江戸川橋駅
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江戸川橋駅(えどがわばしえき)は、東京都文京区関口1丁目にある東京地下鉄有楽町線の駅である。駅番号はY-12。
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[編集] 駅構造
1面2線島式ホームを持つ地下駅。
- のりば
- ○有楽町線 永田町・新木場方面
- ○有楽町線 池袋・和光市・森林公園・飯能方面
[編集] 駅周辺
- 東京都立新宿山吹高等学校
- 獨協中学校・高等学校
- 神田川
- 江戸川橋(駅名の由来となった橋梁)
- 椿山荘(結婚式場)
- 印刷博物館(トッパン小石川ビル)
- 早稲田出口 - 首都高速道路5号池袋線
- 江戸川橋通り
- 目白通り
- 新目白通り
- 東京カテドラル
- キングレコード
[編集] 路線バス
- 駅近くの「江戸川橋」停留所に都営バスの路線が乗り入れている。
- 上58 上野松坂屋~根津駅~江戸川橋~早稲田
- 白61 新宿駅西口~曙橋~江戸川橋~目白駅(→落合南長崎駅→新江古田駅)~江古田二又~練馬車庫
- 飯64 九段下~飯田橋~江戸川橋~早稲田~高田馬場駅~小滝橋車庫
- 上69 上野公園~本郷三丁目駅~江戸川橋~早稲田~高田馬場駅~小滝橋車庫
[編集] 歴史
[編集] 沿革
[編集] 駅名の由来
江戸川橋とは、駅付近の神田川に架橋されている目白通りの橋梁である。この駅名は、1971年3月までこの地を運行していた路面電車(東京都電)の停留所名をそのまま踏襲している。
江戸川橋の「江戸川」は利根川水系の江戸川のことではなく、駅付近を流れる神田川中流部分(おおむね大滝橋付近から船河原橋までの約2.1キロメートルの区間)のかつての名称である。同時にこの沿岸付近を指す地域名でもあり、かつて江戸川端は桜や蛍の名所として知られていた。創架年代不詳の江戸川橋は、この神田川中流区間で最初に設けられた橋梁といわれている。
河川の名称としての江戸川は、1970年8月をもって神田川に変更(上流区間・下流区間の名称に統一)され消滅した。また、文京区内でも住居表示が実施されたため、1966年7月までに沿岸の町名から江戸川を含むものが消えた。(江戸川町と西江戸川町は水道一丁目・水道二丁目・後楽二丁目の各一部となった。)今日、本駅と橋梁の名称のほかに、付近の小学校(新宿区立江戸川小学校)や公園(文京区立新江戸川公園)などにその名を留めている。