ヒメカエルガメ
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ヒメカエルガメ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Phrynops gibbus (Schweigger, 1812) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ヒメカエルガメ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Gibba toad-headed turtle |
ヒメカエルガメ(姫蛙亀、Phrynops gibbus)は、爬虫綱カメ目曲頚亜目ヘビクビガメ科カエルガメ属に分類されるカメ。別名ギバタートル、ギバカエルガメ。
目次 |
[編集] 分布
仏領ギアナ、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、ブラジル、ベネズエラ、ペルーのアマゾン川、オリノコ川水系
[編集] 形態
最大甲長23cmで属内では小型。頭部は小型で頚部も短い。
分布が広いため形態に変異が大きく(例えばペルーの個体群は成体でも頭部の虫食い模様が明瞭等)、現在のところ別種や亜種として分割はされていない。
[編集] 生態
流れの緩やかな河川や池沼に生息する。夜行性で、飼育下では昼間でも活動するがあまり明るすぎる環境は好まない。
食性は肉食性の強い雑食性で魚、両生類、昆虫、甲殻類、軟体動物、水草等を食べる。繁殖形態は卵生。
[編集] 人間との関係
ペット用として飼育されることもあり、日本にも輸入されている。古くから流通があり属内でも流通量は多い。繁殖例は少なくはないが主にスリナムからの野生個体が流通する。様々な産地から輸入されるため形態にはばらつきがある。
あまり大型化せず人口飼料にも餌付きやすいが皮膚病にかかりやすいので、水質や体を乾燥させる陸場等に気をつける必要がある。
[編集] 関連項目
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