正仁親王妃華子
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正仁親王妃 華子 (まさひとしんのうひ はなこ。旧名、津軽 華子。1940年7月19日-)は日本の皇族。常陸宮正仁親王の妃。勲等は勲一等。身位は親王妃、皇室典範に定める敬称は殿下。
父は旧弘前藩主家である津軽義孝伯爵。父方の祖父は尾張徳川家の徳川義恕で、母は、長州毛利家の支藩を家柄にもつ津軽久子。華子妃は第4女として生まれる。お印は石南花(しゃくなげ)。
1961年3月、学習院女子短期大学(現・学習院女子大学)英文科を卒業。1963年、正仁親王の研究室にて初顔合わせ。1964年2月28日に皇室会議で満場一致で婚約内定。1964年4月14日に納采の儀を経て婚約。1964年9月30日に結婚。
宮邸は、東京都渋谷区にある旧東宮仮御所で、その前は東伏見宮本邸だった。
日本赤十字社のほか、日本いけばな芸術協会、日本動物福祉協会、日本馬術連盟、日本・ラテンアメリカ婦人協会の名誉総裁職に就く。
皇室では、皇室会議の予備議員。
翻訳活動もしており、華子妃が翻訳した絵本4冊の印税は、社団法人日本動物福祉協会に寄付されている。愛犬家であり、2匹の犬を飼っている。