木村汎
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木村 汎(きむら ひろし、1936年6月19日 - )は拓殖大学海外事情研究所教授、北海道大学・国際日本文化研究センター各名誉教授。専門はロシア政治、日露関係。
朝鮮・京城(現ソウル)生まれ。京都大学法学部を卒業後、アメリカ・コロンビア大学大学院で学び、博士号取得(政治学)。推理小説作家の故山村美紗は実姉。
北海道大学スラブ研究センター教授、国際日本文化研究センター教授を経て現職。
『遠い隣国』で第14回アジア・太平洋賞を受賞。
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[編集] 著作
[編集] 単著
- 『ソ連とロシア人――この恐るべき発想と行動の読み方』(蒼洋社, 1980年)
- 『ソ連式交渉術』(講談社, 1982年)
- 『ソ連を読む50のポイント』(PHP研究所, 1988年)
- 『北方領土――軌跡と返還への助走』(時事通信社, 1989年)
- 『北方領土――ソ連の5つの選択肢』(読売新聞社, 1991年)
- 『クレムリンの政治力学』(アドア出版, 1991年)
- 『総決算ゴルバチョフの外交』(弘文堂, 1992年)
- 『日露国境交渉史――領土問題にいかに取り組むか』(中央公論社・中公新書, 1993年)
- 『ボリス・エリツィン――一ロシア政治家の軌跡』(丸善, 1997年)
- Distant Neighbors, 2 vols., (M. E. Sharpe, 2000).
- 『プーチン主義とは何か』(角川書店, 2000年)
- 『遠い隣国――ロシアと日本』(世界思想社, 2002年)
- 『2004年に動く?――今後の日ロ関係を予測する』(國民會館, 2003年)
- 『新版・日露国境交渉史――北方領土返還への道』(角川書店, 2005年)
[編集] 共著
- 『ソビエト研究――ソ連を知りたい人のために』(教育社, 1985年)
- (グラハム・T・アリソン, コンスタンチン・O・サルキソフ)『日・米・ロ新時代へのシナリオ――「北方領土」ジレンマからの脱出』(ダイヤモンド社, 1993年)
[編集] 編著
- 『北方領土を考える』(北海道新聞社, 1981年)
- 『岐路に立つゴルバチョフ』(勁草書房, 1990年)
- 『エリツィン革命と日本――ロシア・ソ連はどこに行くのか?』(実業之日本社, 1991年)
- 『もっと知りたいロシア』(弘文堂, 1995年)
- 『国際交渉学――交渉行動様式の国際比較』(勁草書房, 1998年)
- 『国際危機学――危機管理と予防外交』(世界思想社, 2002年)
[編集] 共編著
- (佐瀬昌盛)『ゴルバチョフ革命――ペレストロイカの挑戦と障害の分析』(サイマル出版会, 1988年)
- Gorbachev's Reforms: U.S. and Japanese Assessments, co-edited with Peter Juviler, (A. de Gruyter, 1988).
- (P・ジュヴィラー)『ゴルバチョフのペレストロイカ』(勁草書房,1989年)
- (伊東孝之・林忠行)『講座スラブの世界(7)スラブの国際関係』(弘文堂, 1995年)
- International Negotiation: Actors, Structure/Process, Values, co-edited with Peter Berton and I. William Zartman, (Macmillan Press, 1999).
- (グエン・ズイ・ズン, 古田元夫)『日本・ベトナム関係を学ぶ人のために』(世界思想社, 2000年)
- (佐瀬昌盛)『プーチンの変貌?――9・11以後のロシア』(勉誠出版, 2003年)
- (石井明)『中央アジアの行方――米ロ中の綱引き』(勉誠出版, 2003年)
- (朱建栄)『イラク戦争の衝撃――変わる米・欧・中・ロ関係と日本』(勉誠出版, 2003年)
[編集] 訳書
- M・M・ドラーシコヴィッチ編『現代のマルクス主義――20世紀に挑戦する思想家たち』(社会思想社, 1967年)
- マービン・マスューズ『ソ連における特権――共産主義下のエリートのライフ・スタイル』(日本工業新聞社, 1983年)
- マーチン・ギルバート『ロシア歴史地図――紀元前800年-1993年』(東洋書林, 1997年)