秋元康
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秋元 康(あきもと やすし、1956年5月2日 - )は日本の放送作家、作詞家、作家、漫画原作者、プロデューサー、京都造形芸術大学教授。東京都目黒区出身。
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[編集] 人物
- 開成中学校を受験したが、不合格。中央大学附属高等学校を卒業後、そのまま中央大学文学部へ進学したが、後に中退した。
- 作詞家としてはとんねるずなどに提供している、メッセージソングやパロディソングばかりでなく、美空ひばりの『川の流れのように』など、シリアスな曲も多数書いている。また、猿岩石の楽曲、アニメソングの作詞を担当する際に「高井麻巳子は良妻」をもじった高井 良斉(たかい りょうさい)のペンネームを用いている(ただし、アニメ『ケロロ軍曹』関連の楽曲の作詞では秋元康の名を使っている)。
- 以下の秋元のエピソードをフォローしているのが、突然の結婚・引退で話題となった、高井麻巳子の力が大きいとも言われ、「逆まん」と、秋元を表現する向きもある。
- 作詞家としての作品の総売上は、4,000万枚を超える。
- 放送作家、作詞家活動以外に、小説、映画監督、ドラマ脚本などを手がけるが、いずれも評価はもう一つ・中途半端といったところ。但し、当時の秋元が独壇場的スタンスで存在をアピール出来ていた?、夕やけニャンニャン出演時には、必ず「天才!秋元康の~」とタイトルがつく、自分がメインのコーナーを持っていた。
- 映画監督としては、手堅いキャストに自作の主題歌を使うのが常套手段(名が知られている俳優の配役と言う安全パイに、自身のPRを組み合わせる方法)で、多数の凡作を世に送り出した。
- 小説家としては、産経新聞紙上に連載され、2006年に単行本として出版された『象の背中』で、従来の著作から大きく飛躍し、作家としての力量と才能を改めて示した。末期の肺癌で、余命半年と診断された48歳会社サラリーマンの心情と生き方を描き、一部からは話題を呼んだ。
- 恋愛に関しては、独り善がりとも思われる、独特のスタンスを一人で懐き、恋愛に関するエッセイや、恋愛論を語る自らのラジオ番組などで、持論を展開している。しかし、昨今の「オタク」「ロリコン」「こだわり・他が見えていない」若者タイプの恋愛の始まりだ。と、手厳しい評価が多い。
- おニャン子クラブの成功の後(秋元一人だけの力ではないのだが)、いくつかのアイドルユニットのプロデュースを手がけ、奇抜なプロモーション戦略で毎度話題にはなるものの、全てヒットには恵まれず、引退や解散を余儀なくされる羽目となるのが、「秋元らしい演出だ」「秋元ルール」だとも。
- 実業家への意欲があったのか、彼がプロデュースしたカレー屋の名前が、なんと「うんこや」というもの。「食と排泄は切っても切れない関係ですからね、だからあえて・・・」という、説明をしていたが、僅かな期間で閉店している。
- 1998年、家庭用ゲーム機メーカーのSEGAが社運を賭けて開発したドリームキャストの宣伝戦略プロデューサーを担当し、SEGAの社外取締役にも就任した。自虐的なテレビCMが話題になったものの、肝心のドリームキャストの売れ行きは低迷し、プロモーション用に製作したドリームキャスト提供のテレビ番組は、どれも低視聴率から脱却できず、短期間でOA打ち切りとなった。
- 2004年11月、ライブドア傘下のコンテンツ配信会社サイバーアソシエイツの取締役に就任し、ジリ貧だったドラマ脚本家としての活動場所を、テレビからWeb上に求めたが、一連の不祥事が発生したため、己に火の粉が降りかかる前に、自ら辞任した。
