島氏永駅
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島氏永駅(しまうじながえき)は、愛知県一宮市と愛知県稲沢市の境界にある、名古屋鉄道名古屋本線のトランパス対応駅である。
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[編集] 駅構造
2面の単式ホームが踏切を挟んで千鳥式に配置された、2面2線の地平駅である。 かつては上り線ホームに駅員がいたが、現在は駅集中管理システムが導入された無人駅である(管理元は名鉄一宮駅)。
- のりば
- 下りホーム - 一宮・笠松・岐阜方面
- 上りホーム - 国府宮・須ヶ口・名古屋方面
- ※早期に駅集中管理システムが導入されたためか、現在も案内上のりば番号が使われていない。
[編集] 利用状況
愛知県の統計によれば、2002年度の乗車人員は1日平均1013人である。
[編集] 駅周辺
- 一宮地方総合卸売市場
- 愛知県立一宮興道高等学校
- 一宮市立大和南中学校
- 一宮市立大和南小学校
島氏永駅から国府宮駅の間は田園が広がり、鉄道趣味者の列車撮影地として有名である。
[編集] 歴史
- 現在の名古屋本線は当時は存在せず、木曽川橋駅(廃止)~奥町駅~新一宮駅(現在の名鉄一宮駅)~弥富駅を結ぶ尾西鉄道(現在の尾西線)が開通していた。
- 中村線は、新一宮駅から国府宮駅、甚目寺町を経由して名古屋市中村区へ至る路線として計画された。
- 1925年 名古屋鉄道が尾西鉄道の路線を譲り受け、国府宮駅~新一宮間を国府宮支線とした。
- 1928年1月24日 島駅と氏永駅を統合し、大和駅として開業。
- 1928年2月3日 名古屋鉄道(初代)名岐線は西清洲(現在の新清洲駅)まで延伸。国府宮支線を名岐線と改称した。
- 1928年 名古屋鉄道名岐線の西清洲~丸ノ内駅間が開通し、すでに開通していた押切町~丸ノ内駅と接続した。
- これにより名古屋方面まで行けるようになった。
[編集] その他
下りホームは一宮市大和町氏永、上りホームは稲沢市島町に所在し、両地名をとって駅名とした。構内の踏切のすぐ南を流れる川(下之島井筋または下之島分水路)が市境である。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
豊橋 - (平井信号場) - 伊奈 - 小田渕 - 国府 - 御油 - 名電赤坂 - 名電長沢 - 本宿 - 名電山中 - 藤川 - 美合 - 男川 - 東岡崎 - 岡崎公園前 - 矢作橋 - 宇頭 - 新安城 - 牛田 - 知立 - 一ツ木 - 富士松 - 豊明 - 前後 - 中京競馬場前 - 有松 - 左京山 - 鳴海 - 本星崎 - 本笠寺 - 桜 - 呼続 - 堀田 - 神宮前 - 金山 - 山王 - 名鉄名古屋 - 栄生 - 東枇杷島 - (枇杷島分岐点) - 西枇杷島 - 二ツ杁 - 新川橋 - 須ヶ口 - 丸ノ内 - 新清洲 - 大里 - 奥田 - 国府宮 - 島氏永 - 妙興寺 - 名鉄一宮 - 今伊勢 - 石刀 - 新木曽川 - 黒田 - 木曽川堤 - 笠松 - 岐南 - 茶所 - 加納 - 名鉄岐阜