ファイナルファイト
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『ファイナルファイト』 (Final Fight) は1989年12月にカプコンからアーケードゲームとして発売されたベルトスクロールアクションゲーム、及びそのシリーズの名。
スーパーファミコンを中心に様々な機種に移植され、多数の続編が発売された。
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[編集] 概要
いわゆるベルトスクロールアクションゲームの中で最も有名であり、その全盛を築いた作品。略称はFF。1990年代後半以降の日本ではFFと言えば『ファイナルファンタジー』を誰もが思い浮かべるが、それ以前はファイナルファイトの事であった。
元々は、アメリカで大ヒットした『ストリートファイター』の続編をカプコンUSAから要望されて作られたのが本作である。その時の仮タイトルは『ストリートファイター'89』。しかし、カプコンUSAが望んでいたのは対戦型格闘ゲームであって、ベルトスクロールアクションでは全くなかった。そんな言わば“期待外れ”な作品であったはずの『ファイナルファイト』だが、ベルトスクロールアクションの傑作として同ジャンルに“ファイナルファイトタイプ”という通称を定着させるほどに大ヒットし、さまざまな類似ゲームを生み出すに至った(ちなみに、あくまで対戦型格闘ゲームを欲しがったカプコンUSAの要望でその時もう1本作られた作品が『ストリートファイターII』である)。
本作のキャラクターは後に、敵味方含め『ストリートファイターZERO』シリーズをはじめとする他の『ストリートファイター』シリーズにも登場している。が、唯一マイク・ハガーだけは背景キャラとしてのみでプレイヤブルキャラとしての登場は無い(他シリーズへの登場が全く無いわけではなく『マッスルボマー』には「マイク・マッチョ・ハガー」のリングネームで登場している)。
[編集] 基本システム
喧嘩の強いヒーロー3人を選択し、ヒーローとなって街中を進み、現れる沢山の悪人をパンチやキックを駆使して倒して行く。このベルトスクロールアクションゲームのシステムは、後に対戦型格闘ゲームが隆盛するまでは、シューティングゲームとならびアーケードゲームの定番であった。
横からの視点だが、プレイヤーは上下(奥行きがあり、奥と手前の移動となる)左右に自由に移動出来る。体力は画面上にゲージで表示される。
[編集] シリーズ
[編集] ファイナルファイト
ファイナルファイト | |
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ジャンル | ベルトスクロールアクションゲーム |
対応機種 | アーケード[AC] スーパーファミコン[SFC] メガCD[MCD] ファミリーコンピューター[FC] ゲームボーイアドバンス[GBA] |
開発元 | カプコン |
発売元 | カプコン MD:セガ |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | SFC:8Mbitカセット MD:CD-ROM1枚 FC:カセット GBA:カセット |
発売日 | AC:1989年12月 SFC:1990年12月21日 MCD:1993年4月2日 FC:1993年6月11日 GBA:2001年5月25日 |
価格 | SFC:8500円(税抜) MCD:8800円(税抜) FC:6500円(税抜) GBA:4800円(税抜) |
記念すべきシリーズ第一作。1989年にアーケードで発表された後、翌年SFCに初移植。さらに後にメガCD、FC、GBAでも移植版が発売された。
主人公は、悪の組織マッドギアにさらわれたジェシカの恋人である青年「コーディー」、義侠心から助太刀を買って出た忍者「ガイ」、そしてジェシカの父親である市長にしてレスラーの「マイク・ハガー」の3人。本作は2人で協力してのプレイも可能で、その場合この3人から2人を選んでゲームを進めることになる。
開発スタッフは後年、映画「ストリート・オブ・ファイヤー」にインスパイアされて出来た作品だと明かしていた。主人公の名前や、スラム街を舞台にギャングとの戦いを繰り広げるという設定などに影響が色濃くうかがえる。
- SFC版
- 1990年12月21日発売。本来はガイ、ハガー、コーディーの3人のうち1人を選ぶのだが、ROM容量の関係上ではガイはおらず、第4ステージも丸ごと削除され1面少ない構成になっている。また、ハード性能の都合上、2人同時プレイはできず敵キャラも一度に3人までしか出現しない(アーケード版では最大8人まで出現する)。とはいえアーケード版の魅力はそれなり以上に表現されていて、スーパーファミコン初期の貴重なアーケード大ヒット作の移植であり、キラーソフトであった事は間違いない。
- メガCD版『ファイナルファイトCD』
