山田勝彦
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山田 勝彦(やまだ かつひこ、1969年7月2日 - )は、昭和末期から平成期(1980年代後半-2000年代前半)のプロ野球選手。現東北楽天ゴールデンイーグルス一軍バッテリーコーチ。
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[編集] 来歴・人物
愛知県の東邦高校から、1987年のドラフト3位で阪神タイガースに入団。高卒ながら徐々に捕手としての実力をつけていき、5年目の1992年には、114試合に出場。正捕手として投手陣をリードした。この年の阪神のチーム防御率は2.90であり、2位躍進の最大の要因となった。このまま正捕手の座を手中にするかと思われたが、関川浩一や矢野輝弘などの存在に加え、自身も伸び悩み、非力な打撃も災いしてこの年以外に100試合以上出場したシーズンはなかった。
2000年に突如打撃開眼し、大幅に規定不足ながら打率3割を達成して、翌年も安定した打率を残すが、当時既に正捕手としての地位を確立していた矢野を脅かすまでには至らなかった。2002年オフに下柳剛・中村豊との複数トレードで日本ハムファイターズに、伊達昌司とともに移籍した。移籍1年目の2003年は40試合に出場し存在感を見せたが、右肘故障の影響や、若手・高橋信二の台頭、横浜から移籍してきたベテラン・中嶋聡の存在もあり、2004年はわずか3試合、2005年は1試合の出場に留まった。
2005年オフに引退。球団側から二軍バッテリーコーチ就任の要請があったがこれを辞退し、阪神時代の監督である野村克也を慕って楽天のバッテリーコーチに就任した。
[編集] 背番号
[編集] 通算成績
- 795試合出場 1753打数 360安打 21本塁打 130打点 3盗塁 52犠打 100四死球 388三振 打率.205
[編集] 関連項目
東北楽天ゴールデンイーグルス - 2007 | |
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00 森谷昭仁 | 0 佐藤宏志 | 1 塩川達也 | 2 渡辺直人 | 3 吉岡雄二 | 4 高須洋介 | 6 西谷尚徳 | 7 山﨑武司 | 8 礒部公一 | 9 鷹野史寿 | 11 一場靖弘 | 12 草野大輔 | 13 小倉恒 | 14 河本育之 | 15 福盛和男 | 16 山村宏樹 | 17 フェルナンデス | 18 田中将大 | 20 谷中真二 | 21 岩隈久志 | 22 愛敬尚史 | 23 関川浩一 | 24 山崎隆広 | 25 横川史学 | 26 有銘兼久 | 27 河田寿司 | 28 片山博視 | 30 永井怜 | 31 藤井彰人 | 32 沖原佳典 | 33 平石洋介 | 34 渡邉恒樹 | 35 大廣翔治 | 36 朝井秀樹 | 37 嶋基宏 | 38 山下勝充 | 39 井野卓 | 40 吉崎勝 | 41 青山浩二 | 42 ウィット | 43 徳元敏 | 44 中谷仁 | 45 川井貴志 | 46 鉄平 | 47 松崎伸吾 | 48 竜太郎 | 49 吉田豊彦 | 51 川岸強 | 52 山本大明 | 53 牧野塁 | 54 木谷寿巳 | 55 リック | 56 戸部浩 | 57 小山伸一郎 | 58 長坂健冶 | 59 富岡久貴 | 60 藤崎紘範 | 61 憲史 | 63 牧田明久 | 64 中島俊哉 | 65 松本輝 | 66 西村弥 | 67 銀次 | 68 枡田慎太郎 | 91 インチェ | 未定 林恩宇 | 121(育成選手) 金森久朋 | 126(育成選手) 中村真人 | |
19 監督 野村克也 | 78 橋上秀樹 | 71 紀藤真琴 | 76 杉山賢人 | 77 池山隆寛 | 86 星野おさむ | 80 西俊児 | 75 佐竹学 | 70 山田勝彦 | 87 二軍監督 松井優典 | 74 小野和義 | 85 広橋公寿 | 81 清家政和 | 72 上川誠二 | 90 芹澤裕二 | 84 高村祐 | 89 永池恭男 | 73 野村克則 |
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球団 | 編集 |