荻原健司

2002年、ユネスコ・国際フェアプレー賞受賞

[編集] キング・オブ・スキー

双子の弟である荻原次晴と共に、日本のノルディック競技の中心選手として活躍。1992年・アルベールビル、1994年・リレハンメルの冬季オリンピック2大会連覇、更に世界選手権でも1993年（個人・団体の2冠）、1995年（団体）、1997年（個人）で金メダルを受賞。1998年・長野オリンピックでは日本選手団主将を務めた。通称・キングオブスキー

ワールドカップ（W杯）通算19勝。 1992－1993シーズンに日本人初の総合優勝を成し遂げる。以後、1993－1994、1994－1995とシーズン3連覇を達成。前半のジャンプで他の選手に大差をつけ、後半のクロスカントリーで逃げ切るというスタイルで黄金時代を築いた。

W杯制覇、世界選手権制覇、そしてオリンピック連覇によりそれまで日本でほとんど知られていなかったノルディック複合という競技を一般の人々に広く認知させた功績は大きい。キング・オブ・スキーの名に恥じることなくファンやマスコミの人々に対しても常に節度ある対応を心掛けていた。

まさにスキーのみならず、日本のウィンタースポーツ界を代表する選手であった。

2002年のソルトレークシティオリンピックを最後に競技の第一線を退き、2004年、第20回参院選に比例代表区（全国区）から自由民主党所属で立候補し当選を果たした。