==高井麻巳子との電撃結婚と、その余波など==
- 1988年4月末、元おニャン子メンバーの中でも、トップクラスの人気を誇っていた高井麻巳子と電撃結婚が突如発表され、高井は芸能界から引退する。
高井のファンクラブが結成された直後だけに、まるで当然の如く、勝手に事が運ばれていた事を知った、彼女のファン皆を絶望の淵に落とした。他、怨み、「裏切られた、騙された!」(いずれも、ごく一部の、過激ファンの声。)
初のファンクラブコンサートへ訪れたり、メディア等を通じて高井を応援していファンは、秋元に怒りの矛先が向けられ、
「俺達はサクラだったのか!」「おニャン子を私物化して、有名になった秋元は、何様のつもりだ!」「(芸能界から)引退せよ!」
等と、かなり過激な若者の怒りの現象を起こしてしまった。
- 一方、おニャン子現役時の高井は、オフィシャル本の中で
「数多くの異性と付き合って恋愛上手になるより、真に好きになった人との恋愛を大切にする様な、素敵な人に出逢いたい。(要旨)」
と述べていた位、根っからの純情・真面目な性格であった。
- 1986年の夕方、一時OAされていたCX制作の「夕食ニャンニャン」の企画は、実はスタッフ裏での「秋元・高井」接近作戦の、手始め的作戦であったと言う見方・噂は、今尚根強くごく一部スタッフに語られている。(真実かは不明。が、有力説との噂は多い。)
「夕食~」は、秋元の鶴の一声で、半ば強引に番組を開始した、ともされている。(高井の心が、秋元の策略にまんまと乗せられた?形、とも。)
秋元との結婚直後、愛車のメルセデス・ベンツが、何者かによってその恨み節で一面にこぶ平死ね」(彼の風貌が林家正蔵、当時の林家こぶ平に酷似していたことが由来)と傷つけられたのは有名な話である。また、「メレンゲの気持ち」のゲスト出演で、一見、妻を立てるトークをするが、結局「彼女(高井)は、ボクみたいな天才と結ばれる運命だったんだよ。」と、豪語。一方的な勝手意見、男尊女卑的な物言いをするとも評される。
[編集] 性格・傾向
- 様々な上記の言動から、秋元は意外と自分の事を知らない・わかろうとしないタイプである。ないしは、自分のやりたい事をやりたいように好き勝手にやって引っ掻き回し、荒れている状況を外野から眺め楽しんでいるだけの坊や程度の立場でしかない。との評価をされる時が多い。
- 又、「本職はなんなんだ。これが!と言える物があるなら、自分で赤の布を床に敷き、笑顔で布の上を闊歩してみろ!(皮肉)」「世間皆が、『秋元でなければ。』と言われる位の、大プロジェクトを成功させて、それから「天才」との評価を世間から受けるべきだ!!」「金さえもらえば、何でも取り敢えず手をつける、『何でも屋』以下。単にちょっと面白い素人がブラウン管にポッと出ているだけの域でしかない。」「芸術家なのか、勝手連の、どちらなのか?何もかもが、中途半端で自ら幕引きして逃げている。」とも。
- 「人間・大人としての成長」は、発達途中の段階である、とコキおろす兵の存在が多い。
- おニャン子解散時に発売されたオフィシャル本で、秋元へのインタビューが掲載されている。
「夕ニャンが始まって、一番嬉しかった(得をした)事は?」
との質問に、秋元は
「印税が沢山入り、豪華な生活になった事。」
と、発言。「夕ニャン」の自称・天才とは思えぬ、ジョークにならないジョークを語ってしまった。
[編集] 放送作家になるきっかけ
