出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シェーン・スペンサー(Michael Shane Spencer、1972年2月20日 - )は阪神タイガースに所属していたプロ野球選手。ポジションは外野手。背番号は41。
[編集] プロフィール
[編集] 人物
- 1998年からメジャーリーグのヤンキースでプレーし、打率は低いものの、本塁打を量産して注目された。
- 2004年に、右足の怪我や交通違反などが重なり、ニューヨーク・メッツからウェーバーでニューヨーク・ヤンキースへ移籍し、同年オフに退団して来日した。
- 2005年阪神タイガースの6番ライトとして主に左投手が先発する試合に起用され、桧山進次郎と併用された。2006年は濱中治の活躍で出場機会は代打に限られてきたが、交流戦からは、相手の先発投手が左投手の時に限って1番・指名打者(もしくはライト)に起用されるようになった。交流戦の後半からは相手が右投手の時でも5番や7番に起用されていた。満塁弾を放つなど存在感を示す。
- ライトだけでなく、センターやファーストで先発出場して好守を見せる事もあった。
- 来日してからも、思惑通り、打率は低いが一発の魅力を持つ選手である。先発全員が打てない中、彼一人気を吐いてヒット、ホームランを打つという事も珍しくない。
- 阪神の助っ人外国人にしては珍しく明るい性格でファンからは「憎めない奴」として定着しつつある。走攻守どれに関しても闘志溢れるプレーをするのもその要因であろう。
- アンディ・シーツと仲がよく、スペンサーがいなかったら、シーツもチームになじめなかったと言われている。二人の夫人同士も仲がいいと報じられている。
- 2005年の優勝祝賀会では、「スケベ代表」のたすきをつけて登場した。
- その他、「馬鹿外人」と書かれたTシャツを着て打撃練習するなど、お茶目だった。
- バス釣りの名人であり、バス釣りのプロが「プロ級」と認めるほどの腕前である。
- 2006年9月17日に故障から復活した今岡誠と入れ替わりに2軍落ち。球団は既に新しい外国人大砲を調査済みで、濱中治の復活もありクリス・オクスプリングと共に今季限りで解雇された。今後は、日本でのプレーを望んでおり、パ・リーグへの移籍の可能性がある。
[編集] 通算成績(2005年まで)
[編集] メジャー
- 538試合 打率.262(1671打数 438安打)59本塁打 242打点 13盗塁
[編集] 日本
- 108試合 打率.243(276打数 67安打)9本塁打 33打点 0盗塁