阿波の狸まつり

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阿波の狸まつり会場（徳島市藍場浜公園）にて（2006年11月5日）

ふるさとカーニバル阿波の狸まつり（ふるさとカーニバルあわのたぬきまつり）は、毎年11月上旬に徳島県徳島市で催される祭りである。

[編集] 概要

ふるさとの良さを体感してもらうことを目的に、1978年（昭和53年）に第1回の「狸まつり」が開催され、現在は徳島の秋を彩る祭りとして定着した。2006年は、開催期間が3連休と重なったことや好天に恵まれたことから、3日間で27万人と徳島市の人口（26万人）に匹敵する人出を記録している。

名称の「狸まつり」であるが、古くから徳島にはタヌキの伝説が多く、タヌキが人を化かす昔話が多く語られている。そのため、徳島を活性化させるイベントの名称にタヌキを取り込むことは不自然なことではない。

現在は徳島市内の藍場浜公園をメイン会場に、徳島県郷土文化会館では徳島県内各市町村の特産品の販売が行われている。徳島県内に拠点を持つ各企業がイベントを行うほか、特設ステージではカラオケ大会や阿波踊り・人形浄瑠璃などの徳島の伝統芸能をはじめとする各種演芸が披露されている。また、タヌキの着ぐるみをまとったスタッフが会場をもりあげ、とくに子供たちに親しまれている。

「ふるさとカーニバル実行委員会」が主催するが、徳島県の支援事業ともなっている。