陽耀勲

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陽耀勲（ヤン・ヤオシュン、YANG YAO-HSUN、1983年 1月22日 - ）は台湾出身の福岡ソフトバンクホークス所属の投手。背番号は91。左投左打。

台湾国内においては国際大会への出場経験が豊富で投手としても外野手としても高評価を受けており、一大学生でありながら数多くのファンを獲得し、アマチュアの名手として知られていた。日本球界入りの一報に台湾プロ球界に進むことを望んでいたファンは落胆するも、ソフトバンクの監督が台湾の英雄・王貞治監督であることや、入団会見時の陽の評価の高さが決め手となり、今後の更なる活躍に期待を寄せられている。また陽も台湾で英雄と仰がれる王監督の下でプレーできることを光栄であるという旨のコメントを残している。弟の仲壽の日本球界入りとともに台湾で連日話題に取り上げられ報道されるなど、注目の高さをうかがえる。日本での活躍が期待される。

北海道日本ハムファイターズの陽仲壽は実弟。

姓の読み方を、耀勲は台湾読みの「ヤン」で登録したが、弟の仲壽は「日本で呼ばれ慣れている」ことを理由に日本読みの「ヨウ」で登録している。

[編集] プロフィール

生年月日：1983年 1月22日
身長/体重：180cm/81kg
出身地：台湾
所属：福岡ソフトバンクホークス
球暦・入団経緯：台湾文化大学-ソフトバンク
背番号：91
投打：左投左打
守備：投手

[編集] 来歴

2002年 - イタリア開催の第1回世界大学野球選手権大会台湾代表に外野手として出場。また、この大会の日本代表として、現在のチームメイトでもある和田毅（早稲田大学）、馬原孝浩（九州共立大学）、松田宣浩（亜細亜大学）らが出場していた。
2004年 - 母国台湾開催の第2回世界大学野球選手権大会台湾代表に外野手として出場。同じ台湾代表として姜建銘（現巨人）が選出されている。
2005年 - 日本開催の第23回アジア野球選手権大会台湾代表に投手として出場。肩の故障のために大学時代は外野や指名打者での出場が多く、ようやく故障が癒えて投手としての選出だった。陽はこの年、本格的に投手に転向することを望んでいたが、打撃に定評があることから、打者として戦力にあげられており、大学では投手兼指名打者の役割を担っていた。秋に福岡ソフトバンクホークスに入団した。日本では投手としての成功を望んでいる。
2006年 - ワールド・ベースボール・クラシック台湾代表に投手として出場。同大会には弟の仲壽も出場している。これまでに様々な大会に出場してきたが、弟の仲壽と同チームになるのは初めてである。11月初旬に母国台湾で開催された、第16回IBAFインターコンチネンタルカップ台湾代表に投手として出場。この大会の日本代表には2007年からチームメートとなる、森福允彦（シダックス）、高谷裕亮（白鴎大）が出場している。

[編集] 成績

年度	チーム	背番号	登板	勝利	敗北	セーブ	ホールド	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	暴投	ボーク	失点	自責点	防御率
2006年	ソフトバンク	91	5	0	0	0	0	11	2	4	0	2	8	1	0	1	2	2	9.00