Gコード
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Gコードとは、新聞やテレビ情報誌に掲載されるテレビ番組表に掲載される録画予約番号の事をいう。
Gコードの始まりは1988年で、アメリカのジェムスターTVガイド・インターナショナルがビデオの録画予約をする際の入力作業が簡略化できるよう、最大8桁の数字を入力するだけで予約が完了する「VCR Plus」というシステムを開発。地方紙・ロサンゼルス・タイムスでそれを掲載した後全米各地の新聞に掲載。ビデオ利用者からの絶大な反響を得た。
日本では1992年に朝日新聞(夕刊)で独占掲載を開始し、それに合わせて日本法人のジェムスター・ジャパン社から「ビデオ・プラス」という専用リモコンを発売。その後1992年夏に朝日新聞系スポーツ紙の日刊スポーツ(東京首都圏版のみ)でも掲載され、1993年以降全国各地の新聞やテレビ雑誌などに幅広く掲載されるようになった(但し一部の地方新聞(埼玉新聞、山口新聞など)では掲載されていないものもある。またスポーツ紙に関しては日刊スポーツ・東京首都圏版と、サンケイスポーツ(東京、大阪)、道新スポーツ、中日スポーツ、東京中日スポーツのみしか掲載されていない)。 この背景には、朝日新聞が単独でのGコードの普及に限界を感じ、ライバルの読売新聞に泣きついて歩調を合わさせた過去がある。
これに合わせてジェムスター社とのライセンス契約を結んだビデオデッキにGコード入力機能が搭載されるようになり、現在では多くのVTR、HDDレコーダー等がGコードに対応、その利便性から積極的に利用している人も多数存在する。ただ、最近はEPG(電子番組表)に対応した録画機器が増えてきていること、BSデジタル放送にGコードが非対応であること、一部のテレビやチューナーからはIrシステムによるVTRコントロール機能を用い、EPGを使用した連動録画予約ができること、などから、Gコードの需要は次第に減少しつつある。
[編集] 参考
- 録画に必要な4つのデータを8桁の数字に圧縮、暗号化している。
- 放送日 :
- 開始時刻:0時00分~23時59分(原則5分刻み)
- 録画時間:5~480分(原則5分刻み)
- チャンネル:1~99