- 1993年4月2日発売。今作はカプコンでは無くセガから発売されている。SFC版と違い二人同時プレイができ、第4ステージも削除されていない。また、SFC版では独自に書き換えられていたグラフィックがアーケード版準拠のものになっており、画面上に出てくる敵数も最大4人までなど「アーケード版に近い出来」というのが売りだったが、「操作感覚が違う」「色数が少ない」などの不満意見と、移植時期が遅かった事もありユーザーからの評価としてはあまり高くなかった。
- FC版『マイティ・ファイナルファイト』
- 1993年6月11日発売。キャラクターが2頭身にデフォルメされていて、ダムドとの会話や、クイズ王になったアビゲイルのクイズ攻撃などファミコン向けにコミカルなアレンジがされているのが特徴。
- 使用可能なキャラはコーディー、ガイ、ハガーの3人で2人同時プレイは出来ない。システムはアクションゲームながらも経験値によるレベルアップ制をとりいれていて、レベルが上がる事でそれぞれに用意された必殺技が使用可能になる。
- 第3、第4ステージが削られているのでエディとロレントは登場しない。しかし第3ステージ(アーケード版では第5ステージ)の次に新たなステージが追加され、ソドムの兄がボスとして戦いを挑んでくる。本作ではソドムは3兄弟となり、最終ステージでは中ボスとして長兄が待ち構えている。
- GBA版『ファイナルファイトONE』
- 2001年5月25日発売。初代ファイナルファイトのリメイク。SFC版と違いちゃんとコーディー、ハガー、ガイが3人とも使用可能で4面も収録されている。グラフィック等が向上し、画面に出てくる敵数も最大6人になっている。隠し要素として、グラフィックや性能がストリートファイターZERO3に準拠したバージョンのコーディとガイが使用出来る。
[編集] ファイナルファイト・ガイ
ファイナルファイト・ガイ | |
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ジャンル | ベルトスクロールアクションゲーム |
対応機種 | スーパーファミコン[SFC] |
開発元 | カプコン |
発売元 | カプコン |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 1992年3月20日 |
価格 | 8500円(税抜) |
1992年3月20日SFCで発売。前述した通りSFC移植版『ファイナルファイト』ではROM容量の不足から、いなくてもストーリーへの影響が小さいガイが削られてしまい使用できなかった。しかしガイは使用キャラとしてはむしろコーディー以上にプレイヤーに人気があったため、その需要に応じる形で本作が発売される事となった。
仕様を変更したアーケード版の再移植作であり、基本部分は前作SFC版ファイナルファイトと同じであるが、1UPなど一部アイテムの追加配置がなされている。本作発売時に、ステージ4(アビゲイルのステージ)で、背景にいる犬がプレイヤーキャラの足の間から顔をのぞかせる位置にプレイヤーを移動させしばらく待つと体力が回復していく、というものが雑誌でとりあげられたが、この裏技は一般に知れ渡らなかっただけで実は前作でも可能。
容量不足が解決されたわけでは無いため、今作ではガイと入れ替わりにコーディーが不在であり、第4ステージもやはり無い(ただしオプション画面のサウンドテストでアーケード版第4ステージのBGMだけは聞くことができる)。
[編集] ファイナルファイト2
ファイナルファイト2 | |
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ジャンル | ベルトスクロールアクションゲーム |
対応機種 | スーパーファミコン[SFC] |
開発元 | カプコン |
発売元 | カプコン |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 1993年5月22日 |
価格 | 9000円(税抜) |
1993年5月22日SFCで発売。初代ファイナルファイトはアーケードゲームだったが、この2からファイナルファイトはコンシューマーゲームとして販売されて行く様になる。使用できるキャラクターは前作から続投のハガー、そしてカルロス宮本と源柳斎マキの合計3人。
アーケード版初代ファイナルファイトのスタッフである安田朗などが開発に全く関与していないなど、家庭用機オリジナル作品という事もあってか、グラフィック・操作性などは大味という評価があるが、家庭用を前提として開発された事で2人同時プレイが可能になった点など長所もある。
[編集] ファイナルファイト・タフ
ファイナルファイト・タフ | |
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ジャンル | ベルトスクロールアクションゲーム |
対応機種 | スーパーファミコン[SFC] |
開発元 | カプコン |
発売元 | カプコン |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 1995年12月22日 |
価格 | 9800円(税抜) |
1995年12月22日SFCで発売。ファイナルファイト2の続編ということで注目を浴びたが、さほどの人気は得なかったようである。
