青森県道26号青森五所川原線
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青森県道26号青森五所川原線(あおもりけんどうにじゅうろくごう あおもりごしょがわらせん)は青森県青森市から五所川原市に至る主要地方道。
愛称は津軽あすなろライン(つがる - )。
青森市油川の起点で国道280号から分岐し、津軽半島を横断し、五所川原市飯詰で国道339号に接続する。
1933年に津軽急行自動車が国有林道を拡張し、バス専用道路として造り上げた。その後、県道化された。
津軽半島を横断する山越え区間は眺望の美しい観光道路としての側面もあるが、急坂や急カーブが多く幹線道路として利用するには不向きな状態である。その為、中山山脈をはさむ区間は、冬季閉鎖となっている。
このため、トンネルを建設し青森市と五所川原市との間の最短経路として機能強化を目指す構想もあるが、津軽自動車道が開通したことから建設の見通しは全く立っていない。
津軽半島を横断する3本の主要地方道(他は2号、12号)の中では最も南に位置する。