解約 (携帯電話)
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携帯電話・PHSにおける解約(かいやく)とは、携帯電話・PHSの回線契約を解除することである。
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[編集] 解約について
携帯電話・PHSを利用しなくなった場合や、別の電話会社と契約を結びたい場合は、現在の会社との契約を解除できる。回線契約を解除すると、端末は白ロムとなる。電話番号は一定期間保存された後、再び配布されるようになる。
なお、割引サービスに加入している場合、解約することによって解約金(違約金)が発生する場合がある。また、テレビや音楽プレーヤーなどの機能をもつ端末の場合、解約後は使えなくなる機種もある。
また、おサイフケータイ、DCMXなどのアプリ設定がしている場合は、契約者自身で削除が必要になる。
[編集] 番号ポータビリティーでの解約について
番号ポータビリティーを利用した場合は、移行元事業者が移行先事業者を通して送られたMNP予約番号を照合した後に、移行元事業者との契約は解除される。
[編集] 強制解約
利用費滞納を一定期間続けると、強制的に解約される。この場合、解約されたキャリアに支払期限の切れた金額を全額納めない限り、どのキャリアとも契約ができない。これは法律にのっとり、各キャリアで情報を共有しているからである。
[編集] 即解約
携帯電話を新規で契約したあと、すぐに解約するユーザーがいる。即解約の目的としては、
- 携帯電話本体に付加された機能目当て
- 短期間での機種変更
が挙げられる。
前者はデジカメ・テレビ・音楽プレーヤーといった、携帯電話に付属されている機能を使う目的で、高性能な携帯電話を安く購入してすぐに解約し、デジカメや音楽プレーヤー代わりとしてのみ使用することである。これには異論も多く、NTTドコモのP901iTVでは、ドコモとの回線契約を結ばなくともワンセグが視聴できるので、異論もある。
最近はこうした目的での即解約を防ぐため、回線契約が結ばれていないとこれらの機能が使えないようにしている機種も多い。例として、ソフトバンクモバイル(旧ボーダフォン)のSoftBank(Vodafone) 905SHやauのW41H・W43Hでは、UIM カード未挿入状態ではテレビは見られないようになっている。
後者は携帯電話を機種変更してからの経過期間が短いユーザーによって行われるケースが多い。機種変更の場合、端末価格は機種変更してからの期間が短い(10~12ヶ月未満)場合は高価になるため(特に6ヶ月以内であれば、原価に近くなる)、前回機種変更してからの期間が短いユーザーが最新機種に変更したい場合や、端末が水没等によって故障してしまった場合、端末を安く手に入れるために、即解約を行う場合がある。
[編集] 関連項目
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