吉田照美
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吉田 照美(よしだ てるみ、1951年1月23日 - )は、アミューズ所属のフリーアナウンサー、タレント。元文化放送アナウンサー。東京都葛飾区出身。血液型・O型。
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[編集] 来歴・人物
都立小岩高等学校卒業後、一浪し早稲田大学政治経済学部入学。卒業後、1974年、文化放送に入社。1985年、退社しフリーになった後も、テレビの司会者・ラジオパーソナリティとして活躍。メガネに横わけの髪型が特徴(文化放送在局中はメガネをかけておらず、髪はパーマをかけていた)。「ロバ」とあだ名されることもある(このあだ名は、タレント・歌手の近藤真彦がつけた)。コアなファンが多いことでも有名で、吉田の担当する深夜ラジオ番組を聞いていたリスナーが、本人と共に年齢を重ね、深夜枠→夜枠→昼枠となっても、生活スタイルの変化と共に長年付いてきていることは特筆すべき点。
かつて文化放送の深夜枠時代、ニッポン放送でライバル番組のパーソナリティだった三宅裕司とは、現在同じ事務所(アミューズ)所属である。
2006年7月19日、以前から「吉田照美のやる気MANMAN!」ではピンチヒッターで馴染みがある小島嵩弘とのユニットである「YK型」(ワイ・ケー・ケー。吉田・小島の頭文字を取ったユニット名)のファーストシングル「卍固めでTurn The Night」をリリースした。
ラジオではまるで、王様のように振る舞い毒を吐くことも有名で、2006年7月24日放送のやるMANでは、「最近、文化放送ヒット番組ないから」などとも言っている(本当にその通りで最近はヒット番組がないのだが)。
しかし、テレビでの印象は大分違い、テレビではオドオドとした、あるいは遠慮した態度での出演が多い。彼のファンはそのギャップを楽しんでいる。時折、そのことを「やるMAN」に投稿すると、照美本人は「ラジオとテレビで態度が違うのは当然」と開き直っているが、その発言自体がまた、笑いを誘う。
2006年10月以降、テレビは「DJ TERU(ディージェー・テルー)」として「ラジかるッ」にてキャラクターを分けているが、司会の中山秀征にも「ロバ!」とつっこまれたり、やはりオドオドぶりは変わらないようだ。
なお、照美にはジンクスとして、「テレビで司会を引き継いだ人気番組を終了させてしまう」というものがある。(「どうーなってるの?!」「ぴったし カン・カン」など)、一部で“番組クラッシャー”の異名を持つ。
寿司を食べるときに、お茶ではなく牛乳を飲む。(本人曰く、寿司と牛乳はよく合うらしい。)
2006年10月20日、本人にとって初めての公式ホームページが開設(HPを見る)。現時点での内容は、YK型としての活動や、ラジオアナウンサーとしての活動、またTim Yoshidaとしての直筆絵画の作品紹介などが公開されている。
意外ではあるが、放送作家の小山薫堂は吉田照美の元付き人。しかし、小山本人はかつて照美の付き人だった事を公表しておらず、照美本人もまた、その点についてはかなり気に入っていないとの事。
[編集] 現在出演中の番組
- 吉田照美のやる気MANMAN!(文化放送)
- 伊東四朗・吉田照美 親父熱愛(パッション)(文化放送)
- マエセツ YK型(文化放送)
- 汽車に乗ろうよ(静岡第一テレビ、ナレーション)
- be on TV(BS朝日)
- ラジかるッ(日本テレビ)※DJ TERU名義でナレーター担当。ただし、司会の中山秀征からは「照美さん」と呼ばれている。
[編集] 出演していた番組
[編集] ラジオ
- 夕焼けワイド(文化放送 外回りレポーター)
- 大相撲熱戦十番(NRN系 力士インタビュアー)
- セイ!ヤング(文化放送)
- 夜はこれからてるてるワイド(文化放送)
- 吉田照美のふッかいあな(文化放送)
- 土曜ワイドハッピーTOKYO(TBSラジオ)
- 吉田照美のびんびんタイムス(TBSラジオ)
[編集] テレビ
- 今夜はあなたとミステリー(NHK総合)
- ぴったし カン・カン(TBS系 三代目司会者)
- 夕やけニャンニャン(フジテレビ系)
- 11PM(日本テレビ系 出演期間は1985年10月~1990年3月)
- どうーなってるの?!(フジテレビ系 二代目司会者)
- スーパーモーニング(テレビ朝日系 討論コーナー司会 出演期間は2002年4月~9月)
- 日本ジツワ銀行(日本テレビ系)
- 新体感クイズTVタッチアンサーズ→タッチアンサーズα(BS朝日)
- 所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝(テレビ東京)
- 吉田照美の湯河原オーマイマインド(日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!・絶対に笑ってはいけない温泉旅館」の中で、浜田雅功・山崎邦正・田中直樹を笑わせる為に制作された架空のラジオ番組)
また、文化放送からフリーへ転身直後にフジテレビで「吉田照美のテレテレ東京」という帯番組を担当する予定だったが、文化放送からの圧力で結局放送されずに終わった。(当時、フリーになりたい照美側とフリーにさせない文化放送と喧嘩していた。そして「テレテレ東京」に代わって放送されたのが荒川強啓司会の「らくらくTOKIO」だと思われる。)
[編集] その他
- 初監督映画「バネ式」
- 映画「スカイハイ 劇場版」(ゲスト出演、編集長役)
- 映画「ゴジラ2000 ミレニアム」(本人役)
- ライオン「white&whiteプライム」CM(ナレーション)
- キリンビバレッジ「体質茶」CM(自ら出演)
- アニメ版こげぱん(ナレーション)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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