湯川駅
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湯川駅(ゆかわえき)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
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[編集] 駅構造
- のりば
- 1番線 - 新宮方面
- 2番線 - 和歌山方面
[編集] 駅周辺
この駅は大変海に近く駅のホームからも湯川海水浴場(湯川温泉海水浴場とも言う)の砂浜が良く見える。駅からおよそ800mほど国道沿いに歩くと郷土の詩人佐藤春夫がその名をつけた景勝地ゆかし潟がありそのほとりに湯川温泉が湧出している。湯川温泉はおなじ那智勝浦町にある勝浦温泉とは打って変わって静かな雰囲気の温泉で、ゆかし潟に流れ込む川沿いに数軒の旅館やホテルがある。
[編集] 歴史
この駅は昭和10年7月、国鉄紀勢中線の紀伊勝浦駅から下里駅までの開通と共に湯川駅(ゆかわえき)として開業した。昭和15年には紀勢西線の江住駅から串本駅・新宮駅から紀伊木本駅(現在の熊野市駅)の開通により紀伊木本駅から和歌山駅(現在の紀和駅)までが紀勢西線とされたため国鉄紀勢西線の駅となった。その後当駅は昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。
- 1935年(昭和10年)7月18日 - 国鉄紀勢中線の紀伊勝浦駅から下里駅までの延伸にともない湯川駅(ゆかわえき)として開業する。
- 1940年(昭和15年)8月8日 - 紀勢西線の江住駅から串本駅・新宮駅から紀伊木本駅(現在の熊野市駅)の開通により紀伊木本駅から和歌山駅(現在の紀和駅)までが紀勢西線とされたため国鉄紀勢西線の駅となる。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 三木里駅・新鹿駅間の開通を持って現在の紀勢本線が全通し新たに亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となり、当駅も国鉄紀勢本線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により当駅も西日本旅客鉄道紀勢本線の駅となる。