野辺山駅
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野辺山駅(のべやまえき)は、長野県南佐久郡南牧村にある東日本旅客鉄道(JR東日本)小海線の駅。
駅の標高は1345.67mで、JRの駅としては最高地点に位置する駅である。隣接する清里駅との間にJRの最高標高地点(1375m)がある。
ただし、トロリーバスといった普通鉄道以外の鉄道を含めると、最高地点にある駅は立山黒部貫光立山トンネルトロリーバスの室堂駅となる。また、索道(ロープウェイ)を含めると駒ケ岳ロープウェイの千畳敷駅となる。
国鉄時代から「国鉄一高い駅」と「国鉄一深い駅」の縁で総武快速線馬喰町駅と友好関係にある。
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[編集] 駅構造
単式1面、島式1面、計2面3線のホームを持つ地上駅。留置線を有する。
みどりの窓口設置駅。
[編集] 利用状況
2005年度の乗車人員は1日平均213人
[編集] 駅周辺
- 国立天文台野辺山宇宙電波観測所(清里駅から野辺山駅に向かう間に大きなアンテナが見え、小海線のワンマン列車の車内放送にも案内放送が入れられている。)
- 国道141号
[編集] 歴史
- 1935年(昭和10年)11月29日 - 国鉄により開業。
- 1983年(昭和58年)3月16日 - 新駅舎完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 室堂駅(日本で最も高いところにある駅)
- 吉岡海底駅(日本で一番低いところにある地下駅)
- 弥富駅(日本で一番低いところにある地上駅)
- 野辺山高原
- フォトデッキ駅(1986年の一時期、普通鉄道最高地点の駅となった)