藤原長良
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
藤原 長良(ふじわら の ながら、ながよしとも、延暦21年(802年) - 斉衡3年7月3日(856年))は、平安時代初期の公家。父は藤原冬嗣。母は藤原真作の娘尚侍都子。子に藤原国経・遠経・基経(長良の弟・良房の養子となる)・清経・高子(清和天皇女御)・尚侍淑子などがいる。
仁明天皇が東宮(皇太子)であったころに近侍し、左兵衛督を経て、844年(承和11年)に参議に至る。従二位権大納言でなくなった。昇進は弟の藤原良房に遅れをとったが、高潔な性格で人々に慕われたという。陽成天皇の外祖父で、後に正一位左大臣、ついで太政大臣を追贈された。
カテゴリ: 日本の歴史関連のスタブ項目 | 人名関連のスタブ項目 | 802年生 | 856年没 | 藤原氏 | 平安時代の人物