2005年10月9日にニッポン放送で放送されたキャプテン川淵の行こうぜ!オレたちのニッポンにゲスト出演した時に放送作家になるきっかけの話が披露された。秋元は学生時代からラジオ番組への投稿を続けていたが、ある日、オールナイトニッポンを担当していたニッポン放送の亀渕昭信パーソナリティーに見出されて放送作家への道を歩むようになったという。 秋元の師匠の奥山コーシンの師匠は青島幸男である。
[編集] エピソード
長渕剛とは、長渕が初めてのラジオパーソナリティーを担当した番組の、放送作家であった、当時は放送中にも関わらず、番組構成などで意見がぶつかり喧嘩なども放送中にしていた、同世代ともあって、現在は二人で飯を食う間柄である。長渕は秋元の事を戦友と語っている。
また、SHOW-YAの作詞を手がけた事もあるものの、寺田恵子との言い争いになったことも。
後藤次利が作曲を手がけると「ゴールデンコンビ」といわれている。ちなみに、後藤の現在の妻は麻巳子夫人のかつての同僚・河合その子。
作詞家デビュー前には、相談も兼ねて歌詞をやしきたかじんに見せたところ「全然アカン、話にならん。もって帰れ」とこき下ろされた。たかじんに言わせると「単なる文章であって歌詞とは言えない」という評価であった。しかし、結局その歌詞の中からヒットする作品が出て、たかじんも「えらいことした。あの中からなんぼかもうといたらよかったな」と話の種にしている。秋元自身も「たかじんさんはこだわりが強いから、納得できる歌詞を書くのは至難の業」と言っている。 また、この時には歌詞を見せただけではなく、たかじんによると秋元は「このまま放送作家だけを続けていても、せいぜい一千万や数千万の収入で天井が見えている。自分はこのままで終わりたくない。」という趣旨の相談をしてきたという。 まったく知られていないがみんなのうたで1981年から10年間流れていたおふろのうたは彼の若かりしころの作品である。
[編集] 著書
- さらば、メルセデス(1988)
- 恋について僕が話そう(1991)
- OH!MYコンブ(1991)原作
- Rooms(1994)
- カラオケ戦士マイク次郎(1993)原作
- あずきちゃん(アニメ)(1995)原作
- ナースエンジェルりりかSOS(アニメ)(1995)原作
- 明日があるさ(2001)共著
- なるほどね、そーゆーことか(2003)
- 着信アリ(2003)※その後シリーズ化
- 贅沢な遺言(2004)
- 象の背中(2006)※産経新聞連載小説の単行本化
[編集] 映画
[編集] 作詞した楽曲
- aki
- 愛の祈り
- 新井正人
- アニメじゃない(機動戦士ガンダムZZオープニングテーマ)
- 雷波子
- 人生だるまさん
- THE ALFEE
- 言葉にしたくない天気(秋元の作詞活動のデビューとなった曲)
- 稲垣潤一
- ジンで朝まで
- ドラマティック・レイン
- 1ダースの言い訳
- April
- 君のためにバラードを
- サザンクロス
- 君は知らない
- 1969の片想い
- メリークリスマスが言えない
- セカンド・キス
- あなたがすべて
- クリスマスキャロルの頃には
- 僕ならばここにいる
- マラソンレース
- キスなら後にして
- 永遠より長いキス
- J's LOVE SONG
- うしろゆびさされ組
- うしろゆびさされ組(ハイスクール!奇面組オープニングテーマ)
- 渚の「・・・・・」(ハイスクール!奇面組オープニングテーマ)
- バナナの涙(ハイスクール!奇面組エンディングテーマ)
- Wink
- いつまでも好きでいたくて
- トゥインクル トゥインクル
- 私たちらしいルール
- EXILE
- おぎやはぎ
- ケロロダンシング(『超劇場版ケロロ軍曹』主題歌)
- KinKi Kids
- SNOW! SNOW! SNOW!
