DF-11 (ミサイル)
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DF-11(東風-11(Ding-Feng-11)、輸出名:M-11、NATO名:CSS-7)は、中華人民共和国が開発した短距離弾道ミサイル(SRBM)。中国人民解放軍第二砲兵部隊にて運用されている。
[編集] 概要
輸出用として70年代後半に開発された。40基ほどがパキスタンに輸出され、 Shaheen系ミサイルの基となった。初期型の射程は300kmほどしかなかったが、90年代に入り距離を500kmに伸ばし、GPS誘導装置が装備されたDF-11Aが開発されており、単価が安いせいが後者は大量配備された。福建省に台湾用と思われるDF-11が500基以上配備されている。
[編集] 仕様
- 射程 = 280-350km (DF-11);500km (DF-11A)
- エンジン = 一段式固体燃料ロケット
- 誘導システム = 慣性誘導 (DF-11); 慣性誘導 + GPS (DF-11A)
- CEP = 500~600m (DF-11); <200m (DF-11A)
- 全長 = 7.5m (DF-11);8.5m (DF-11A)
- 直径 = 0.8 m
- 重量 = 4,200 kg
- ペイロード = 500 kg
- 発射準備期間 = 15~30分
[編集] 外部リンク
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