国道163号
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国道163号(こくどう163ごう)は大阪府大阪市を起点とし、三重県津市に至る一般国道である。ほぼ全線を通じて国道25号、国道165号と並行している。整備状況は良好であるが交通量が多く、渋滞が頻発している。国道175号などとともに将来、指定区間化が予定されていて、実現すれば国道246号同様に全線指定区間の国道となる。
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[編集] 概要
- 陸上距離:123.9km
- 起点:大阪府大阪市北区(梅田新道交差点 = 国道2号起点、国道1号重複)
- 終点:三重県津市(岩田橋北交差点 = 国道23号交点)
- 重複区間
- 主な経由地:大阪府守口市、四條畷市、奈良県生駒市、京都府木津町、三重県伊賀市
- 指定区間:梅田新道から京都府相楽郡山城町大字上狛小字四丁目八番三十まで(将来は全線指定区間となる予定)
[編集] 歴史
- 1953年5月18日:二級国道163号大阪四日市線。(大阪府大阪市~三重県四日市市)
- 1963年4月1日:二級国道163号大阪上野線。(大阪府大阪市~三重県上野市) -- 大阪市~四日市市は国道25号に。
- 1965年4月1日:一般国道163号。(大阪府大阪市~三重県上野市)
- 1993年4月1日:一般国道163号。(大阪府大阪市~三重県津市)
[編集] 特徴
門真市松生町交差点(中央環状線との交点)~四條畷市東中野交差点は、中央分離帯がないために、国道171号の一部区間同様「イナイチ走り」(該当記事参照)が必要とされる区間である。
大阪市~伊賀市の区間は、トラックの通行量が多いのも特徴。
[編集] 通過市町村
[編集] 接続路線
- 大阪府
- 奈良県
- 国道168号(生駒市・北田原大橋交差点)
- 奈良県域は国土交通省奈良国道事務所奈良維持出張所管理
- 京都府
- 三重県
[編集] バイパス
- 木津バイパス(京都府)
- 島ヶ原バイパス(三重県)
- 清滝生駒道路(奈良県・大阪府)(※部分開通)
- 清滝区間(大阪府)(※部分開通)
- 生駒区間(奈良県)(※建設予定)
- 学研都市連絡道路(京都府)(※建設予定)
- 長野峠バイパス(三重県)(※建設中)
- 南河路バイパス(三重県)
[編集] 別名
- 伊賀街道
- 清滝街道
[編集] 通称
- イチロクサン
- 木津街道(大阪市~京都府相楽郡木津町)
- 「四日市線 よっかいちせん」(大阪府)
- 四日市市を経由しない道路であるが、大阪からはるかに遠い四日市へ向かう道路は、この国道163号だと認識している大阪人は多い。もともと、国道163号は大阪市~津市を結ぶ国道ではなく、伊賀市(旧上野市)以東は旧柘植町、旧関町、亀山市を通って四日市市に至っていた(現国道25号・非名阪にあたる)。
[編集] 道の駅
なし