- 停電の夜には -On the night of a blackout-
- 大内義昭・藤谷美和子
- 愛が生まれた日
- おニャン子クラブ
- セーラー服を脱がさないで
- じゃあね
- 華原朋美
- 涙の続き
- しあわせの道(アルバム「naked」収録曲)
- 河合その子
- 青いスタスィオン
- 菊池桃子
- 卒業-GRADUATION-
- BOYのテーマ
- Cute Beat Club Band(チェッカーズ)
- 7つの海の地球儀
- 工藤静香
- 禁断のテレパシー
- 倉田まり子
- 避暑地の出来事
- 小泉今日子
- なんてったってアイドル
- 夜明けのMEW
- キスを止めないで
- 香西かおり
- ごむたいな
- 国生さゆり
- バレンタイン・キッス
- 国武万里
- SALLY
- 愛しのマリア
- ルーシー,今夜だけは…
- 柴咲コウ
- いくつかの空
- 少女隊
- 素直になってダーリン
- Bye-Byeガール
- ハレーロマンス
- もっとチャールストン
- バランスシート
- ナポレオンのくしゃみ
- 月のうさぎが泣いた
- SAKASAMA
- アドベンチャー・アイランド
- GRADUATION LOVE
- BABY’S ROCK
- RING OF THE MEMORY
- UNTOUCHABLE
- FLY TO ME!
- KITCHEN PATROL
- MY LOVER
- FRIDAY LOVE SONG
- 象使いのインド人
- 開けテレビジョン!!
- TOKYO YAJIUMA CLUB
- BREAK AWAY
- 仲間はずれだね
- 城之内早苗
- あじさい橋
- 少年隊
- デカメロン伝説
- 湾岸スキーヤー
- 青春愚連隊
- マサオ
- ダチョウ倶楽部
- ダチョウダンス
- ベジタリアンルンバ
- 千秋
- ノンタンといっしょ
- チナッチャブル(若槻千夏・アンタッチャブル)
- 勝利の花びら(『ケロロ軍曹』6代目エンディングテーマ)
- ともさかりえ
- エスカレーション
- とんねるず
- 雨の西麻布
- 一気!
- がじゃいも
- 歌謡曲
- ガラガラヘビがやってくる
- 情けねえ
- 迷惑でしょうが
- やぶさかでない
- 中島美嘉
- STARS
- WILL
- 長渕剛
- GOOD-BYE青春
- 孤独なハート
- 新田恵利
- 冬のオペラグラス
- ネスミス
- 追伸
- ネプチューン
- イッショウケンメイ。
- ノンキーズ
- 恋花火
- ババロア@
- たまたまねぎねぎ~たまねぎが教えてくれたこと~
- 原田知世
- 雨のプラネタリウム
- 古舘伊知郎
- おまえがいれば
- 本田美奈子
- 1986年のマリリン
- Sosotte
- Oneway Generation
- MAX
- 恋するヴェルファーレダンス~Saturday Night~
- 美空ひばりコンサートの演出なども勤める。
- 野猿
- Get Down
- 叫び
- 太陽の化石
- Chicken Guys
- First impression
- Be Cool!
- 夜空を待ちながら
- 矢沢永吉
- アリよさらば
- 抱いちまったら
- いつの日か
- 予感の雨
- Risky(島崎和歌子)
- My life is......
- 和田アキ子
- Mother
- やじろべえ
- 今井美樹
- 彼女とTIP ON DUO
- AKB48
- 桜の花びらたち
- スカート、ひらり
- 会いたかった
- V6
- MUSIC FOR THE PEOPLE
- 藤谷美和子・大内義昭
- 愛が生まれた日
- 小室哲哉
- Omoide o Okizarinishite
- Little Kiss
- A.S.A.P
- PettyBooka
- 楽してゴンゴン(NHKアニメ「はじめ人間ゴン」エンディング)
[編集] テレビドラマ脚本
[編集] 出演番組
[編集] 関連項目(過去のものも含む)
- ザ・ベストテン(構成)
- オールナイトフジ(構成)
- 夕やけニャンニャン(構成)
- とんねるずのみなさんのおかげです(構成)
- クイズ悪魔のささやき(構成)
- クイズ赤恥青恥(企画監修)
- 最大公約ショー(企画)
- 輝く日本の星!(企画)
- しあわせ家族計画(企画)
- とんねるずの本汁でしょう!!(構成)
- とんねるずのみなさんのおかげでした(構成)
- うたばん(構成)
- おしゃれカンケイ(企画、構成)
- そんなに私が悪いのか!?(企画)
- おしゃれイズム(企画)