JRA2歳認定競走

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JRA2歳認定競走は地方競馬におけるサラブレッド系2歳馬の競走のことである。。

全馬初出走だけで構成される競走（認定初出走・認定新馬戦）と、認定馬（後述）でない馬のみ出走できる競走（認定未勝利）があり、勝利した競走馬はJRAの特別指定競走に出走でき、中央競馬へ転厩する際に認定馬房が使用できるなどの待遇が受けられる。認定競走は全出走馬がサラブレッド系でなければならなかったり、施行できる距離（競馬場毎に異なる）などに制限がある。

賞金はJRAから90%の補助が出ており、年々賞金が減少する地方競馬にとっては魅力の高額レースとなっているが、重賞を勝った馬が「未勝利」に出るといったねじれも起きている。2003年度からはJRA未勝利馬との交流戦1着馬、2004年度からは2歳の上級競走（JRA指定競走）の1着馬もJRA認定競走馬として扱われ、同様の待遇を受けることができる。

2006年現在、大井競馬場、福山競馬場ならびに高知競馬場では認定競走は行われていない。ただし、大井競馬場ではJRA指定競走ならびに3歳の中央競馬交流競走が行われているため、認定馬の資格を得ることはできる。数年前までは大井競馬はこの認定制度を認めておらず、他の競馬場で認定競走を勝利して認定馬の資格を得た後、大井競馬場に転厩した場合、特別指定競走に出走することはできなかった。

兵庫県競馬では認定未勝利のステップ競走としてキャリーアップ競走を実施している。通常のレースに比べて1着馬の賞金が高額になっているが、これは賞金順に出走馬が選定される認定未勝利において上級条件を勝った馬が出やすいようにとの意図からである。

[編集] 各地の名称

競馬場	初出走	賞金	未勝利	賞金
ホッカイドウ	フレッシュチャレンジ	200万円	ルーキーチャレンジ・アタックチャレンジ	150・110万円
岩手	フューチャー2歳	200万円	ホープフル2歳	150万円
南関東	JRA認定2歳	200万円
笠松	JRA認定新馬チャレンジ	200万円	JRA認定未勝利馬リバイバル	150万円
名古屋	フレッシュゴールド	200万円	セレクトゴールド	150万円
金沢	JRA認定2歳新馬戦	200万円	JRA認定未勝利	150万円
兵庫	ファーストトライ	200万円	セカンドトライ	150万円
佐賀	ルーキーステージ	180万円	アゲインステージ	150万円
荒尾	ストロングホース	180万円	ファイナルホース	150万円