使用可能なキャラクターはハガーとガイ、そして新キャラのディーンとルシアと従来の3人から4人に増加した。システムは「ダッシュが可能」「ステージに分岐点がある」など2よりも凝ったものになっている。
SFC末期に発売されたためあまり数が無く、2006年現在、中古価格がほとんど落ちていない(場合にもよるがむしろ定価より高い)。
[編集] ファイナルファイト・リベンジ
ファイナルファイト・リベンジ | |
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ジャンル | 対戦型格闘ゲーム |
対応機種 | アーケード[AC] セガサターン[SS] |
開発元 | カプコンUSA |
発売元 | カプコン |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | AC:ST-V基板 SS:CD-ROM1枚 |
発売日 | AC:1999年 SS:2000年3月20日 |
価格 | SS:ソフト単品版5800円(税抜) SS:4M拡張ラム同梱版7800円(税抜) |
1999年にアーケードで発売され、2000年3月20日に4メガ拡張RAM専用ソフトとしてセガサターンへ移植された。ストーリーは繋がっているものの、2Dから3Dへ、ベルトスクロールアクションから対戦格闘へと、全く違うゲームに変わっている。開発はカプコンUSA。使用可能キャラはコーディー、ハガー、ガイの3人に、マッドギアのアンドレ、エディ.E、エルガド、ソドム、ダムド、ポイズン、ロレントの7人を加えた計10人。
1999年と言えばすでにドリームキャストも発売されており、セガサターンと互換のST-V基板で製作された本作は当時の水準で見てもグラフィックの貧弱さが目立ち、商業的にはあまり成功しなかった。しかし、その出回りの悪さゆえにサターン版は中古市場においてプレミアがついてもいる。
ストリートファイターZERO2の開発後に作られた物らしく、ロレントやガイ、ソドムの技はそれに準拠したものになっているが、コーディーやアンドレの技は本作のみのもの。ただし日本版ではオリジナルのエンディング画面が追加されており、コーディにはストリートファイターZERO3の状況に繋がるとも解釈できる「冤罪で投獄される」という内容のエンディングが用意されている。
[編集] ファイナルファイトストリートワイズ
2006年9月現在でのシリーズ最新作。『ファイナルファイト・リベンジ』同様グラフィックは3Dだが画面の質は数段向上している。久しぶりの続編と言う事で注目を集めた。Grand Theft Autoのように自由度の高いゲームとなっている。海外発売からかなりの時間が経っているが、国内での続報は途絶えている。
[編集] カプコン クラシックス コレクション
単独の移植ではないが、2006年3月2日発売のプレイステーション2用ソフト「カプコン クラシックス コレクション」内に初代ファイナルファイトがアーケード版そのままの移植で収録されている。
[編集] 登場キャラクター
[編集] プレイヤーサイド
- コーディー
- 初代『ファイナルファイト』の主人公である青年。マーシャルアーツとナイフ捌きの名手で、初代の使用可能キャラ3人の中で唯一ナイフを投げずに手持ち武器として扱えた。フルネームはコーディー・トラバース。
- ストーリー上は重要な位置にいるがキャラとしては外見・性能ともに地味で、ハガーとガイの2人に比べプレイヤーからの人気は今一つであった。そのためか使用キャラとしての初の外部出演である『ストリートファイターZERO3』ではほとんど別人と言うほど違う個性を与えられている。
- ジェシカ
- コーディの恋人。初代『ファイナルファイト』でマッドギアに拉致される。そのエンディングでは無事救出され、危険のつきまとうであろうコーディーの人生についていくと言っていたが……どうやらそれにも限度があったらしい。
- ガイ
- 師である源柳斎の元で忍術・武神流の修行を続ける青年。初代の3人の中で唯一三角跳びが可能。『ストリートファイターZERO』シリーズにはソドムともども第1作から登場している。なお、その『ZERO』シリーズではコーディーの変貌ぶりほどではないが多少設定が変更されている。
- レナ
- ガイの婚約者。『2』ではマッドギアに父である源柳斎と一緒にさらわれてしまう。フルネームは源柳斎麗奈。
- マイク・ハガー
- ジェシカの父親でメトロシティ市長。元プロレスラーで、通称『戦う市長』。同社のプロレスゲーム『マッスルボマー』にも「マイク・“マッチョ”・ハガー」のリングネームで登場した。ファイナルファイトシリーズ皆勤賞キャラである。
- 源柳斉マキ
- レナの妹。ファイナルファイトシリーズでは『2』に登場しマイク・ハガーらとともにマッドギアと戦った。後に漫画『さくらがんばる!』、そして『CAPCOM VS. SNK 2』等に出演。『さくらがんばる!』で元レディースという設定が登場したためか、『CAPCOM VS. SNK2』以降も性格が変わっており、いささかガラが悪くなっている。
