The Nutty Radio Show 鬼玉
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The Nutty Radio Show 鬼玉(-おにたま)は、「鬼玉」という愛称で親しまれているFM NACK5の番組。
メイン司会をバカボン鬼塚、玉川美沙が務める。「毎日何かを決めて行こう」がモットー。
スタジオは、NACK5の銀座スタジオを使用している(「ファンキーフライデー」と同じ)。
目次
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[編集] 放送時間
月曜日~木曜日 20:05~23:15(日本時間)
- 月曜日~木曜日 20:30~23:20(2003年4月~2004年3月)
- 月曜日~木曜日 20:30~23:15(2004年4月~2005年3月)
[編集] 出演者
各曜日ごとの出演者は以下の通り。
また、不定期で大森達也氏(聖学院大学助教授)やこはたあつこらが出演する。
[編集] 過去の出演者
- Lead(2003.4~2006.3)
[編集] 各曜日の特色
- 月曜日 オープニングトークが長く、番組開始から20分以上話す日もある。番組スタートが20時30分だった時代には20時台を丸々オープニングとして使った日もあった。バカボン鬼塚の発言により月曜日のみ「ふつおた」のことを「FTOT」と呼ぶ。
- 火曜日 各曜日で唯一リスナーと電話で直接話すレギュラーコーナーがある。
- 水曜日 プリーズ越えファンタジーや大人のマル決といった大人向けのネタが多い。
- 木曜日 ふつおたを割と多く読む。
[編集] 番組内容
[編集] 今日のマル決
毎日何かについて決めるコーナーで、番組のメインとなっている。面白いネタには鬼玉シール、さらにマル決のマル決に選ばれた人(一番面白いネタを送ってくれた人)には「鬼玉キーホルダー」(以前は鬼玉マグカップ)が進呈される。
[編集] 日総工産鬼玉わくわくワーク
「仕事」をキーワードに各曜日独自の企画を行っているコーナー。日ごとの正解者のうち当選者にはこのコーナー特製の日総工産と鬼玉のWネームステッカーがプレゼントされる。
さらに五十日(ごとおび)、毎月最後の放送ではメールの採用不採用にかかわらず希望者の中から抽選で同ステッカーがプレゼントされる。
- 月曜日 仕事に正解無し!?
- 毎週有名な名言やエピソードを虫食い状態で提示。それに即したボケを募集する。
- 火曜日 グッジョブさんいらっしゃ~い!
- 仕事で誉められた体験やこんな能力が身についたなどのエピソードを募集している。2006年4月から職場での失敗エピソードや、そこから学んだことを語る「バッジョブ話」も募集開始。同10月よりテーマごとのグッジョブの募集を開始。それに伴い「バッジョブ」の募集は終了。
- 水曜日 どうすんのさぁ?
- 社会で生活していくうえで起こりうるシチュエーションを示し、その状況下で社会人がとるべき新ルールを鬼玉的に考えて募集。
- 木曜日 おしごと!!イメージディクショナリー!!
