風に吹かれて豆腐屋ジョニー
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風に吹かれて豆腐屋ジョニー(かぜにふかれてとうふやじょにー)は、京都府南丹市に本社がある男前豆腐店株式会社より発売されている豆腐である。なお、以前は茨城県古河市に本社がある三和豆友食品株式会社から発売されていた。
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[編集] 特徴
北海道産の大豆、沖縄県の海水から作ったにがりを使用している。普通の価格帯の豆腐と比べると、一丁300円程の高めの値段設定ではあるが、その分大豆の旨みが生かされていると言われている。外見ではサーフボードのような縦長のパッケージが特徴で、印刷されているバーコードも波型のデザインとなっており、サーフィンをする人も描かれている。通常の豆腐としての用途の他、黒蜜などをかけてデザートとする事例もある。
[編集] 経緯
「ジョニー」とは現・男前豆腐店株式会社の代表取締役社長である伊藤信吾の愛称であり、以前に父親の経営する三和豆友食品で常務として勤務していた際にこの豆腐を開発し、今までにない豆腐を作る思いからこの商品名となった。
その後伊藤は2005年に男前豆腐店株式会社を設立し独立したが、両者は協力関係にあり、しばらくの間は関東地方向けは三和豆友食品、関西地方向けは男前豆腐店で製造された同名の製品が発売されていたが、2006年5月15日に三和豆友食品が豆腐製造大手で東京証券取引所マザーズ上場の篠崎屋と業務提携の基本合意に至ったことにより、三和豆友食品の経営陣の大幅な変更が行われ、そのために三和豆友食品と男前豆腐店の関係が解消し、男前豆腐店側がこの商標の継続使用をすることが困難になった。そのため、2006年9月初旬から男前豆腐店側は「京都ジョニー」の商標に変更したが、豆腐の中身になんら変化はなかった。
2006年9月22日に篠崎屋は三和豆友食品との業務提携基本合意を解消することを発表したが、三和豆友食品と男前豆腐店の関係が既に無くなっていたため、その後もしばらくの間、男前豆腐店側は「京都ジョニー」ブランドのままであった。その後三和豆友食品側は商品名を「波乗りジョニー」の商標に変更し、男前豆腐店側が11月より「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」の名称を復活した。
また男前豆腐店は関東地方向け商品の製造を目的として、2006年10月より山梨県北杜市に清里工場を稼動させたため、11月1日からは清里工場製の製品が関東地方の市場に出回ることになり、それ以降関東地方では「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」と「波乗りジョニー」の2つの商標の商品が出回っている。
なお、男前豆腐店の会社としての独立前は「男前豆腐店」とは三和豆友食品のブランドであったが、現在では三和豆友食品は「男前豆腐」の発売は継続しているものの、「男前豆腐店」の名称は使用していない。
[編集] 関連項目
- ジョニ男(男前豆腐店が製造販売している豆腐)
[編集] 外部リンク
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