視点・論点
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視点・論点(してん・ろんてん)は、1991年10月から放送されているNHK教育テレビのニュース解説番組。
この番組の原点は1980年代に放送されていた「テレビコラム」という番組で、各界の著名人・文化人が毎日日替わりで出演し、現代社会の諸問題、世界情勢などに鋭いメスを入れた解説で定評があった。そのテイストを生かして1991年4月から総合テレビで「NHKニュース解説」として半年間放送された後、10月からこのタイトルに変更し今日に至っている。
左派知識人の出演が多く、「偏向しているではないか。」と批判の声もある。NHK総合テレビではなくNHK教育テレビしかも民放各局の視聴率が高いプライムタイムで放送し、あくまでもNHKの見解ではなく発言者の意見とする(新聞では朝日新聞がこの手法を使うことでよく批判されている)のは、与党である自民党議員の批判の対策だと言われている。だが、実際は赤川学や村田晃嗣、志方俊之、森本敏など右派文化人も多数出演している。
現在は平日22:50~23:00に教育テレビで、また翌日早朝の4:20~4:30(2005年10月3日放送から従来の深夜=主として2時台を変更 2006年3月までは金曜分は月曜未明放送だった)に総合テレビで再放送している。海外でもNHKワールドを通じて放送されている。
- ※なお1991年度はラジオ深夜便の枠内でも放送されていたことがあった。
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