間部詮勝
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間部 詮勝（まなべ あきかつ）は江戸時代末期の越前国鯖江藩主、老中。
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| 時代 | 江戸時代末期～明治時代 | |||
| 生誕 | 文化元年2月19日（1804年3月30日） | |||
| 死没 | 明治17年（1884年）11月28日 | |||
| 別名 | 詮良・慈郷・鉞 | |||
| 諡号 | 松堂 | |||
| 戒名 | 顕勝院殿本壽詮量日勝大居士 | |||
| 墓所 | 正中山法華経寺（千葉県市川市） | |||
| 藩 | 越前鯖江藩主 | |||
| 父母 | 父：間部詮熙 | |||
| 子 | 間部詮実、大河内信古、大河内正質 菅沼定長、杉浦正尹、間部詮道 |
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江戸の鯖江藩邸にて生まれる。1814年（文化11年）に鯖江藩主となり、寺社奉行、大坂城代などを経て1840年（天保11）に西丸老中となり、はじめ大御所家斉付、翌天保12年3月23日から将軍世子家祥付となるが、天保の改革を行っていた水野忠邦と対立し（奢侈好みだった家斉の側近だったため）、1843年に老中を辞任した。
その後1858年（安政5）に南紀派（紀州慶福（徳川家茂））の大老井伊直弼のもとで再び老中に復帰し、勝手御入用掛（財政担当）と外国御用取扱（外交担当）を兼務する。その後老中首座にのぼり朝廷対策、日米修好通商条約の調印など外交問題や、一橋派や尊皇攘夷派を弾圧する安政の大獄に奔走する。井伊の赤鬼に対して、間部の青鬼といわれた。
井伊と対立し1859年に免職される。詮勝が老中在任中に失政ありとして、1862年（文久2）に間部家は1万石の減封を蒙った。1884年に死去、享年82。
[編集] 年譜
※日付は旧暦
- 1814年（文化11年）：藩主後継者（7月）、家督相続（9月）
- 1826年（文政9年）：奏者番（6月17日）
- 1831年（天保2年）：寺社奉行兼務（5月28日）
- 1837年（天保8年）：大坂城代（7月20日）
- 1838年（天保9年）：京都所司代（4月11日）
- 1840年（天保11年）：西丸老中（1月23日）
- 1843年（天保14年）：老中辞職（閏9月21日）
- 1858年（安政5年）：老中（6月23日）
- 1859年（安政6年）：勝手掛免（7月20日）、老中首座（7月23日）、外国御用免（11月28日）、老中免職（12月24日）
- 1862年（文久2年）：1万石減封、4万石（11月20日）
[編集] 官位
※日付は旧暦
