クリーブランド・インディアンス
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クリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)はアメリカメジャーリーグ、アメリカンリーグ中地区所属のプロ野球チーム。本拠地はオハイオ州クリーブランド市。映画「メジャーリーグ」で話題となったチーム。
1974年にメジャーリーグ初の黒人監督フランク・ロビンソンを起用した球団である。
- 発足: 1901年
- 以前のチーム名: クリーブランド・ブルズ(1901年)、ブロンコス(1902年)、ナップス(1903年 - 1914年)
- ホーム球場: ジェイコブスフィールド (Jacobs Field)
- ユニフォームカラー: ネイビーブルー、赤、シルバートリム
- ロゴデザイン: インディアンが歯を見せる顔
- ワールドシリーズ優勝: 2回、1920年、1948年
- アメリカンリーグ優勝: 5回、1920年、1948年、1954年、1995年、1997年
- アメリカンリーグ中地区優勝: 6回、1995年、1996年、1997年、1998年、1999年、2001年
- アメリカンリーグ・ワイルドカード獲得: 0回
目次 |
[編集] 概要
かつて映画『メジャーリーグ』でモデルとなった球団であり、映画同様戦後の一時期を除いて長く低迷時代を続けていたが1990年代後半、ケニー・ロフトン(現ロサンゼルス・ドジャース)、マニー・ラミレス(現ボストン・レッドソックス)、ジム・トーミ(現シカゴ・ホワイトソックス)、オマー・ビスケル(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)などを擁しプレーオフの常連となる(この間観客の満員記録が455試合続いた)。 2000年以降、緊縮財政のため主力FA選手を引き止められず、流失してしまい、厳しい戦いを強いられていた。だが、その主力選手と引き換えに得た有望新人を育て、2004年地区3位、2005年地区2位(最後までワイルドカード争いに加わる)と着実に力を付けているチームである。
球場は、クリーブランドの市街地にあり、タワーシティ・センターと呼ばれる電車やバスのターミナル(クリーブランド・ホプキンス空港からの電車もここに停まる)から徒歩圏内、途中にNBAクリーブランド・キャバリアーズの本拠地クイックン・ローンズ・アリーナがある。 グラウンドが掘り下げられ半地下構造となっており、地上と1階スタンドの上段が同じ高さにある。
交流戦ではヤンキースとメッツのサブウェイ・シリーズのように、同じオハイオ州のシンシナティ・レッズとのカードが”オハイオ・シリーズ”と呼ばれ地元では人気を集めている。
通称「トライブ(Tribe)」とも呼ばれる。
[編集] 主な選手
[編集] 殿堂入り選手
- アール・アヴェリル (Earl Averill)
- ルー・ブードロー (Lou Boudreau)
- スティーブ・カールトン (Steve Carlton)
- スタン・コベレスキー (Stan Coveleski)
- ラリー・ドビー (Larry Doby)
- デニス・エカーズリー (Dennis Eckersley)
- ボブ・フェラー (Bob Feller)
- エルマー・フリック (Elmer Flick)
- アディ・ジョス (Addie Joss)
- ラルフ・カイナー (Ralph Kiner)
- ナップ・ラジョワ (Nap Lajoie)
- ボブ・レモン (Bob Lemon)
- アル・ロペス (Al Lopez)
- エディ・マレー (Eddie Murray)
- ハル・ニューハウザー (Hal Newhouser)
- フィル・ニークロ (Phil Niekro)
- サッチェル・ペイジ (Satchel Paige)
- ゲイロード・ペリー (Gaylord Perry)
- サム・ライス (Sam Rice)
- フランク・ロビンソン (Frank Robinson)
- ジョー・セウェル (Joe Sewell)
- トリス・スピーカー (Tris Speaker)
- ホイト・ウィルヘルム (Hoyt Wilhelm)
- デーブ・ウィンフィールド (Dave Winfield)
- アーリィ・ウィン (Early Wynn)
- サイ・ヤング (Cy Young)
[編集] 現役選手
- ケイシー・ブレイク (Casey Blake)
- アーロン・ブーン (Aaron Boone)
- トラビス・ハフナー (Travis Hafner)
- ケビン・クーズマノフ(Kevin Kouzmanoff}
- クリフ・リー (Cliff Lee)
- ビクトル・マルティネス (Víctor Martínez)
- C・C・サバシア (C.C Sabathia)
- グレイディ・サイズモア (Grady Sizemore)
- 秋信守
- ブライアン・シコースキー (Brian Patrick Sikorski)
[編集] 永久欠番
- 3 アール・アベリル (Earl Averill)
- 5 ルー・ブードロー (Lou Boudreau)
- 14 ラリー・ドビー (Larry Doby)
- 18 メル・ハーダー (Mel Harder)
- 19 ボブ・フェラー (Bob Feller)
- 21 ボブ・レモン (Bob Lemon)
- 42 ジャッキー・ロビンソン (Jackie Robinson)
- 455 ザ・ファンズ(The Fans,ホームゲームで455戦連続で満員になった記念)
[編集] 傘下マイナーチーム
AAA
- バッファロー・バイソンズ (Buffalo Bisons)
AA
- アクロン・エアロズ (Akron Aeros)
A
- キンストン・インディアンス (Kinston Indians)
- レイクカントリー・キャプテンズ (Lake County Captains)
- マホーニングバレー・スクラッパーズ (Mahoning Valley Scrappers)
ルーキーリーグ
- バーリントン・インディアンス (Burlington (NC) Indians)
[編集] インディアンスと日本
現在日本人選手は在籍しない。
- 多田野数人 立教大学出身 2006年4月まで在籍 現アスレチックス3A在籍
- アレックス・ラミレス 現東京ヤクルトスワローズ 1991年ドラフト外入団
- グレッグ・ラロッカ 現東京ヤクルトスワローズ 2004年広島に移籍する前に在籍
- ジェフリー・リーファー 現西武ライオンズ 2006年西武に移籍する前に在籍
- ラファエル・ベタンコート 元横浜ベイスターズ 現インディアンス中継ぎ投手
- マイク・キンケード 元阪神タイガース 2005年インディアンス3Aに在籍
- マーティー・ブラウン 現広島東洋カープ監督 2005年インディアンス3A(バッファロー・バイソンズ)監督
WBCメキシコ代表のカリム・ガルシアは、インディアンス→ヤンキース→インディアンス→メッツ→オリオールズと複雑な移籍を経て2005年から2006年オリックス・バファローズに在籍。
また、ヤクルトと業務提携を結んでいる。
[編集] 外部リンク
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