- さまざまな職種から専門用語を1つ紹介し、その用語から連想される意味を妄想していくもの。もちろん最後にはその正しい意味を説明している。お題も募集を始めた。なおこのコーナーのみ木曜ADあがちゃんがお題から連想されるBGMを作成し使用。
[編集] まるごとステーションpresentsハイブリッドNACK
日替わりでさまざまなアーティストが登場していろいろなトークを繰り広げる。なお、パーソナリティは月ごとに更新される。
この番組はNACK5のほか、ケータイサイト「まるごとステーション」でも同様のものを聴くことが出来る。
[編集] 鬼玉DATA BANK(月・水曜日)
月曜日と水曜日のコーナー。毎回、あるテーマに対する10代リスナーの意見を集計し、そこから10代のリスナーが今どんなことを考えているか、分析するコーナー。
また、不定期で大森達也助教授が出演し、過去の結果の分析やリスナーからの質問に答える。
不定期ではあるが、月曜日に大森達也助教授がお菓子を持ってきてみんなで食べるという「ワッガシ!ヨッウガシ!」というコーナーもやっている。
[編集] 4千万人強の大ふつおた“送って読んで”(火曜日)
毎週オープニングで玉川美沙がさいころ、くじ引きなどを駆使し日本の中から一つの市町村を決め、鬼玉リスナーの中でゆかりのある人はいるのか、どんなゆかりがあるのかを調べると言うコーナー。
基本的にはリスナーからの情報を頼りに、その土地の名産・名所などを紹介。一番ゆかりの深かったリスナーには鬼玉シールがプレゼントされる。
[編集] くいたま二人三脚(火曜日)
二人以上のグループが力をあわせて様々な問題に答える逆電クイズコーナー。5問中3問正解すればサイン入り鬼玉シールが貰える。
「二人三脚」とある通り、元々は2人1組でクイズに挑戦するルールであった。3人以上での参加が認められたのは05年の夏から。
[編集] プリーズ越えアルティメット(水曜日)
プリーズ大津田がリスナーとセクシーボイスで対決をし、勝敗をバカボン鬼塚が判定。
2006年9月より、同年12月の「鬼玉感謝祭」までの間の勝敗による評価となる。もし勝ち越した場合は、ラジオドラマ「あたいとやろうよ4」がスタート。一方負け越した場合は、負け越した数だけの枚数の「屈辱の生ポラ」もとい「すっぴん写真」を撮影し、リスナーにプレゼントというルールとなる。
12月13日の放送で15勝15敗1分と引き分けに持ち込んだので、次週の20日にプレーオフを実施することになった。
これまでの勝負では、
- 「プリーズ大津田」の名前を賭け、勝敗によって名前を変えられてしまうルール
- プリーズが苦手とするフリートークの時間を賭けての勝負
- 「鬼玉感謝祭」までの2ヶ月間で、勝ち越した場合はパーソナリティ・スタッフが総力を挙げてプリーズのCM(40秒)を制作、負け越した場合はプリーズ自らCMを制作(結果は8勝9敗1分で負け越した)
というものであった。
[編集] 何が飛び出すかわからない プリーズ大津田とプリンセス・メグの「プリプリイリュージョン」(水曜日)
毎週水曜日22:30頃に放送している以下の3コーナーの総称。2006年9月27日放送分で正式に名前がついた。
- ミッドナイト・シャワー
- 2005年8月スタート。洋楽を紹介しながらヒロミ・トゥインクル(プリーズ大津田)がさわやかに話していくコーナー。最後に占いコーナーがある。
- コーナー内のお便りは全て放送作家の関口さんによるものと考えられる。
- ちなみに火曜構成作家の吉田シュンスケは大失態をおかしてしまったため、あだ名が「しゅんすけトゥインクル」になっている。また、このコーナーではサンダー鬼塚やミサ・スターダスト玉川やきっくんスプラッシュなど、若干聞きなれた名前のキャラクターも出てくる(ただし名前のみ)。
- ご主人様お手柔らかに!
