高森明勅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

高森 明勅（たかもり あきのり、1957年 - ）は、歴史学者、神道史家。岡山県倉敷市出身。麗澤高等学校、國學院大學文学部を卒業、1989年同大学院博士課程修了。

拓殖大学日本文化研究所客員教授を務める一方、小林よしのりが責任編集する季刊誌『わしズム』に「神さまの住所録」を連載するなど評論家としても知られる。また、新しい歴史教科書をつくる会の理事でもある。2004年8月からは、日本文化チャンネル桜（SKY PerfecTV! 767ch）において「桜塾講座－天皇を考える12の視点」で講師、「報道ワイド日本」ではキャスターを務める。また、女系天皇容認論者である。この主張をめぐっては新しい歴史教科書をつくる会元・会長の八木秀次と対立関係にある。

2006年2月、靖国神社崇敬奉賛会青年部「あさなぎ」の顧問に就任した。

2006年9月6日放送のスーパーモーニングで皇室典範改正論議の論客ゲストとして出演したが加藤紘一自宅放火事件の「精神的黒幕」と勝手にされてしまったため、鳥越俊太郎・石坂啓から出演を拒絶されるという実害も生じている。^[要出典]

「日本文化総合研究所」代表。

[編集] 著書

• 『歴史と文化が日本をただす』(ISBN 4896390822)
• 『謎とき「日本」誕生』(ISBN 4480059741)
• 『天皇から読みとく日本―古代と現代をつなぐ』(ISBN 4594036201)
• 『はじめて読む「日本の神話」』(ISBN 4886561691)
• 『この国の生いたち―あなたは「天皇」の起源を知っていますか?』(ISBN 4569608914)
• 『歴史から見た日本文明―日本人の新しいセルフ・イメージを求めて』(ISBN 4886561314)
• 『天皇と民の大嘗祭』(ISBN 4886560547)