ウィンザー朝
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ウィンザー朝(House of Windsor, 1917年 - )は現在のイギリス王朝。サクス=コバーグ=ゴータ朝(House of Saxe-Coburg-Gotha)の後身。ハノーヴァー朝の後身と見なされることもある。
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[編集] 歴史
ウィンザー家の元の家名はサクス=コバーグ=ゴータ家といった。これはヴィクトリア女王の夫(王配)アルバートの家名(その英語形)であった。アルバートはドイツのザクセン=コーブルク=ゴータ公エルンスト1世の息子であったが、この家系からはベルギー、ブルガリア、ポルトガルの王家も出ている。
第一次世界大戦中の1917年、ジョージ5世は敵国ドイツの領邦であるザクセン=コーブルク=ゴータ公国の名が冠された家名を避け、王宮のあるウィンザー城にちなんでウィンザー家と改称した。そのため、1917年以降は現在の女王エリザベス2世にいたるまでをウィンザー朝と称する。ただし、ヴィクトリア女王の血統が断絶したわけではないので、いずれもハノーヴァー朝の継続と見なされることがある。
なお1960年にエリザベス2世と夫君フィリップ・マウントバッテン(Philip Mountbatten)公の間に生まれる子の姓をマウントバッテン=ウィンザー(Mountbatten-Windsor)とする勅令が発せられた。将来順当に女王の嫡子であるチャールズ・マウントバッテン=ウィンザー(チャールズ皇太子)が即位した時には王朝名はマウントバッテン=ウィンザー朝に変わる。そのためエリザベス2世が最後のウィンザー朝イギリス女王となる公算が高い。
[編集] 歴代君主
[編集] サクス=コバーグ=ゴータ朝
この時代はウィンザー朝には含まれないことになるが便宜上挙げておく。
[編集] ウィンザー朝
1917年に家名をウィンザー家と改称。
- ジョージ5世 (1917年 - 1936年)
- 1922年にアイルランド自由国がイギリス(グレートブリテンおよびアイルランド連合王国)から分離し、以後イギリスの正式国名はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国となった。
[編集] 関連項目
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