伏見俊昭
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男子 自転車競技・トラック | ||
銀 | 2004 | チームスプリント |
伏見俊昭(ふしみ としあき、1976年2月4日 - )は日本の競輪選手、自転車競技選手である。福島県白河市出身。日本競輪学校第75期卒業。日本競輪選手会福島支部所属。師匠は班目秀雄。初出走は1995年4月15日の伊東温泉競輪場で初勝利は5月6日の四日市競輪場。
181cm・86kg、O型
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[編集] 自転車競技での戦績
福島県立白河実業高等学校在学中から自転車競技を始め、競輪選手としてデビュー後も、アジア選手権や世界選手権自転車競技大会などへ毎年のように出場を続け、2004年のアテネオリンピックの自転車競技ではチームスプリント種目に第2走者として出場し、長塚智広・井上昌己と共に銀メダルの獲得を果たした。
[編集] 競輪選手としての戦績
デビューした翌年にトップクラスのS級へ昇格を果たし、2001年に函館競輪場でのふるさとダービーを優勝してからは一気に上位へ進出し、オールスター競輪を優勝し特別競輪を制覇しただけなく、KEIRINグランプリ01にも優勝してその年の賞金王に輝いた。
なお2004年にアテネオリンピックで銀メダルを獲得する直前にも日本選手権競輪で優勝を果たしており、メダル獲得への弾みをつけていた。
[編集] 主な獲得タイトルと記録
[編集] 競走スタイル
先行や捲りの戦法における実力は高く、スピードの違いからスマートな勝ち方をする事が多いが、時にライバル選手と先行での争いになった場合は積極的な先頭争いを演じる一面もある。
現在は師匠の班目秀雄(まだらめ ひでお)に弟子入りした同門の岡部芳幸・佐々木雄一だけではなく、強豪の後輩などが多い福島県勢の中において、第一人者として司令塔的な役割を担っており、同じ仲間が同じレースに多く出走する場合の作戦立てについては、競輪ファンの予想をも越えた事すらある程で、総合的な面において評価が高い。