藤原組

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藤原組（ふじわらぐみ）とは、藤原喜明を中心として、第二次UWFが崩壊した後に設立されたプロレス団体である。

選手会主体で再発足したUWFであったが、前田日明の半ば強引とも言える動きが原因で、崩壊してしまう。そのUWFの中でも、前田日明に距離を置いていた選手が中心に集まった。当初は「新生UWF・藤原組」と称し、のち「プロフェッショナルレスリング藤原組」と銘打っていた。藤原喜明を中心とし、メガネスーパーが後ろ盾となった。団体創設当初は、同じくメガネスーパーが後ろ盾となっているSWS所属選手との試合も組まれたが、試合としてかみ合わず、のち行われなくなる。

その後、より格闘技的な路線を志向する船木誠勝・鈴木みのるらと、藤原との溝は深まり、1993年1月に船木・鈴木・冨宅祐輔・高橋和生らが離脱（のちパンクラスを旗揚げ）。所属選手が藤原と石川雄規の二人になってしまう危機に見舞われる。しかし、パンクラス勢離脱後、藤原・石川と外国人勢で行われた後楽園ホール大会が評判となり、入団希望者が多く現れた。

この後は、従来のUWF色を薄めつつ、純プロレスに接近する路線へ転換。藤原も、石川らと組んで新日本プロレスへ参戦したりしている。苦しいながらも団体を存続させていたが、1995年に、当時のスポンサーが、一部の選手を除き大幅なリストラを提言。それに反発した石川雄規を始め、藤原以外の選手が離脱し、格闘探偵団バトラーツを旗揚げ。現在は藤原の個人事務所となっている。