黒井駅 (新潟県)
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黒井駅(くろいえき)は、新潟県上越市頸城区西福島にある東日本旅客鉄道(JR東日本)および日本貨物鉄道(JR貨物)信越本線の駅。北越急行ほくほく線の列車も並行して運行されているが当駅はすべて(普通又は快速含む)通過するため利用できない。(隣の犀潟駅で乗り換えれば利用可能)
駅舎とホームの一部は頸城区内にあるが、ホーム・構内の大部分は同市大字黒井に掛かっている。日本貨物鉄道(JR貨物)の管轄駅である。
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[編集] 駅構造
- 地上駅。無人駅となっている。
- ホームは島式1面2線。駅舎(西側)とホームは跨線橋で連絡している。
- 駅舎側の1番線は長岡方面、2番線は直江津方面のホームとなっている。
- 柏崎寄りにはJR貨物の黒井駅があり、構内には貨物用の側線が数多く設置されている他、信越化学直江津工場等に通じる引込線も設けられている。直江津港に隣接していることから、20ft・40ft海上コンテナーを取り扱うことができる。
- 駅舎には券売機、公衆電話、自動販売機、トイレなどがある。
[編集] 駅周辺
駅周辺は一部が住宅地となっているが、大部分が直江津港の工業集積地となっている。
[編集] 歴史
- 1902年7月1日 - 北越鉄道・春日新田~犀潟間に、貨物駅として新設。
- 1906年9月1日 - 旅客営業を開始。
- 1914年10月1日 - 頸城鉄道線・新黒井~下保倉間が開通。
- 1968年8月6日 - 信越本線・黒井~犀潟間が複線化。
- 1968年10月1日 - 頸城鉄道線・新黒井~百間町、飯室~浦川原間が廃止。
- 1969年8月24日 - 信越本線・直江津~宮内間が電化。
- 1973年9月18日 - 同・直江津~黒井間が複線化。
- 1985年3月 - 現駅舎に改築。
[編集] 頸城鉄道線
- 頸城鉄道線を参照
ホーム東側の空き地に、頸城鉄道線新黒井駅跡の石碑が建てられている。この新黒井駅跡の空き地は頸城自動車が管理しているが、一部が道路・駐車場となっている以外は未整備のままとなっている。