- 月刊「ドリームキャンディラス」とテレビNACKとの連動企画(すべて架空)。萌草みどり(プリーズ大津田)がお送りする。
- コーナーの最初には「下級生2~瞳の中の少女たち~」で大津田演じる堀出実果が歌う「鼓動」が流れるのが定番になっていた。
- 一部のコアなファンはいるものの、他のキャラに比べてあくが強いため、不評の声が多いようである(もっとも、それもネタだとは思うが)。そのために、コーナー放送後のふつおたの半数が、萌草みどりへのバッシングである事が多い。
- メグブログ
- 単純なコーナーだが、ADメグの声の可愛さと、トークの後の曲の選曲が相まって、特に20,30代の男性リスナーに人気が高い。
[編集] MOVIXタマデミー(木曜日)
さいたま新都心や三郷・川口など、全国に展開しているシネコン・MOVIXで公開される(された)作品を紹介するコーナー。
ゲストとして紹介される映画の配給会社の広報担当などが登場するが、不定期で玉川と親交のある映画コメンテーター・こはたあつこが登場したりもしている。
[編集] 鬼玉ストアー トップシェアー(木曜日)
コンビニエンスストアー「セーブオン」と共同で番組内で企画会議を行うというもの。番組側からリスナーへテーマが発表され、それに即したアイデアを募集。採用されれば実際にセーブオン店頭で使用される予定。
企画
- 「Nack ON SALE!鬼玉タイアップシリーズ」第一弾 (12月01日終了)
[編集] イントロ・リクエスト(木曜日)
「鬼玉」初のリクエストコーナー。ただし、かかる部分はイントロのみで、本編に入る直前で演奏を止められる。その為、歌いたくても歌えないジレンマが募るコーナーでもあるが、時には玉川が歌ったりしてしまうこともある。
最近では歌に導入する前の「セリフ」部分はオンエアされることとなっている。
放送終了後、NACK5公式HP上のデイリーコンテンツにてオンエア曲リストが見られる。
[編集] 鬼玉感謝祭
2ヶ月に一度、2週間ほどを使って行われる特別週間 (スペシャルウィーク)。パーソナリティがリスナーに電話をかける逆電企画が多い。この場合、逆電がつながるだけでオリジナルのノベルティ賞品等が獲得できる。例えば、2006年度2月の賞品は「さいのかがやき」(お米の品種)5kgだった。
このほか、鬼玉シールばら撒き抽選会、マル決のお題を複数設けるなど、内容は多岐に渡る。
[編集] マル決クラシック
マル決本発売記念によって開催された。マル決本に載っているマル決をもう一度行う。その日にパーソナリティが発表するので特にきまりはない。また、一度に2~3本出されるので、リスナーもスタッフも大変である。
[編集] 過去のコーナー
- ヤングパーク2220
- 司会は田上(バカボン)と神足(きっくん)。独特の口調でテーマに沿ったトークを繰り広げる。
- 2220の部分は、コーナーの放送時間によって変更されたりもした。
- クイズ・タマダス
- リスナーの一人に電話をかけ、5問中3問以上クイズに正解すると賞品。必ず1問は歌問題が含まれる。
- あたいとやろうよ
- 本業声優のプリーズ大津田が、バーチャルデートを敢行。
- 元々は「One for the Lead」の中で行われたバーチャルデートが基となっている。
- 何の順位なのさ~
- テーマに沿ってリスナー投稿のベスト3を発表。
- 鬼玉学習塾
- 「毎日決まった教科で楽しく勉強しよう」がモットーのコーナー。毎日出される「宿題」をリスナーがその教科のスタート直前までに送り、採点してもらう仕組み。
- 2005年7月をもって終了した。
- One for the Lead
- Leadがパーソナリティを勤めたコーナー。2006年3月を以って3年間の放送に幕を閉じた。なお、終了2週間前から、大量に余ったと思われる「青玉シール」を大量放出した。
- プリペロ
- プリーズがあるものを口の中にいれ、ペロペロしている様子からなめているものをリスナーが当てるというゲーム。最初は食べ物だったが、どんどんと変わり、最終的には輪ゴムなどもペロペロしていた。今は終了している。
[編集] タイムテーブル
時間はいずれも日本時間。各曜日とも、各コーナー間に「マル決」「ふつおた」等がある。
[編集] 月曜日
- 20:05 オープニング
- 20:30頃 マル決テーマ発表
- 20:45 鬼玉わくわくワーク
- 21:05頃 ハイブリッドNACK
