藤原紀香
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藤原 紀香(ふじわら のりか、1971年6月28日 - )は兵庫県西宮市出身。平成期の女性タレント、女優。血液型A型。神戸親和女子大学文学部英文科卒。サムデイ所属。 ミス日本グランプリ受賞、資格は英語検定2級 、着物着付け3級など。
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[編集] 経歴
- 1971年、兵庫県西宮市(宝塚市近郊)で生まれる。
- 1990年、親和女子高等学校卒業後神戸親和女子大学に進学
- 1992年、神戸親和女子大学在学中に、第24回ミス日本グランプリを受賞。
- 1993年、東レ水着キャンペーンガール、1994年、アサヒビールイメージガールとして活躍。
- 1995年、阪神・淡路大震災で被災し、「人生、いつ終わるかわからないから」と達観して上京。
- 1997年、映画『CAT'S EYE』で、泥棒三姉妹の長女の泪(るい)役を演じる。
- 1998年、フジテレビ系テレビドラマ『ハッピーマニア』に出演し高視聴率を記録した。
- 2000年、香港映画『CHINA STRIKE FORCE(邦題:スパイN)』 に出演。
- CMにも数多く出演し、過去「CMの女王」と言われたこともある(CM総合研究所のCMタレント年度別好感度ランキングで1999年と2000年に一位を記録)。特に、J-PHONEのCMは衝撃的で、世間の話題を呼んだ。J-PHONEは藤原紀香のCMの効果で、急激にシェアを伸ばした。
- 2002年、日韓親善大使。
- 2006年11月15日、お笑い芸人の陣内智則と翌2007年に結婚することが報じられたが、本人は公式サイト[1]で報道を否定。陣内も自身が司会を務めるTVワイドショーの『なるトモ!』内で交際については認めたが、結婚は否定[2]。そういうふうに否定しながら、ついに結納を交わした[3]。 12月12日、「まだ決まっていないと言っただけで、ウソをついたわけではない」と公式ブログで述べて、それまでの「否定した」という巷間の解釈の誤りを指摘した。[4]
- 2006年、世界で一番ユーザーが多いソーシャルネットワーク、MySpaceをはじめる。
[編集] 出演
[編集] テレビドラマ
- ひとつ屋根の下(フジテレビ系)
- 毎度おジャマしまぁす(TBS系)
- ラブジェネレーション(フジテレビ系)
- WITH LOVE(フジテレビ系)
- ニュースの女(フジテレビ系)
- ハッピーマニア(フジテレビ系)
- あきまへんで!(TBS系)
- ナオミ(フジテレビ系)※主演
- 危険な関係(フジテレビ系)
- スタアの恋(フジテレビ系)※主演
- 昔の男(TBS系)※主演
- 愛と青春の宝塚(フジテレビ系・正月ドラマ)※主演
- あなたの人生お運びします!(TBS系)※主演
- よるドラ・「結婚のカタチ」(NHK、帯ドラマ)※主演
- 世にも奇妙な物語※主演にして初の母親役
- 金曜エンタテイメント特別企画「天国へのカレンダー」(フジテレビ系)※主演
- 大奥~華の乱~(フジテレビ系)(鷹司信子役)
- だめんず・うぉ~か~(テレビ朝日系)※主演
- 金曜プレステージ 秘密な奥さん
[編集] 映画
[編集] テレビバラエティー
[編集] CM
- 1997年 - サンギ/アパガード
- 1998年~2003年 - 富士フイルム/Fine Pix
- 1998年~ - カネボウ
- 1998年 - 三菱自動車工業/ファイター
- 1998年~2003年 - ソフトバンクモバイル(旧・東京デジタルフォン・J-PHONE時代)
- 1998年~2001年 - 大塚ペバレジ/ジャワティー
- 1998年~2001年 - 東武百貨店
- 1998年~2000年 - ブルボン/チョコBit
- 1999年~ - マンパワー・ジャパン
- 1999年 - 三菱自動車工業/タウンボックスワイド
- 1999年~2003年 - 日本航空
- 1999年~2002年 - アプラス
- 1999年~2002年 - 宝酒造/タカラCanチューハイ
- 2000年~2001年 - ワコール
- 2000年~2001年 - アルク
- 2000年~ - 佐藤製薬/ストナ
- 2001年~2003年 - 三菱電機/霧が峰
- 2001年~2003年 - ガリバーインターナショナル
- 2002年~2003年 - アサヒ飲料/十六茶
- 2002年~2003年 - ホワイトトラッシュチャームズ
- 2002年 - 財務省/国債
- 2003年 - ファーストリテイリング/ユニクロ
- 2003年~ - キリンビバレッジ/HOGUSU Supli
- 2003年~ - レオパレス21
- 2003年~ - 東芝/Face・DVDレコーダー
