関東八屋形
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関東八屋形(かんとうはちやかた)は、室町時代、関東地方において屋形号を称する事が許された有力な大名をいう。
[編集] 概要
宇都宮氏・小田氏・小山氏・佐竹氏・千葉氏・長沼氏・那須氏・結城氏の八家を指す。いずれも旧来の名族であり、応永6年(1399年)、鎌倉公方・足利満兼により、それぞれの国の守護を出す家柄として定められた。これら八家は、いずれも、守護でなくとも、自家の領土内における強力な支配権を行使した。各家の出自は以下の通り。
- 宇都宮氏
- 小田氏
- 小山氏
- 佐竹氏
- 千葉氏
- 長沼氏
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- 小山氏の傍流で、小山政光の次男である宗政を祖とする。
- 那須氏
- 結城氏