- 21:25 鬼玉DATA BANK
- 21:40頃 RYTHEMのハモラジ(RYTHEM)
- 22:35頃 ゲストコーナー
- 23:05頃 マル決のマル決 決定
- 23:10頃 エンディング
- 23:12頃 チーズのコント(毎月最終月曜日)
- 23:13 終了
[編集] 火曜日
- 20:05 オープニング
- 20:10頃 マル決テーマ発表
- 20:45 鬼玉わくわくワーク
- 21:05頃 ハイブリッドNACK
- 21:25頃 4,000万人強の大ふつおた「送って読んで」
- 21:40頃 SPICE TRIP(767-not three seven-)
- 22:35頃 ゲストコーナー
- 23:05頃 マル決のマル決 決定
- 23:10頃 エンディング
- 23:13 終了
[編集] 水曜日
- 20:05 オープニング
- 20:30頃 マル決テーマ発表
- 20:45 鬼玉わくわくワーク
- 21:05頃 ハイブリッドNACK
- 21:25頃 鬼玉DATA BANK
- 21:40頃 ロック番付!!(扇愛奈)
- 22:30頃 プリーズ大津田とプリンセス・メグの「プリプリイリュージョン」
- 22:45頃 プリーズ越えアルティメット
- 23:00頃 大人のマル決
- 23:05頃 マル決のマル決 決定
- 23:10頃 エンディング
- 23:13 終了
[編集] 木曜日
- 20:05 オープニング
- 20:10頃 マル決テーマ発表
- 20:45 鬼玉わくわくワーク
- 21:05頃 ハイブリッドNACK
- 21:40頃 植村花菜のかなでるラジオ(植村花菜)
- 22:03頃 MOVIXタマデミー
- 22:15頃 鬼玉ストアー トップシェアー
- 22:30頃 イントロ・リクエスト
- 23:00頃 マル決のマル決 決定
- 23:10頃 エンディング
- 23:13 終了
[編集] マル決本
- 番組内で紹介されたネタを書籍化した本。メディアファクトリーより発行、2006年3月3日に初版発売。編集は鬼玉スタッフが手がけている。形は正方形で厚さは実に4cmにもなる。一般書店のほかにセブンイレブン(埼玉県内店舗のみでの発売だがネットでも入手可能)で購入することができる。
- 内容は過去にリスナーから送られてきた傑作マル決や、パーソナリティ2人の対談、鬼玉辞典など。購入特典として、マル決本特製の鬼玉シール(番組プレゼントのものとは別バージョン)が一枚ついてくる。
- 発売当初、埼玉県内のみならずほぼ全国の書店で売り切れ続出となり、重刷第3版が発行されるまで、予約をしていない人にとっては入手困難な状態となってしまった。また某TV局のブックランキングにもランクインした、と言う情報もある。
- FMラジオ発のネタ本としてはこれが初めてではないだろうかいう説があったが、かつて(1990年代)にJFN系の深夜放送「FMナイトストリート~パジャマプレス~」による、番組と出演者(哀川翔、赤坂泰彦、あいざわ元気、関口誠人)の共著で、投稿ハガキによって作られた「パジャマプレスの投書どんぶり」が先である。
- ちなみに、この本の発売をメディアファクトリー側に提案した同社社員は鬼玉リスナー。「これは本にしたらヒットする」と思い、提案したらしい。また、鬼玉本発売記念として同社社長が06年3月8日にゲスト出演した。その時のゲストマル決は「担当者のご褒美を決めよう」というものであった。そのときに決まったマル決のマル決は、三人のリスナーのネタを融合させて決定した。内容は『大津田裕美を交えて、島根県の郷土料理を食べながら、マル決本第2弾の企画会議を行う。さらに、会社に毎日やってくる牛乳屋さんに頼んで「ブルガリアヨーグルト」を1週間おごる』である。
- 先日、重刷第9版が発売された。
- 本の最後に「鬼玉辞典」がある。しかしそこには大津田裕美の説明は載っていない。その代わりとして大津田裕美がやっているキャラの説明が載っている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- The Nutty Radio Show 鬼玉(NACK5 公式ページ)
- 『The Nutty Radio Show 鬼玉』DAILY CONTENTS
- 鬼玉道場(ファンサイト)
- かかし公式ページ
- 玉川美沙オフィシャルページ
- ラジオ生活(鬼玉部)(ファンサイト?)