静岡県立小山高等学校
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静岡県立小山高等学校(しずおかけんりつおやまこうとうがっこう)は、静岡県駿東郡小山町に位置する県立高等学校(沼津・駿東学区)。
御殿場市・小山町周辺では静岡県立御殿場南高等学校とともに進学校とされている
目次 |
学科
- 全日制普通科
- 定時制普通科
沿革
- 1979年(昭和54年) 県教育委員会が1985年(昭和60年)度沼津・駿東学区に高等学校新設を発表
- 1984年(昭和59年) 県議会にて校名を静岡県立小山高等学校とすることを議決
- 1985年(昭和60年) 静岡県立御殿場高等学校小山町立小山分校(定時制課程)を統合併設し、開校
- 2004年 (平成16年) 二十周年記念行事
校訓
- 自尊
教育目標
- いかなる時代にもたくましく生き抜ける人間の育成
校技
特徴
- 一・二年生の体育の授業にはダンスor柔道がある
- その体育の授業にはB'zのBAD COMMUNICATION(通称バッコミ)というエアロビクスを踊る。これが準備体操である。
- 二年で理系・文系に分かれ、三年で理系・文系・文理系に分かれる
交通
主な行事
- 入学式(4月上旬)本学体育館にて新入生とその保護者と教員のみで行われる
- 学年行事(4月下旬)一年生は集団宿泊訓練というものである。中央青年の家に一泊二日+小山高校周辺で一日計三日間にわたって行われる。初日は集団行動をひたすらし、連帯責任として一人失敗すると全員が走らされる。また、バッコミをひたすら踊るが、このときはまだよく振り付けが分かっていないので、みんなかなり苦戦する。二日目には、校歌の発表会がある。三日目は自宅から学校に登校し、学校の周りをごみ拾いや挨拶をしながら歩き回る。この三日間の生活はすべて各HR・班ごとに点数化されており監視の目が鋭い。二年生になると、各HRごとにバスを貸切、大学や専門学校などを見学する。これは進路を気にさせるいい企画である。三年生は、各HRごとにどこかに出かける。潮干狩りや水族館やバーベキュウーが主流である。
- 笙陵祭(6月上旬)文化祭二日+体育祭一日計三日間にわたって行われる。一日目の文化祭は学校関係者だけで行われて主にステージ発表と校内展示見学である。二日目の文化祭は一般公開されている。ステージ・展示だけでなく模擬店や招待試合の見学などができる。かなり田舎で交通手段が乏しい場所にある学校だが、この日の来客数は例年1,000人を越える。三日目の体育祭は色別に学年の枠を超えてひとつのチームになる。ほとんどぶつけ本番に種目をこなすので、その場だけ大変盛り上がる。体育教師は生徒から実況マイクを取り上げ白熱した実況をしてくれる。
- 野球応援(7月下旬~)応援団+吹奏楽部+ダンス部+一年生全員+二三年生希望者が野球部を応援する。この場ではなんと言っても応援団の金太郎応援が見ものである。数名の応援団員が(大抵一年生)金太郎とそっくりの格好をして応援する曲がある。この応援の翌朝の新聞にはよくそのもの珍しさのせいか写真が載せられている。
- 球技大会(9月下旬)ソフトボール・バレーボール・バスケットボール・テニス・卓球男女に分かれ、各HRごと試合をする。
- 文化行事(11月下旬)文化芸術を実際に鑑賞する。音楽・劇・落語が繰り返される。
- クロスカントリー大会(11月下旬)これほど自分と戦うことはないだろう。22.8㎞を走りぬくのである。コースは学校から金太郎で有名な金時山の中腹へ、そしてまた違うルートで学校に戻ってくる。学校に帰ってきたときのPTAから支給されるトン汁が疲れた体を癒してくれる。男女各30位以内が入賞。また完走し順位をもらえたものには職員賞というものがもらえるチャンスがある。職員が事前に思い入れのある番号(順位)を登録しておく。競技後、その順位に入った者には、その職員から商品がもらえる。
- 百人一首大会(三学期始業式後)毎年伝統的に行われている。体育館内に百人一首のCD音が流れ、各クラス8グループに分かれ、他のHRのグループと戦う。HRの総計が得点となる。後日個人選が行われるが、これは百人一首は上の句でとるのが当たり前というような人が集まる熾烈な戦いである。
- 卒業式(3月1日)全校生徒・教職員・保護者が参列する。式の後HRや各部活ごと集まることが多い。