- カルロス宮本
- 謎の日系人。マイク・ハガーに拾われ、彼の家に居候することに。刀を背中に差している。
- 源柳斎
- レナとマキの父親。ガイの師匠でもある。『2』ではレナとともにマッドギアにさらわれる。
- ルシア
- メトロシティ市警の女刑事。『ファイナルファイト タフ』に登場する。
- ディーン
- ハガーの下にやってきた謎の青年。ルシアと同じく『ファイナルファイト タフ』に登場。
- カイル・トラバース
- 『ファイナルファイト ストリートワイズ』の主人公で、コーディの弟。兄が拉致されたため奔走する事に。
[編集] マッドギア
- アンドレ
- マッドギアの構成員。全シリーズに登場している。アンドレ・ザ・ジャイアントがモチーフの大男で、幹部ではないため多数登場する上、姿は同じで色違いの兄弟、おじ、父などもいる。首絞め、突進、のしかかり、パイルドライバー等多くの攻撃や、体力の多さで多くのプレーヤーを苦しめた。肖像権の問題を考慮してか後にヒューゴーと改名して『ストリートファイターIII』シリーズ(2nd以降)にも登場した。
- ポイズン
- マッドギアの構成員。アンドレと同じくザコキャラであったので何人もいる。後に『ストリートファイターIII』シリーズでヒューゴーのマネージャーとして登場している。パンクファッションの美女だが、初代『ファイナルファイト』のアメリカでの発売時に「主人公が女性を殴る」ことが問題とされた事からニューハーフであるという設定を後からつけられ、日本以外では公式に男性(←シド&ビリーと改名)だった(非常にインパクトのある設定だったためか、その後本来その設定の適用されていない日本でもニューハーフとして認識が広まった)。
- 仲間に色違いのロキシーがいるが、アンドレの色違いキャラのように血縁者という設定ではない様である(ちなみにおそらくロキシーも日本以外ではニューハーフという事になっていると思われる)。FC版の『マイティ・ファイナルファイト』に登場しているのはポイズンではなくその妹のポイズンキッス(こちらは本物の女性)と言う事になっている。マッドギア構成員の中で、最も身軽。其の特性を生かして、登場する際はよくとんぼ返りをしながら出てくる。
- ダムド
- マッドギアの幹部。金髪にサングラスをかけたカリビアン。金のためならなんでもやる男。ストロベリー・サンデーが好物。ジェシカを誘拐した張本人。第1ステージのボス。初代ではデモ画面とステージ1冒頭にも一瞬だけ姿を見せる。其の際、ジェシカも一緒に居る。FC版では「ゲヒゲヒ」と笑い、ボス戦前の会話の選択肢で小馬鹿にすると勝手にダメージを受ける。
- ソドム
- マッドギアの幹部。上半身にアメフトの防具を装着し頭には日本の兜をかぶった怪しいいでたちのアメリカ人。日本刀を武器に戦う。日本刀の攻撃は連続で喰らうとあっと言う間に殺される。ファンの間で「初心者殺し」の異名を持っており、大概のプレイヤーがファーストプレイでソドムに躓かされる。好きなものはスシ、ゲイシャ。第2ステージのボス。後に『ストリートファイターZERO』シリーズに登場。FC版では3兄弟ということになっている。後のステージ(FC版第4ステージと最終ステージ)にも登場し、それぞれ兜の色で攻撃パターンが異なる。
- エディ.E
- 警察官だがマッドギアの幹部であり、その職を利用してやりたい放題やっていた。拳銃と警棒が武器。登場時に彼はガムを吐き捨てるが、その吐いたガムが回復アイテムになっており、拾う(食べる)と体力が大幅に回復する。正面から近づくとリーチの長い警棒の餌食となる。また、体力が少なくなると拳銃を発砲してくる。好きなものは血のしたたるステーキ。第3ステージのボスだがFC版ではステージごと登場しない。
- ロレント
- 元軍人のマッドギアの幹部。棒術を用いて戦う。エレベーター上昇時も梯子を上りながら、爆弾、武器、回復アイテムを落とす。又、残り体力が少なくなると手榴弾をばら撒く。下手に近づくと投げ技をかけられて瞬殺され、体力がなくなると自爆する。第4ステージのボス(しかしSFC版、及びFC版では第4ステージが削除されたため登場しない)。ファイナルファイト2にも登場し、爆弾をばら撒く攻撃でプレイヤーをより苦しめる。後に『ストリートファイターZERO』シリーズ(2以降)に登場。
- アビゲイル
- マッドギアの中でも一、二を争う怪力の持ち主だが、非常に頭が悪い。SFC版では攻撃力がかなり上がっている。第5ステージのボス。FC版では「マッドギアのクイズ王」を自称、ボス戦前にゲーム内容に関するクイズを出題してくる。それに全問正解するとコンティニュー回数を一回追加してくれる。
- ベルガー
- マッドギアの総統で最終ボス。実は巨大企業の総裁でもある。歩くのが面倒くさいらしく、車椅子(海外版では安楽椅子)に乗ってボウガンを連射してくるが、体力が残り少なくなるとビルから落としてくれと言わんばかりに窓際でジャンプしだすという行動パターンを持つ。事実、主人公らに敗れると窓を突き破りビルから転落するのだが、(それでもボウガンは手放さない)それで死亡したかと思いきや『ファイナルファイト・リベンジ』ではゾンビ化して再登場した。