オールスター競輪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オールスター競輪(おーるすたーけいりん)は、毎年9月に開催される競輪のGI競走である。
2005年度より大会の体裁が変更され、これまで6日間のシリーズであったが1日短縮して5日間のシリーズで行われるようになった。勝ち上がり形式は以下の通りである。
- 前半3日間によるポイント制を行う。各選手は前半3日間のうちで2回レースに出走。(ドリーム戦・オリオン賞出走者も2回目は予選レース出走。なお1走目のポイントは優遇される)
- 2006年度から予選1走目の下位27人は予選2走目の出走権利を喪失する。ただし予選2走目の出走者が不足する場合は、喪失者の中から上位順で予選2走目に繰上出走する。
- 3日間の獲得ポイントを参考に、4日目の準決勝レースは上位18人による準決勝戦A(2Rが行なわれ3着までの選手6人が決勝戦進出)と次位27人による準決勝戦B(3Rが行われ1着の選手のみ3人が決勝戦進出)とに分けて開催する。
[編集] 出場選手選抜方法
この大会はプロ野球のオールスター戦を参考として、出場選手を競輪場備え付けの投票用紙、あるいははがきやインターネットを使ったファン投票によって決定する仕組である。ファン投票上位9選手が初日の最終レースに行われるドリームレース、それ以外の上位得票者から9人を選んで2日目の最終レースに開催されるオリオン賞レースに出走する選手を決定する。
[編集] 過去の優勝者
回 | 開催年 | 開催場 | 優勝者 |
---|---|---|---|
第40回 | 1997年(平成9年) | 平塚競輪場 | 神山雄一郎 |
第41回 | 1998年(平成10年) | 一宮競輪場 | 山口幸二 |
第42回 | 1999年(平成11年) | 甲子園競輪場 | 神山雄一郎 |
第43回 | 2000年(平成12年) | 高知競輪場 | 児玉広志 |
第44回 | 2001年(平成13年) | 岐阜競輪場 | 伏見俊昭 |
第45回 | 2002年(平成14年) | 熊本競輪場 | 松本整 |
第46回 | 2003年(平成15年) | 一宮競輪場 | 村上義弘 |
第47回 | 2004年(平成16年) | 西武園競輪場 | 神山雄一郎 |
第48回 | 2005年(平成17年) | 名古屋競輪場 | 神山雄一郎 |
第49回 | 2006年(平成18年) | 花月園競輪場 | 井上昌己 |
特別競輪 |
---|
競輪祭 | 東西王座戦 | 日本選手権 | ふるさとダービー | 高松宮記念 | 寬仁親王牌 |