関本健太郎

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関本健太郎（せきもとけんたろう、1978年 8月26日 - ）は、平成期（1990年代後半～）の阪神タイガースに所属する選手（内野手）。奈良県橿原市出身。右投げ右打ち。185cm、88kg。2003年は主に右の代打として起用される。2005年から八木裕が付けていた3を付け、2006年は今岡誠の故障による離脱後、しばらくは片岡篤史との三塁手争いだったが、片岡が結果を残せなかったためシーズン途中から正三塁手に定着。

[編集] 来歴・人物

長距離砲とまではいかないながらもしぶとい打撃をする打撃の才能が開花し、2004年にブレーク。かつて関本選手のフォームを田淵幸一チーフ打撃コーチが、自ら（タブチ）と近鉄・中村紀洋（ノリ）と濱中おさむ（ハマ）を組み合わせて「ブチノリハマ打法」と命名したことでも知られる。

大きな体に似合わずバントが上手く2004年は2,3,5,6,7,8番での先発出場を経験するが、主に2番として起用される。つなぎ役に徹して規定打席に足りないものの打率.316（規定打席に足りない分の打席を全て凡退と計算しても3割を超える）、出塁率.404と大活躍。赤星憲広との1・2番コンビは高い評価を得た。2005年 5月11日には第1子が誕生する、2005年は藤本と併用でセカンド、また時にはファースト・サードを守った。2006年は怪我や不振でレギュラー落ちした今岡誠に代わり、2番・三塁でレギュラーに定着。規定打席に14打席足りないものの再び3割をマーク、ホームランも自己最高の9本を放った。これからの活躍が期待される選手である。また2007年は怪我から復帰する今岡誠とポジション争いをする事が必至である。

[編集] 略歴

高校は天理高等学校を卒業。
1997年ドラフト2位で阪神に入団。入団当時の背番号は64。
2002年背番号を44に変更。プロ初本塁打を放つ。
2004年規定打席未満も、打率.316を記録。
2005年背番号を3に変更。

[編集] エピソード

前述した通り、2004年は規定打席に達しなかったものの規定打席に足りなかった分すべてアウトになったとしても3割を越えていたので3割を達成したといっても過言ではない。
甲子園に出場したとき、開会式で記念にと有名な高校球児と写真を撮ろうと、3人の選手に頼みこんで記念撮影をしたという。しかしそうまでして撮影したその3人のうち2人は後にチームメイトとなる前川勝彦と三東洋であった。
2002年から背番号を44に変更したことについてはかつて読売ジャイアンツ等に在籍した同姓の関本四十四投手（彼も晩年の背番号は44だった）の名前にちなんで名付けられたのではないかとファンの間で言われていたがその真意は定かではない。
2005年のバッターボックスに入る時のテーマソング「エブリバディ・セイ」は、ポルノグラフィティが提供した。タイトルの通り、阪神選手では唯一テーマソングで「関本」コールと合いの手が入る。
2005年のシーズンは何故か応援歌のコールは「関本」から「健太郎」に変わった（ちなみにCS局GAORAのタイガースに激！によれば、本人はどちらでも良いらしい）が、2006年からは「関本」に戻った。
2006年の契約更改で、交渉の中でフロント幹部にあくびをされたのを理由に1000万円増の年俸4000万円を悔し涙を見せ保留した。
同じくタイガースに所属する中村泰広は中学校の同級生。