金剛三昧院
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金剛三昧院 | |
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多宝塔(国宝) |
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所在地 | 和歌山県伊都郡高野町高野山425 |
山号 | |
宗派 | 高野山真言宗別格本山 |
本尊 | 愛染明王(国重文) |
創建年 | 建暦元年(1211年) |
開基 | 北条政子(発願) |
別称 | |
文化財 | 多宝塔(国宝) 経蔵・愛染明王像ほか(国重文) 世界遺産 |
金剛三昧院(こんごうさんまいいん)は和歌山県伊都郡高野町高野山にある仏教寺院。高野山真言宗・別格本山。
ユネスコ世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素。宿坊でもある。 本尊は愛染明王。西国愛染明王霊場第十七番霊場。
1211年、北条政子の発願により源頼朝菩提のために建てられた禅定院を、1223年に政子が禅定如実として入道したのを期に現在の寺号に改称し、源頼朝と源実朝の菩提を弔うための多宝塔(国宝)建立した。境内には勧学院が建てられ高野版の摺本を用いた南山教学の中心地として栄えた。
目次 |
[編集] 文化財
[編集] 建築
- 多宝塔― 国宝、1223年築.桧皮葺、高さ14.9m(石山寺についで日本で2番目に古い多宝塔)
- 経蔵― 国重要文化財、1223年築、校倉造
- 客殿― 国重要文化財、江戸時代建立
- 山門― 江戸時代後期(文政期)築、二層造
- 四所明神社本殿― 国重要文化財、1552年遷宮
[編集] 彫刻・絵画・工芸
- 十一面千手観音像― 国重要文化財、本堂安置
- 五智如来坐像― 国重要文化財、運慶作、多宝塔安置
- 愛染明王像― 国重要文化財、運慶作
- 帆不動像― 国重要文化財、智証大師作
- 大広間襖絵『梅花雉子図』 ― 国重要文化財、小栗宗丹筆
- 梵鐘― 国重要文化財
[編集] 所在地
- 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山425
[編集] 交通アクセス
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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