
- 桂米左
- 桂吉の丞
- 桂文我
- ぐんきち*
- 桂さん吉
- 笑福亭生喬*
- 桂雀喜
- 笑福亭たま*
- 桂さん都
- 桂二乗
- 桂つく枝
- 桂しん吉
- 桂千朝
- 桂小米朝
- 桂あさ吉
- 林家花丸*
[編集] 放送時間
- 毎週日曜日 早朝4:00 - 5:00
[編集] 番組スタッフ
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- OBC演芸館 こんばんわ米朝事務所です - 番組公式サイト
- 大淀WEB - 番組担当ディレクターのホームページ