葦毛湿原
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葦毛湿原（いもうしつげん、Imou bog）は、愛知県豊橋市岩崎町にある湿原。愛知県指定の天然記念物（1992年2月28日指定）。JR豊橋駅前から、豊橋鉄道バス飯村岩崎腺の「赤岩口行き」で、20分程度、岩崎のバス停下車で、徒歩10分程度。湿原の入り口は、そのまま赤岩山へつながる自然歩道の一部になっている。
一帯は、標高75mから60mくらいの小高い山の緩やかな斜面にあり、広さは、約5haである。木の遊歩道が作られており、湿原を一周することができる。湿性の植物が250種類ほど、その他にトンボやカエルその他の昆虫、動物などが見られる。ここで見られる植物には、環境省のレッドデータブックにおいて絶滅危惧種II類に指定されているミカワバイケイソウやシラタマホシクサなどがある。尾瀬などの植物が長年にわたり堆積して、しっかりとした水量を蓄えた湿原とはことなり、チャートの基盤岩の上にある湿原で、岩盤から湧き出してくると思われる水が、その上を流れていくような湿原で、渇水の季節には水枯れのようになることもある。
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カテゴリ: 愛知県の建築物・観光名所 | 湿原
