谷村ひとし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() |
ウィキポータル |
日本の漫画作品 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
谷村ひとし(たにむら-、男性、1953年9月13日 - )は、漫画家。出身地は福岡県北九州市。特にパチンコの「オカルト打法」を中心とした題材で作品を発表している。
[編集] 経歴
1972年から影丸穣也のアシスタント。1979年に漫画家として独立。1980年に週刊少年ジャンプに「ショーアップハイスクール」を連載するもわずか11週で終了。その後いくつかの少年・青年コミックスに連載をする。1995年、週刊モーニングに「パチンコドンキホーテ」の連載を開始。
1990年代初頭に設置されていたCR花満開などの機種や、それらが規制されて90年代中盤からパチンコ店に設置され始めた「大工の源さん」や「ギンギラパラダイス」などといったCR機の爆発的な出玉は大きな人気になった。それとともに打ち手それぞれに「この出目は当たりやすい」とか「こういう台はハマりやすい」という「オカルト打法」を語られはじめた。これは液晶画面の導入など、大当たりに関連する予告演出が多彩になったことにも起因する(※実際には当たりの抽選は完全確率で行われているので理論上はあり得ない)。
谷村ひとしはそういった「オカルト打法」を扱ったパチンコ漫画を書き始めたが、彼が実際にその方法で打って勝っている(本人申告)ということが後押しして、連載するパチンコ漫画雑誌の中心的な作家になった。また、パチンコ攻略誌やパチスロ攻略誌が増えだしたのもこのころからである。
現在、日刊スポーツのギャンブル面なども含めて、月30本程度の連載を抱えている超売れっ子作家である。
地方のパチンコ店の情報収集は地元のタクシー運転手から入手することが多い。もちろん勝ったときの喜びのリポートや、谷村の友人とツアーを組んで、とあるホールの同じ人気機種に挑戦し、あえなく全員ボロ負けした惨劇も、漫画を通じてファンに話している。
パチンコ漫画雑誌の中心的な作家になった事により、実際にパチンコ店に行った際に、正体が知れると取材に支障をきたすという理由から、素顔は非公開となっている(稀にパチンコ雑誌での対談企画で登場することもあるが、その際は顔部分に自身の似顔絵を貼り付けた写真が掲載されている)。
自宅の地下室は研究も兼ねた「パチンコルーム(別名:パーラードンキホーテⅡ)」になっていて、歴代の人気機種が多数取り揃えられている。
2002年1月17日に放送されたテレビ東京の「TVチャンピオン」第五回最強パチプロ王決定戦で、挑戦者3人とラウンドMCの中村有志が、都内某所にある谷村の自宅に潜入し、そのパチンコルームで「目隠し台当てクイズ」を行った。そのとき谷村本人も出演したが、前述の理由で素顔が見えぬよう、数種類の表情の似顔絵でカバーし、さらにその場面にたどり着くまで、似顔絵にモザイクをかけるという凝った演出をしていた。
この他、本人はパチンコ以外にも多趣味な人物であり、特に映画関係を熱烈に愛好している。
[編集] 師匠
- 影丸穣也
[編集] 主な作品
- 「パチンコドンキホーテ」シリーズ
- 「完全勝利宣言 谷村ひとしと勝つ」シリーズ
- 「谷村ひとしのパチンコオカルト爆笑塾」シリーズ
- パチプロ探偵ナナ
- ハイエナ
カテゴリ: 漫画関連のスタブ項目 | パチンコ | 漫画家 | 1953年生