規格品番
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規格品番(きかくしなばん)とは、日本レコード協会が規定した、CD・DVDなどの市販されているメディアに対して付けられるコードのことである。1989年下旬以降に発売されたメディアにつけられ始めた。
[編集] 概要
規格品番は、英数字4文字と数値1~5桁の組み合わせを用いる。(両者をハイフンでつなぐ場合もある)
(例) ABCD-10001
(例外1) SVWC-7001 (アニプレックスが発売する製品全般)
(例外2) TBK-1 (テイチクエンタテインメントが発売するDVDカラオケの一部)
英数字4文字のうち、1、2文字目(例外1の場合は3文字目まで、例外2の場合は最初の1文字)は発売会社のコードで、会社ごとに定められている。
- 発売会社のコードは、規格品番の販社コード一覧を参照。
3文字目(例外1は4文字目、例外2は2文字目)はメディアの種類をあらわす英字コードが入る。(下記参照)
最後の1文字(例外1の場合はない)は各企業が任意に用いることができるが、もっぱらレーベルの区別をするために使われることが多い。
- 3桁目コード対応表
- A - DVD-Audio
- B - DVD-Video
- C - 12cmCD
- D - 8cmCD
- E - 未割り当て
- F - CD-V
- G - SACD
- H - HD DVD
- I - ビデオCD、CD-i
- J - LPレコード
- K - EPレコード
- L - 30cmLD
- M - 20cmLD
- N - CD-G
- O - 未割り当て
- P - プレイステーション用ゲームソフト
- Q - 未割り当て
- R - CD-ROM
- S - カセットテープ(シングル)
- T - カセットテープ(アルバム)
- U - ベータビデオテープ(現在はない)
- V - VHSビデオテープ
- W - DVD music(2004年以降)、8mmビデオテープ(現在はない)
- X - Blu-ray Disc(2006年以降)、DCC(現在はない)
- Y - MD
- Z - 複合商品(12cmCD+8cmCD、一部のCD+DVD、CD+写真集など)