- 2004年~ - ソースネクスト/PCソフト
- 2004年~2005年 - コカ・コーラ/ジョージア
- ロート製薬・美活工房
[編集] テレビゲーム
- プロジェクト・ミネルヴァ(プレイステーション2用ソフト) - 主人公としてフィーチャーされる。
[編集] 雑誌
[編集] 海外活動
- 2002年には、サッカー・ワールドカップの日韓親善大使に起用される。
- アフガニスタンに行き、戦災についてのテレビレポートや、その写真展を日本で行うなどしている。
- 2006年には国連スタッフと共に東ティモールに向かい、写真取材を敢行。ニューヨークで国家支援を訴える写真展を開き、開会式のスピーチを行った。
- 井上ひさしと対談するなど、日本国憲法第9条は維持すべきという立場である。
[編集] 人物
- 中学時代はバスケットボール部に所属し、高校時代は落語研究会に所属していた。芸名は「親和亭かつお」だった。[5]
- ドラマの役柄なども「悪女タイプ」の配役が多い。
- 意外な事にピアスを全くしていない。また仕事で髪を染める事があってもすぐに黒髪に戻すなど、意外と古式ゆかしい一面がある。
- 体型が峰不二子に似ている(SRSの番組内でコスプレした事がある)。
- 両親が和歌山県出身であり、それにちなんで紀香と命名された。
- 母親は紀香よりも大柄で若き日にはミスコンに出場したこともあるが、家族に反対され芸能界入りを諦めた。その為紀香の芸能活動にはとても協力的だという。
- 著書「藤原主義」(幻冬舎文庫、ISBN 4-344-40413-0)によると、芸能界デビュー当初は実家から新幹線や飛行機で仕事場に通っていたが、阪神大震災で親戚や知人を亡くして「やり残したことを後悔しながら死ぬのは嫌だ。これからは自分の夢に向かって生きていこう」と決意し、親元から離れて上京することを決意したとのこと。
- 梨花が競合誌からJJに移籍してきた時、他のモデルにはつらく当たられたが、紀香はごく普通に接してくれたそうである。(梨花談)
- SRS初回放送時、ゲストのK-1ファイター角田(カクダ)信朗の事を間違えて「スミダさん」と呼んでしまった。
- 大黒摩季ファンを公言しており、カラオケではかなり歌うらしい。また本人とも親交がある。
- ラジオDJパーソナリティである玉川美沙と同年齢で同じ関西人という繋がりで親交があり、彼女の番組「玉川美沙たまなび」(文化放送)にもゲスト出演した。(2006年10月13日放送)
[編集] スポーツに対する造詣
- サッカーに関してはW杯の日韓親善大使以外にも、2002年10月から12月に横浜FCのユニフォームスポンサー(NORIKA NET)に就任したこともあった。(現在もトレーニングウェアーのスポンサーとなっている)。横浜FCがセレッソ大阪と対戦した際(対戦当時はJ2に降格していた)、セレッソ(当時)の大久保嘉人に「(横浜FCのスポンサーに藤原がついたことなんて)関係ないです。おばさんには興味がありませんから」と言われたこともある。この発言で藤原のファンからの抗議がきた。
- 格闘技にも精通し(格闘技そのものより、「男らしく強い男性(所謂マッチョ)」が好きという見方もある)フジテレビやTBSで放送される「K-1」の中継の司会を務めている(特に年末のグランプリには毎年の様に登場しており、これを見ないと『年を越せない』と言っている)。また、2003年からフジテレビジョンが独占放映中の2年に1度の世界柔道選手権の司会も務めている。
- 2004年、フジテレビのアテネオリンピックキャスターを務めた。
- 中央競馬所属の「ロイヤルキャンサー」という馬の名付け親でもある。キャンサーとは蟹を意味し、藤原の誕生星座「蟹座」にちなんでいる。同馬の馬主は、藤原を支援してくれているイザワオフィス代表の井澤健である。
- 高校時代にMBS毎日放送の選抜甲子園のセブンティーンリポーターとして出演していた。
- 効率よくカラダを鍛えるため2006年夏から「加圧トレーニング(腕および脚の付け根にベルトを巻きつけ適度に血流制限しながら行うトレーニング方法)」を開始している。
[編集] お笑いに対する造詣
- バラエティ番組に対する造詣が深いというのが意外に知られていない。(かつてはよく出演していた)
- めちゃイケのフジTV警察24時に登場した際もバラエティ慣れしている小池栄子も言えないような発言をあっけらかんにしており、小池よりお笑いを分かっていると評されている。
- お笑い芸人の何がおもしろいかを人知れず勉強しているらしい。
- ブレイクする前に関西ローカルの「クイズ!紳助くん」の初代アシスタント(1993年10月~1997年12月)を勤めたこともあり、その際に司会の島田紳助とトーク中心に絡んでいたことが彼女のお笑いに対する理解を深めたともいえる。ちなみに、今なお「紳助くん」のアシスタント席は『紀香の後ガマ』というイメージが定着している。(現在のアシスタントは和希沙也)